照らしてずっとこの道を
2021年8月18日
昼寝研究所寝言レポート#2700
『硝子の塔の殺人』を読むだけの日々です。
「ひとりごつ」という文章が気になります……が、とにかくおもしろい。
しかし、ミステリが途中までおもしろくて、最後の謎解きの段階で「ふーん」とショボくなっていくのはよくあるパターンなので、この広げた風呂敷がどんな風に畳まれるのかを楽しみにしています。
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『きれいな月はひとつだけ』がいつまでたってもAmazonの著作ページに出てこないので、今日KDPのお問い合わせにメールを出しました。
せめてシリーズ物だとわかるようになってから無料キャンペーンをやろうと思っていたのですが、まあ、ズルズルと三週間ほど経ってしまいました。
表示が更新されたらシリーズ全部で無料キャンペーン予定です。
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おお、相沢沙呼先生の傑作『medium』がKindle Unlimitedの対象に!
マジか~
なんかKindle Unlimitedってマンガの1巻のみが対象、あるいは大昔の名作が読める、というようなイメージでしたが、こんな新しい作品まで……
今後も広げていってほしいなあ。
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はい、『硝子の塔の殺人』にもタイトルが出てくるミステリの凄まじい傑作を何作かご紹介。
言わずと知れた島田荘司先生の『占星術殺人事件』です。日本のミステリが今でもトリックに重きを置いたものが多いというのは、この作品に負うところが大きいかと。もちろん、過去に多くの優れた作品はありましたが。
不可能犯罪の最も優れた例じゃないですかね。
あと、新本格以来、やたらと館ものが多いのは『斜め屋敷の犯罪』のせいかと。もちろん、黒死館という土壌があればこそ、ですが。
そして、島田荘司作品の中でわたしが一番好きなのは、過去に何度も言及していますが『奇想、天を動かす』です。妙なタイトルですが、読めば納得。もう最初からあり得ないことの連続。それが見事に収束していく美しさよ……
しかし、2021年8月18日現在Kindle版がないという……日本ミステリ界のためにも頼みますよ。
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というわけで昨日2021年8月17日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版が0冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は205。ありがとうございました。
新作短編は週末から再開予定です。
それでは本日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。
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