リモートワークにおけるオンボーディングとは
こんにちは、ヤマタクです。
2021年の幕開けもつかの間、来週にはもう2月を迎えます。みなさま、今年のスタートダッシュは上手くいっていますか?
企業のスタートダッシュと言えば、採用したばかりの人材の教育に悩んでいる方がいるかもしれません。
縁あって採用した人材ですから、自社の強みとなるような人材に育てていきたいものですね。
試行錯誤のオンボーディング
企業のデジタルマーケティング支援を中心に、採用人事面のサポートを提供する弊社オレコン。設立当初よりフルリモートワークを実行している会社です。
1人でできることには成長の限界がある、という代表の考え方からチームワークを重視した組織づくりに注力。
人材採用に関しては、同じタイプばかりだと欠点も似てくるため、多種多様な人材を世界中から集め、色々な角度から物事を見られる職場づくりをしています。
現在44名が在籍していますが居住地も様々。
北は北海道から南は沖縄まで、海外はカナダ、アメリカ、メキシコ、イタリアと、さまざまなバックグラウンドを持つスタッフが活躍中です。
インターネットが快適につながりさえすれば、どこにいるかは問題ではありません。国境や時差の壁を越えて支障なく業務をこなしています。
では、新しく入ったスタッフに、どうやって会社のカルチャーを理解してもらうのか。どうしたら自走できるようになってもらえるか。しかも、リモートで、と疑問に思う方もいるでしょう。
わが社もトライ&エラーを重ねながら、独自のオンボーディング(on-boarding)を確立してきました。
オンボーディングとは人事用語で、会社が新しく採用した人材を組織の一員として定着させ、戦力化させるまでのプロセスです。
日々改善している部分もあるのですが、すでに多くのスタートアップや中小企業に導入されています。
採算性の高い働き方を身につける
オレコンの商品・サービスは、セミナー、デジタルコンテンツ、オンラインプログラムなど多岐に渡ります。
それぞれのタイトルは異なりますが、どれもすべて「少ない労力で最大の成果をあげる」という共通のコンセプトに基づいて作られているのが最大の特徴です。
オン・ボーディングに関しても同様で、採算性の高い働き方を身につけていただくような設計になっています。
共感いただける経営者さまは、オレコン式オンボーディングを採用くださっています。
オンボーディングの初回でお伝えするのは、スマホやメールを遮断して仕事に集中する環境づくりについて。
おすすめしていることの1つは、業務時間内にブロックタイムを取り入れることです。
社内Googleカレンダーに自分のブロックタイムを入れ周囲に告知しておくことで、ほかの人に邪魔されない時間を作り、自分のタスクに集中できます。
他のスタッフも、ブロックタイム中のメンバーには緊急の場合を除き連絡しないようにします。
また、自分でチャットやメールをチェックする時間を決めておくのも有効です。午前中はタスクに集中し、午後に確認や返信を始めていくといった感じです。
けれども「お客様からの問い合わせがあったらどうするのか」と、即レスしない不安を感じる方もいます。
電話の場合は、スタッフ間で担当を持ち回りにするのが良いでしょう。
タスクに集中することで採算性の高い仕事でお客様の要望を満たせれば、数時間程度の無返信に不満を言う方はあまりいないのではないでしょうか。
例えばこんな話があります。
看護婦さんが患者さんに注射するために薬を用意している時。「あれして、これして」と周囲から頼みごとをすると、うっかり薬を間違えてしまうことがあるそうです。
とある病院では、注射する看護婦さんはオレンジ色のベストを着用することで周りにの人々に注意を促しています。
周囲のスタッフも、本人が注射し終えるまでは声をかけません。これで薬剤ミスなどを劇的に防げたそうです。
仕事の中でミスが多いなと感じたことはありませんか。タスクが一向に進まないことはありませんか。
それは集中力が切れているのが原因なのです。
最後に
オンボーディングにリモートワークだからこう、というのは正直ないと考えます。もちろん、ミーティングのためにZoomやチャットの操作を覚えるということはあります。
企業によって課題なども異なりますので、リモートワークにおけるオンボーディングに悩みや疑問がある方は、ぜひお気軽にお知らせください。TwitterのDM、またはFacebookメッセンジャーでどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました!