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なぜマスメディアはSNSをメディアと認めないのか

とあるテレビ番組で、TVや新聞など報道メディアは「公平」で、SNSは「規制なし」というフリップを流して話題になっている。

そもそも「公平」と「規制なし」が対義でもないのだが、一体全体どんなチェック体制で放送してしまったのかという方に興味を持ってしまう。
それくらい、旧態事業であるテレビメディアが落ちぶれたと考える人の方が多いだろう。

そもそもSNSはテレビを目指していない。しかしテレビはSNSを恐れている。

公平にかけるのであれば、不公平とくるのが小学校教育で学んできたことだ。
「規制なし」表記は圧倒されて生み出された魂の叫びなのかもしれない。

では、SNSは不公平なのだろうか?わたしたちは、SNSから自由に情報を抜き取ることができる。「選択」を与えてくれた新しいメディアと捉えた方が良いだろう。
しかしながらそのSNSにも不確かなことが多い。つまるところこれは「公正」に情報量があるわけではない。真偽不確かなことが多く、特定の訓練がないと「事実を見極める」ことが難しいのは情報すべてに起こるわけだ。

これまでマスメディアはある程度、多くの情報、経験、追跡によって公正に揃えていたのは事実だろう。誤りもあったし、選択権もあった。

SNSは人間が処理できるレベルを超えた情報があふれている。嘘がピックアップされ広まることもあれば、大事なことが埋もれてしまうことも多くある。
私はSNSというのは、人間がなんとか工夫して時間軸に抵抗し、もがきながらより多くの知識や生活行動を広げるために生まれたと感じている。

情報の拠り所はすでにテレビや新聞ではない。総じてメディアなのであれば理解し直さねばならないだろう。

それに対抗して「情報をコントロール」し「我々がメディアなので信用してください」というのは馬鹿らしい話なのだ。

わたしについて
マーケティングという全方位で事業、サービス、生活のプランニングやモノ、コトに関わるブランドづくりを1から100まで行っています。テクノロジー好き。
デザインやマーケティング、テクノロジーが見えなくなったものが生活者にとっての幸せであり、従事してきた人の成功というモットーのため、●●をやりました、こうやって売り上げ伸ばしましたという承認欲求を持ち合わせてませんので悪しからず。

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佐藤みつひろ
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