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サンライズ瀬戸で東京へ

2024年5月、ある集まりが東京であったのでサンライズ瀬戸で行きました。
2度目の乗車です。

サンライズを利用する人に少しでもお役に立てると良いなと思い、この時の予約の仕方とか、感じたことを書き残します。

予約は1か月前の午前11時から可能です。
1か月前がお休みの日だったら自宅で余裕をもって準備できるのですが、そうならないときも多いと思います。
私の場合も仕事の日でしたので、当日までにスマホで予約の練習をして、すこし早めにe5489サイトへのログインを済ましておいて、午前11時になったら一気に予約しました。
やはり事前に練習をしておくと落ち着いてスマホの操作ができますね。

予想外にあっさり予約できました。
たぶん、ゴールデンウィークとか夏休みとか週末がらみでない平日だったからかもしれません。巷ではプラチナチケットとか言われているようですが、夏休みとかでない平日利用なら比較的予約はできるようです。

シングルWとか、シングルデラックスなどの数が少ない部屋はこうはいかないかもしれませんのでご注意ください。

しかし、絶対B寝台シングルを取りたかったので焦りがあり、喫煙ルームを予約してしまいました。
色々調べたらネットでは変更できないとのことで、緑の券売機プラスの置いてある駅に出向いて、インターホン越しにオペレーターと話をしながら変更しました。
オペレータさんの対応は良く、最近の券売機はマイク&スピーカーでのハンズフリーでの対応も可能で、受話器を置いて機械操作や一旦出てきた切符を機械のカメラ部分に置いたりする操作が簡単にできました。
スムースに手続きはできましたが、それなりに時間がかかるので、後ろに人が並ぶとかなりプレッシャーを感じました。
また、ハンズフリー状態で話すので会話が全部周りの人に聞こえてしまうのは(この時は個人情報とかのやり取りはなかったけれど)ちょっと困りものです。

さて禁煙室に変更できたものの、空いている部屋あって予約ができるならどこでも良いと思ったことはちょっと失敗でした。
サンライズ瀬戸(サンライズ出雲車輛だと連結後に乗り込むことになるため慌ただしそう)車両で海側2階を指定はしましたが、部屋の場所は指定しなかったので、先頭車両の一番前つまり運転席のすぐ後ろの部屋となっていました。
これは自転車を持って行く輪行には少し不向きな部屋でした。このあたりは続編で書きたいと思います。

結論、事前調査をしっかりしておき、繁忙期でなければ東京行きは割合簡単に予約できそうです。

さて最後にサンライズ瀬戸は高松もしくは米子から来る車両が岡山で連結して東京に行きます。
岡山から約730km約8時間30分の長旅です。
米子や高松からやってくることを考えると約1,000km12時間かかります。
経路で事故、天候不良、故障など起こる可能性があります。
私が行った日も直前に山陽本線で事故があったため、高松から来るサンライズ瀬戸の岡山駅入線が約70分遅れました。
その間、駅のホームでずーっと待ってました。
在来線も止まってましたから、それに乗る方も大変そうでした。
寝台列車内で飲む予定のビールやつまみをホームでかなり消費してしまいました。
緊急事態が起こる可能性がありますので、それを想定した少しだけ多めの飲み物とかチョコレートみたいなものを持っていたほうが良いかもしれません。

夜明け頃、富士山が見える場所にいそうで天気が良ければ見えるのではと思ってましたが、夜明け頃はまだ浜名湖横を通過でした。(最初の写真)
天気もくもりで富士山を見ることはできませんでした。

なお、この時は東京駅に約90分遅れになりそうでしたので、急いでいる人には小田原駅から新幹線に乗れり替えられる手配がとれると案内されました。
そういえば数日前には大阪付近の信号設備の故障で運転が取りやめになったとか。
何かのトラブルが発生しても楽しめる心の準備があった方が良いかもしれません。
そんな気持ちになれない事情の時もあるでしょうけど。
それでも毎日、定刻で運行されているのは、凄いことだと改めて思いました。

機会があれば是非サンライズ瀬戸での寝台列車を体験してみてください。
快適な寝台列車の旅、早朝に東京(またはその逆で早朝に岡山、高松、そして山陰へ)につくと1日を有効に使える工程が組めるはずです。

続編ではサンライズ瀬戸に自転車を持ち込んだ輪行での感想を書きます。

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