Notionというアプリケーションの紹介
1.Notion(ノーション)とは?
Notionは、「ノートアプリ」の1つです。ノートアプリでは、文字を入力したり、画像を埋め込んだりといったことができます。
ノートアプリの用途として、ミーティングの議事録、大学の講義ノート、資料を作るときの構想メモなどがあります。
Notion以外のノートアプリには、Evernote、GoodNotes 5、Onenoteなどがあります。WordやGoogle Documentのような文書作成ソフトをちょっとしたメモに使用している人もいるのではないでしょうか。
2.なぜNotionを使うのか?
理由その1 データベース管理に優れている
Notionでは、Excelのセルのように、表形式でページを管理することができます。簡単な表計算も可能なため、家計簿として利用している人も。
また、ページの中にページを作成する、という入れ子構造が可能であるため、階層的にデータを管理したいという人におすすめです。
さらに、条件を指定してページの並び替えをしたり、単語を入力してページを検索したりすることができます。
このような機能があるので、使う人の発想次第で、使い方が無限大に広がる点が特徴的です。
理由その2 カスタマイズ性がある
ノートアプリは、基本的にシンプルなものが多いので、自分好みにカスタマイズすることが難しいです。一方、Notionは、シンプルかつカスタマイズ性に優れています。
ページのアイコンやヘッダー画像を自由に変更できたり、拡張機能を使っておしゃれに設定したりすることができます。
見た目の綺麗さは、他のノートアプリには無かった点だと思います。
理由その3 埋め込めるコンテンツの種類が豊富
Notionでは、画像やURLはもちろん、YouTubeの動画をプレビュー形式で埋め込むことができます(ブラウザを起動しなくても、Notionの中で再生できる)
それだけでなく、Google Map、Google Drive、Tweet、Spotify、プログラムのコードを埋め込むことも。
埋め込み機能についての公式マニュアルはこちら。(英語版)
Notionを使う主な理由は、以上の3つです。
3.Notionの使用用途
私がNotionをどのように使っているか簡単に説明します。
使用用途1 読書記録
読んだ本の記録をデータベースとして管理しています。本を読むだけでは、その内容を忘れてしまうことが多いので、読みながら記録を取るようにしています。
Notionを使い始める前は、スマホの読書記録用アプリで管理していたのですが、文字入力が面倒でした。(Bluetoothキーボードをスマホに接続して入力していました)
Notionに切り替えることで、PCで文字入力ができるようになり、記録を取りやすくなりました。カバー画像をアイコンにすることで、見やすさも向上しました。
使用用途2 講義ノート
オンライン授業が多く、資料がPDFで配布されたり、オンデマンドの動画が配信される機会が増えました。今までは紙ベースで授業を受けていたのですが、資料を印刷するのがとても大変なので、PCで管理するようにしました。
それまでは、EvernoteやOnenoteを使用していましたが、15回の講義をまとめて管理する上でやや難点があったので、Notionに切り替えました。
ちなみに、NotionはGoogle DocumentsやEvernoteからデータをインポートすることができるので、他アプリを使っている人でも乗り換えがしやすいです。
使用用途3 プログラミングの勉強
少しだけPythonというプログラミング言語を勉強する機会がありました。プログラミングの勉強を紙ベースで行うのは至難の業です。
Notionは、プログラミング言語を選択し、Codeを書くことができます。言語を選択して正しく入力できていれば、型ごとに色分けされるので、簡易版テキストエディタとして使用することができます。
4.Notionを使うには
操作方法はここで紹介しきれないので、使い方をわかりやすくまとめているリンクを紹介します。
Notion公式マニュアル日本語版