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「卒論のテーマは飲食業界について(笑)」有名私大から飲食の道へ、新卒3年目店長に話を聞いてみた。

おはようございます!
毎週日曜日の営業終わりに浜松町スタンド店長のりさんと2時間半電話するのが日課になっている子龍です!
いや、女子か!!
夜更かししすぎてお肌のコンディションが気になる今日この頃です。
いや、女子か!!

さて、本題に戻ります。
前回、TOMさんの記事執筆を担当させて頂き、

晴れてnote担当として次作を手掛けさせて頂くこととなりました!
そして今回は、2021年度新卒で芝浦ホルモン系列の焼肉店「大衆焼肉ホルモンだるま」通称だるまの店長を務める田村さんにお話を伺いました!

田村さんは青山学院大学のご出身で新卒社員としてMountain Bullにジョイン。2021年1月に1年目にだるまの店長となり現在も同店舗で活躍されています。

青山学院大学といえば、日本でも指折りの有名大学で、進路データを見ても多数の学生が大企業や上場企業に就職しています。

そんなバックグラウンドを持つ田村さんが飲食業界に足を踏み入れたのは、少し珍しいというかある種のブルーオーシャンに挑むような感覚が一般的にはあるのではないでしょうか。

今回は田村さんが当時どんな思いで飲食業界を選んだのか、また田村さんが見つめる自分自身の未来とは。そんなお話をご紹介していきます!

悩める就活生

ー今日はよろしくお願いします!お時間を頂きありがとうございます!
確か田村さんは青学(青山学院大学)のご出身でしたよね?当時はどんな学生だったのでしょうか?

「こちらこそよろしく!
専攻としては経営学部経営学科に通っていたよ。
ボランティアサークルに所属していて、東南アジア諸国を中心に住居支援を行う活動をしていた。密度の濃い時間だったなぁ。」

ー海外で活動されてたのは今とGAPあるアクティブな学生時代ですね。
青学は有名私大ですし、田村さんはもう少し進路の選べる幅はあったといいますか、飲食業界はあまり一般的ではないような印象があります。
どんな考えで就活をしていましたか?

「就活を始める時には通っている大学の知名度や先輩の就職先もあって、
自分も当たり前の様にスーツを着るような仕事に就くだろうと思っていたかな。
一般的なサラリーマンというやつだね。
なので僕も金融、証券、保険、銀行などの業界をメインに就職活動を進めていた。
けれど就活で思うように結果が出せず悩んでいたんだ。

内定が決まらず気持ちが晴れやかにならないまま
当時アルバイトとして働いていた居酒屋で勤務していて、
最初は友達の紹介でなんとなく働いていた飲食店だったんだけど、
気落ちしている中、バイト先に出勤すればいつでも美味しい料理、活気のある店内、そしてたくさんのお客様の笑い声があった。
そんな光景を見ていると、飲食店にはどんな時でも人を笑顔にする力があると感じた。
そして僕もお客様に対して価値を与えられるような仕事がしたいと漠然とした憧れを抱くようになったんだ。

けれど飲食業界は四大卒の学生の進路としては一般的とは言い難いよね?
僕自身も今後の人生、安定、世間体、両親がどう思うかななど色々な葛藤があった。
一人では答えが出しきれず両親にも相談した。
すると「自分のやりたいことを全力でやりなさい」と、あと一歩踏み出す勇気が出ない背中を押してくれたんだ。

それからは就活の軸を大きく変えて、
飲食業界に限定して就活を行うようになった!」 

ー田村さんは飲食への熱が人一倍強い印象があったので、色々と悩んでいらしたのは意外でした。
そんな中でMountainBullに入社した経緯は?また入社当初はどんな感じで仕事をしていたのでしょうか?

「飲食に絞って就職活動を行い、いくつかの飲食企業から内定をいただいていていたんだけど、そんな折にMountain Bullと出会った。
Mountain Bullの特色としてまだまだ成長途上の会社で、成熟してある程度諸々の基盤が固まっている企業と比較して、どんどん大きくなっていく過程を間近で見ることができる環境にワクワクして入社を決めた。

入社して現場に入るようになってから、知識も技術もないから、とにかく頭を使いながら仕事をしていたのを今でも覚えている。ひたすら食らいついていく毎日だったなぁ。
そんな自分を上司や幹部社員が見ていてくれて、褒めていただいたときはすごく嬉しかったな」

飲食店を楽しく。店長奮闘。

ー田村さんは1年未満で店長に昇進した訳ですが、現在どのようなことを大切にして仕事をしていますか?また当時のキャリアプランみたいなものはどう考えてましたか?

「チャンスがあるならすぐにでも店長をやりたいという気持ちは入社当時から強かった!
店長になってからは常に先の事を考えて、
色々な部分にアンテナを張ることは今まで以上に意識するようになったね。
休みの日に色んなお店の焼肉を食べに行ったりしたな。

最近ではアルバイトの子のマネジメントに関して、
失敗しても頭ごなしにきつく注意することはないけど、指摘をちゃんとするようにしている。
そこで大切にしているのは何故ダメなのか、何故こういう風にしてほしいのか必ず理由の部分を解説して落とし込むこと。

自分自身で意識しているのは肉や料理の切り方とか盛り付け方かな。お客様から見て焼肉店の楽しみは2度あると思っていて、1回目は見て楽しむこと、2回目は食べて楽しむこと。

けれど僕は普段からあまり喋るタイプじゃなくて、職場の雰囲気が明るくなるように気をつけているけど、今後はより一層親しみやすい店長になっていくことが課題だし目標!」

Re悩める就活生。

「同期のあいつ」の背中を追っかけて。


ー話は少し戻ってしまうのですが、改めて今の現状について。僕も田村さんとおなじく四大卒なのでお話の中で共感できる点があります。
その上で自分の選んだ道についてどう振り返っていますか?

「同級生と進路が変わることに関して何も思わなかったと言えば嘘になる。
考えるあまり卒論を「飲食業界の職業的地位について」というテーマにしちゃったほど(笑)

けれどやりたいことを譲りたくないし、
自分で選んだ道は自分で正解にする覚悟を持って仕事に臨みたい。
Mountain Bullは良い会社だと思うし、入社したことに後悔はない。
みんな仲が良いし、明るくて気さくな社風は大好き!

人間関係でいうと新卒同期入社の井出という男がいて、
今は新宿でだるまとは別の焼肉業態の店長をやっているんだけど、
井出とはプライベートでも仲が良いし尊敬している!
井出は真面目でひたむきに頑張る性格だし、
どんなに大変な状況でも常に楽しむ気持ちで仕事をしている。

仕事って楽しいことばっかりというわけにはいかなくてときには落ち込むこともあるけれど、あいつが頑張っているから自分ももう一踏ん張り頑張ろう!って思わせてくれる存在だね。」

ーありがとうございます!普段は軽口を叩き合っている印象があるお二人ですが、根っこにはちゃんとリスペクトの気持ちがあるんですね!最後に今後の抱負を聞かせてください!

「だるまのメニューが色々ブラッシュアップされているタイミングだからまずはクオリティを維持してしっかり売上を作ることが直近の目標。
ゆくゆくは商品開発や新店舗立ち上げにも携わってみたい!

そしていつかは自分のお店をオープンして、
お客様スタッフ問わず関わる人が笑顔になれる場所を作りたい!

そのためには仕事を頑張って色々なことを一生懸命勉強しないとね!(笑)」

Straight Line

同じ焼肉業態で働いている社員である僕は、
田村さんと会う機会が社内でもかなり多い。
どちらかというと物静かな田村さんがここまで自分の言葉で思いを話してくれることはあまりなかった。

Straight Line
余計なことは喋らず
己の背中で語る一本筋の通った漢の姿だ。


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