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『エリントンの大作主義』
デューク・エリントン。
いまさら説明も要らない位の“巨人”である。
♪A列車で行こう ♪サテン・ドール ♪ソリチュード等々
単品で大スタンダードナンバーになった曲も数多く有るのだが、ここではもっと総合的な作品について考えてみたい。
彼にとっては○○組曲、というような作品も数多く有って
『私の楽器はオーケストラ』と常々言っていた通りこうした【大作】の数々もその芸術表現としては重要であったのだと思う。
ここでは『ブラック、ブラウン&ベージュ』。
おそらく肌の色を云っているのだろうが、政治的メッセージでは無く純粋に美学/文学的な修辞だと僕は考える。
エリントンのバックグラウンドにはクラシック音楽が大きく存在したのはよく知られる所、彼の頭の中にはもはやジャズとかクラシックとかの境界も無かったのだろう。
ジャズとして聴くならひたすらswingしまくるベイシーとかを聴いている方が快感だが、腰を据えて“鑑賞”した時このエリントンの音楽はとても興味深いしだからこそその懐の深さはミンガスやコルトレーンをも飲み込んでしまう程なのである。
ウイントン(マーサリス)の“新・伝統主義的”な姿勢はこうした所に由来しているはず・・・・・・。
ところで、
ミーハーなので真似してみました。
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