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かげろゐ通信-特大号・夏-


はじめに

日暮:「たいへん ご無沙汰になっちゃいましたね」
陽炎:「言ったとおりになっただろ」
日暮:「ええ いちおう『特大号』なんですけど  7月まったくないじゃないですか!」
陽炎:「うん  べつに本を読んでなかったわけではないぞ」
日暮:「そんな悪魔の証明みたいな言い訳はいいんですよ〜!」

陽炎:「……では いこうか」



2024.6.14

『浮雲心霊奇譚 月下の黒龍』
著/神永 学    集英社

日暮:「こちらは「浮雲シリーズ」ですね」
陽炎:「現在は第二シリーズで土方歳三と浮雲が京に向かって旅に出ている」
日暮:「第一シリーズは「◯◯の理(全六巻)」っていうサブタイトルがついてるんですよね」
陽炎:「しかし 今回もすごい大物が旅の仲間になったもんだ」
日暮:「ネタバレ厳禁ですよ〜」
陽炎:「……わるかった」

Instagram shobou_kageroi(2024.6.14投稿)より


2024.6.28

『校閲記者も迷う日本語表現』
毎日新聞校閲センター    毎日新聞出版

日暮:「う〜ん」
陽炎:「めずらしい おまえが頭を悩ませているなど……」
日暮:「いやぁ 日本語ってつくづく難しいなぁ〜って思ってるんですよ」
陽炎:「なにをいまさら」
日暮:「いや 文字で書かれているのはなんとなくですけど そういう意味なんだろうな〜とか 思えるんです ──ただ 音にすると 同音異義すぎて 頭がこんがらがるんですよ」
陽炎:「文字でも似たようなものだぞ ──まあ 時代を経て 意味が変わっているのが ザラだな」

日暮:「そうですね〜 特に“初老”の意味なんか変わってますね」
陽炎:「今は六十代のことと認識をされているが その昔は四十代のことだったからな」

Instagram shobou_kageroi(2024.6.28投稿)より


2024.8.4

『マンション・ペット、貯金・遺品、葬儀・お墓
私が死んだらどーなるの?  おひとりさまの後始末』
漫画/なとみ みわ  小学館

日暮:「む〜」
陽炎:「どうした? 深刻な顔をして」
日暮:「や〜 多様性がさけばれる昨今 人の生き方って千差万別に本格的になってきてるじゃないですか」
陽炎:「そうだな 生涯独身を貫いたり 親がこの世から旅立ってしまったりな」
日暮:「そうなんですよ それに若いからって 長生きしてるとは限らないし」
燈籠:「とんでもないこと いうねぇ ひぐらしちゃん」
リク:「ですが 人生には『まさか』ということもありますからね」

Instagram shobou_kageroi(2024.8.4投稿)より


おわりに

日暮:「……なんだか いつもの『合併号』とかわりない感じになりましたね」
陽炎:「その点に関しては さすがに反省している」
日暮:「どのみち 今年は『合併号』続きが確定してしまいましたからね」
陽炎:「そうだな いろいろあって……」
日暮:「まあ この暑さですからね〜」

陽炎:「夏バテには気をつけてくれ」



7月ご紹介なくて たいへん申し訳ありません
この場を借りて お詫び申し上げます

次回の『かげろゐ通信』も『合併号』ではありますが
2ヶ月or3ヶ月スパンになるかは未定です ご容赦ください【緋崎】

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