良い物語『サーカスから来た執達吏』
2021年10月16日
昼寝研究所寝言レポート#2759
朝から病院へ。
いつも行っていた病院が土曜日の午前中に診察をやっているので、今までも何度か利用していたのです。
その後で床屋かなあ~
などと考えて病院の前にたどり着いたら、何故かシャッターが下りてます。
あれ?
入り口の横に「診察のある曜日」を一覧できる表があるのですが、確かに土曜日は午前中です。
念のために病院に電話。診察時間外だという留守電。
さあ、困ったぞ……
去年、この小さな病院に紹介された某大きな病院で大腸のポリープを切除した際に、一年後にも検査をしたほうが良い、と言われていたので、先日某大きな病院に電話したのです。
そしたら、もう一度小さな病院に紹介状を書いてもらってくれと言われました。
なので、本日紹介状をもらう予定でしたが……さあ、困った。
とりあえずもう一度某大きな病院に電話。
火曜日に一般の診察を受けてくれとのことでした。
じゃあ、そうしますと。
ついでに散髪しました。
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Mリーグ2021/10/14の第2試合見ています。
松ヶ瀬プロが同じ団体RMUの多井プロと対決です。
以前から松ヶ瀬さんは「多井さんとやりたい」と発言されていたので、それが叶った一戦。
松ヶ瀬さんの編み込んだ稲妻がたくさん走る髪型に、並々ならぬ意気込みを感じます。
やばい。松ヶ瀬プロのいろんな意気込みが色々とおもしろい。
体躯がデカくて、ふてぶてしさを感じさせる風貌。けど料理はうまいし、インタビューでは笑顔も見せるし、丁寧な応答。
なんかキャラ設定がいい感じなのです。
これは応援したくなるなあ~
しかし、他のメンバーが麻雀格闘倶楽部の佐々木プロとPiratesの石橋プロという強者ども。
これは楽しみすぎる……
はい、松ヶ瀬さんが個人で3連勝。すごい……
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病院に行く電車の中で夕木春央先生の『サーカスから来た執達吏』を読み始めました。執達吏はシッタツリと読みます。
そして、今日はもうほぼそれを読むだけの人。
先ほど読み終えました。
めちゃくちゃおもしろかったです!
主人公は華族の三女樺谷鞠子。家は関東大震災で没落してしまい、いまはあちこちに借金をしており、いよいよ首が回らなくなってきているところ。
大きな金額を借りた某商社の社長から送り込まれた借金取り立て人は、鞠子とさほど歳の変わらない少女だった……
大正時代の華族達を巻き込んだお宝騒動。
謎の借金取り立て人ユリ子と鞠子の冒険譚という趣が強いです。
裏で起こっている事件、宝物の消失という辺りの解決ロジックは完全に本格ミステリで、お見事。
しかし、抑えた描写でこの事件を通しての鞠子の成長が伝わってくる物語。
彼女が自分の殻を破ろうとするシーンにはちょっと胸が熱くなりました。
デビュー作の探偵役が元泥棒という設定もなかなかのものでしたが、今作のユリ子のキャラもまたかなり強烈。
つかみ所はないけれど、期待を裏切らない頼もしさ。
そして、全ての事件が終わったあとの、ラストの1行の幕引きの美しさ……
思わずワナワナと震えながら本を閉じました。
とても良い物語でした……
このシッタツリがシリーズになることを激しく希望します。
あと、この物語がたくさんの人に読まれてほしいです……
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というわけで昨日2021年10月15日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版も0冊。ちょっとアクセントを変えるとジェロ冊。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は405。ありがとうございました。
よし、おもしろい小説を読んだので、自分もおもしろい小説を書くぞ!
それでは本日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。
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