優しさと強さの仕組み化で、メンバー個々の力を最大化するー読むカジュアル面談 大石誠ー
(本記事は、2022年8月にインタビューした内容をもとに編集しています。)
こんにちは!「読むカジュアル面談」シリーズでは、カジュアル面談や一次面接に登場する担当者の人柄や日頃考えていることを面談前にご理解いただけるよう、一問一答形式で自己紹介させていただきます。
今回は、大石 誠さんにインタビューしました。
1. 大石 誠はこんな人です
今の仕事
マネーフォワードビジネスカンパニーのクラウドERP本部は、会計から人事労務まで、バックオフィス全体を連携する複数のプロダクトを担当しています。
その中で、私はマーケティング部の副部長を務め、リードから初回商談の機会をつくるインサイドセールスグループのマネジメントも行っています。具体的には、メンバーの育成や仕組みのブラッシュアップ、新たな施策の策定等が担当業務です。
職務経歴
大手住宅メーカーで個人営業や法人向けの住宅ローン営業、販売管理まで一通りの業務を経験した後、不動産の領域に縛られない金融領域での経験を積みたいと考え、大手信託銀行系列のファイナンスリース会社に転職。ハウスメーカー向けに住宅ローンの販売促進や融資付けを行い、中小事業者向けの融資業務も経験しました。
その後、2018年3月にマネーフォワードに入社しました。
2.私がマネーフォワードに決めた理由
転職のきっかけ
前職は大企業の系列会社で、意思決定にとても時間がかかりました。しかも2018年当時は印鑑の文化だったので、ひとつの意思決定のためにも各所を走り回るような状況でした。
前職に転職したばかりの頃は、お客様視点をもちPDCAを早く回せるのではと考えていましたが、その願いを叶えるのは難しい現実を知りました。
また、個人における不動産の世界は、売り手と買い手の情報の非対称性が大きいんです。ちゃんと情報収集している方は知識をもっていますが、そうでない方も多い。個人のお客様の課題に寄り添えるプロダクトやサービスに携わりたいという想いも強くなっていき、転職を考えるようになりました。
ズバリ、決め手を一言で!
マネーフォワードのことは以前から知っていました。お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』がリリースされた2012年頃から使っていたヘビーユーザーでもあります。不動産の個人営業をしていたので、お客様とアプリについて話して盛り上がったこともあり、いいプロダクトだなという印象をもっていました。
実は、1回目の転職の時にも、マネーフォワードに興味をもっていたんです。ただ、当時はBtoB事業の募集のみで、私の希望するBtoC事業の募集はありませんでした。
しかし、私がまた転職を考え始めたタイミングで、BtoC事業の募集をしていることを知りました。しかも、新規事業の立ち上げで、不動産知識やBtoCのマネー知識がある人材を探していて、自分の経験と非常に合っていたんです。
最終的な決め手は色々ありますが、事業を担当する本部長や一緒に働くメンバーの人の良さ、ビジネスモデルの良さを感じたことです。そして、自分が本当にやりたかったお客様目線の仕事ができそうだと思いました。
マネーフォワードの好きなところ
MVVC(ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー)を体現している人が多いところです。自分自身が目指したい姿と、マネフォのMVVCが重なる人が集まった会社だと思いますし、だからこそ、マネフォで生まれるプロダクトは、ミッションやビジョンとつながっていると感じます。
また、カルチャーである「リスペクト」や「ファン」「チームワーク」をベースにアウトプットを出し、事業や会社が成長を続けていることです。成長意欲の高い仲間と一緒にアウトプットを出し続けていくことは大変でもありますが、日々達成感があり、プロダクトが世の中に与える影響力も感じられます。
3.大切にしていること
仕事のやりがい
やりがいは大きく2つあります。
1つ目は私たちのプロダクトを導入したことで、お客様の業務が効率化したとお聞きしたとき。2つ目は、メンバーが成長することで、チーム全体のアウトプットも伸びているときが非常にうれしいですね。
働く上で大事にしていること
私自身も大事にしていて、メンバーにも大事にしてもらっているのは、自分の強みや個性を最大限発揮できるような状況で、アウトプットを出してもらうことを意識しています。そのためには、まず自分の強みや個性を知ることが大事ですよね。
例えば、仕組みを改善するのが得意なのか、電話とメールの件数を重ねるのが強みなのか、自分の強みを把握し、集中することでチームの成果も上がっていきます。
マネージャーとして心がけていること
マネジメントにおいては、優しさと強さの両方を持つことを大事にしています。
優しさという点では、心理的安全性を意識しています。ベースに心理的安全性があれば、意見を率直に伝えることができ、チームのベクトルを合わせられるからです。結果的に、目標に向けてスピーディーにPDCAをまわしていくことにもつながっていくんです。
この心理的安全性を、1to1ではなくチーム全体でもてる状態を意識していて、具体的には仕事中に質問しやすい環境であることを重視しています。
インサイドセールスは、お客様とコミュニケーションをする時間が長いので、質問をしやすい関係でないと、社内のコミュニケーションが生まれなくなってしまいがちです。
そのため、リモートでもバーチャルオフィスを活用したり、メンター制度でより聞きやすくなる関係性を作ったり、Slackでもなんでも聞けるチャンネルを作るなどの工夫をしています。
強さという点では、私たちはSaaSのプロダクトをもち、THE MODEL型の組織で仕事をしている以上、ロジカルに行動改善をしていくべきだと考えています。課題を定量的に数値化し、あるべき姿を認識した上で、行動改善を進めています。
どんな組織にしていきたい?
先ほどお話しした優しさと強さの部分をしっかりと仕組化することで、メンバー個々の力を最大化する組織でありたいと思っています。
具体的には、入社したメンバーにオンラインとオフラインと両方でしっかりとコミュニケーションを取り、相互理解できる場を設けること。そして、バーチャルオフィスは適切なコミュニケーションを取りやすい人数のチームに分割する取り組みを行っています。
4.これからみなさんとお話ししたいこと
カジュアル面談で教えていただきたいこと
経験してきたお仕事それぞれを選んだときの想いと、どんな想いで仕事をしてきたかをお聞きしたいです。
クラウドERP本部のインサイドセールスの魅力
魅力は3つあります。
1つ目は、マーケティングとフィールドセールスの間に立って、SDR(インバウンド対応からのインサイドセールス)を経験できることです。リストをもとにひたすら架電するような営業スタイルではありません。
2つ目は、心理的安全性のある組織であること。なぜ心理的安全性が重要かというと、インサイドセールスとして入社する方の中には、業界未経験だったり、SDRを経験したことがなかったりする方もいます。
すると、最初の半年〜1年くらいはキャッチアップする時期が必要です。そのときに、心理的安全性が高ければキャッチアップがスムーズにいきやすいんです。
3つ目は、取り扱うプロダクトが豊富なので、お客様の課題の優先順位を理解した上で、それに合わせた提案を行えること。インサイドセールスとしての経験をしっかりと積んでいける環境です。
どんな方と一緒に働きたいか
当事者意識や主体性があって、なにか行動するときに思いをもっている方と一緒に働きたいです。そんな方が成長していくことが多いと感じています。
そして、チームワークを重視し、心理的安全性が大事であると理解してもらえることも重要です。
5.面談の前に読んでいただけると嬉しいコラム
以下の記事から、クラウドERP本部や、MFBCのインサイドセールスについてより知っていただけると思います。ぜひ読んでみてください。
編集後記
いかがでしたでしょうか?クラウドERP本部は、「変化を恐れない企業のための進化し続けるERP」をコンセプトに、企業の成長にあわせて柔軟に伴走できるようなERPを目指しています。
その中で、インサイドセールスチームを率いる大石さんは、優しさと強さの両面から事業成長に向けて邁進しています。ぜひ面談の場で、今後の事業展望や仕事のやりがい・醍醐味など、何でも聞いてみてくださいね。
クラウドERP本部では、一緒に働く仲間を募集しています!