奇妙で優しく美しい『Y田A子に世界は難しい』
2021年2月13日
昼寝研究所寝言レポート#2515
朝、少し早く眼が覚めたので大澤めぐみ先生の『Y田A子に世界は難しい』を最後まで読みました。
これ、なんなんでしょう。
帯に『突き抜けるほどハイテンションで、ちょっぴりセンスオブワンダーな青春AI家族小説!』とあって、なんちゅうテンコ盛りな説明だと思っていましたが、読み終えた直後の感想は『それにしても突き抜けるほどハイテンションで、ちょっぴりセンスオブワンダーな青春AI家族小説だったなあ』です。
さて、かように説明に困る小説ですが、人に近い優れた思考力を持つ主人公瑛子(女子高生型ロボット)が自分、友達、部活など諸々について思考し続けるお話。
明確な目的を与えられずに生み出されたAIが現実に関わることで成長し『得られるものと失うもの』を選んで生きていく。
ちょっと変わった容れ物に入ったとても素敵な青春小説でした。
唐突に出てくる実在するマンガのタイトルや、よく知られたロボットの固有名詞。この一見荒唐無稽な世界がそれらとブレンドされることで主人公の存在する日常や直面する問題がより身近に感じられます。
フワフワした人との繋がり。そして自分のことを語ろうとしないどこか影のある美しい同級生。
主人公の瑛子が置かれた閉塞的状況。
非力である彼女達が乗り越えるにはどうすれば良いのか……
現実的かつ夢も希望もある着地になっているかと思います。
軽快に繰り広げられるストーリーと、個性的(過ぎる)登場人物達。ちょこっと深刻なトラブルと、それも勢いでどどーんと解決していく人間(&ロボット)賛歌的な作品。
(人の優しさがわかる)老若男女にオススメです。
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Mリーグ2/11の第一試合。
南四局の瀬戸熊さんの親。1-4筒待ちでリーチをかけて積もったときの力の入った動き。カッコよすぎる……
そして、最終局にツモのみを上がらずに「えっ?」と思っているうちに下りて流局してトップという選択。
解説も一瞬混乱してましたが、すぐにその理由を解説してくれました。手が入っているのが一人だけで、低い点数で上がっても次局に他家にチャンスを与えるだけになるから、ということで敢えて上がらず。
そうか~すごい。
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夕方にAmazonで購入したマットカッターと工作用ボール紙が届きました。
ボール紙は厚さ2mmです。
父の描いた絵を百均の額に入れて何枚か持っているので、これに額装用マットを作成。
はい、レビューで皆が書いていましたが、結構難しいです。真っ直ぐ切れないし、角がガタガタです……
もう少し色々やってみます。
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桜井のりお先生の『僕の心のヤバイやつ』4巻を読みました。というか1巻から読みましたよ。
うわー。山田さんがカワイイ。
もうね、なんというか、幸せになってくれと。
Kindleで集めていますが、特装版が欲しくなるほどでした。
とりあえずKindle版に特装版はありません……
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というわけで昨日2021年2月12日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版が0冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2088。ありがとうございました。
小説は今日はちょっと進んでません。
まあ、しょうがない……
明日ちょっと頑張ろう。
それでは本日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。