
『ピーターソン、“管豪“と渡り合う』

1970年代パブロレーベルに立て続けに吹き込まれた5枚、
オスカーピーターソンvs5人のトランペッターのデュオ作。
その5人とは、
ディジーガレスピー ロイエルドリッジ クラークテリー ジョンファディスそして本作のハリーエディソン。
和気あいあいな演奏有り、丁々発止な演奏も、そして曲によってはまさに剣豪の果し合いみたいな場面も。
この中で僕が1番好きなのは“スウィーツ”エディソンとの1枚😀。
実は先日の某S誌の試聴企画にこのレコードも持っていったのだが・・・・・
大型スピーカーにパワーぶち込んで聴いて改めて分かった。
この名手二人の懐の広さや“タメの深さ”。
特にピーターソン左手によるベースライン❗
相撲のスリ足が如く、重心を落として四分音符のひとつひとつが目一杯長い、のだ。
ピーターソンはその華麗なバカテクぶりで評価されるのが普通だけどその真骨頂、実はこうした地味な左手に有ったりする。
こういう『空気が動く』様な感覚は決して小型スピーカーやヘッドホンからは味わえない😅、と再認識しました。
物量、時として正義なり。
転載元:https://slapper.exblog.jp/33050246/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いいなと思ったら応援しよう!
