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自由を求めて彷徨う羽ばたき

昼寝研究所寝言レポート#2743
2021年9月30日

さて、今日は昨日に続いて昼休みにジュンク堂書店へ。

待望の長編第二弾夕木春央先生の『サーカスから来た執達吏』が本日発売です!
楽しみすぎる~

執達吏? これ、何て読むのと思って調べたら「しったつり」ですって!
本を探す端末に書名を入力。文芸 4の日本ミステリーの棚か。在庫4冊。もっと入れた方がいいと思います。

はい、デビュー作の『絞首商會』と並べてみました。これが2年前ですよ。
おもしろいのかどうか……ドキドキです。

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でも、有栖川有栖先生のツイートを信じよう。

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大澤めぐみ先生の新しいKindle本は自身が主催する本物川小説大賞アンソロジー。

Kindle Unlimited対象です。
収録作品と執筆者は以下の通りです。

『CQ』水瀬はるかな
『壱百日詣とプロポーズ』君足巳足
『清潔なしろい骨』大澤めぐみ

『CQ』は最初の掴みが見事。
『試験対策で彼女が魚になった。』
なんだなんだと思いつつ読んでしまいます。
完全に常識がずれた状況で、謎の愛の形。そして何故かすごく爽やかな印象を残す最後の一行。

続いての『壱百日詣とプロポーズ』は甘ったるいハズのお話に何故か百日詣が絡んでおもしろいです。でもやっぱり甘ったるいお話に落ち着く。

そして、その甘さを吹っ飛ばす大澤先生の『清潔なしろい骨』です。
ああ、この辛い展開ですら流れるように読ませるうまさ。静かに語られる悪夢。
それがピークを越えてからようやく訪れる平穏。救いとか、そういうものではない。
こんなお話なのに強い確信、光に満ちた感じで終わるという、すごい景色を見せてくれます。

というわけで、普段わたしが読まないような世界を味わうことができました。

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昨日話題にしていたCOMICリュウの謎の記念BOOKですが、本家のサイトに説明がありました。

COMICリュウは紙の雑誌がなくなり、いまはWebで展開しているようです。
頑張って応援しないと!
とりあえず創刊15周年の福袋を狙うか。

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というわけで昨日2021年9月29日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は877。ありがとうございました。
『本を読みながらバナナ(877)を食べる』とすると覚えやすいかと思います。

新作小説はこのあと数行書くぞ~

それでは本日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。

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