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Apple Intelligenceを略してAIとする

AppleがWWDC2024で発表したのが、Apple Intelligence。
AIという言葉、特に生成AIといった言い方は一切せずにAI導入を発表する形となった。サービス名としてApple Intelligenceというのかと思ってたが、恐ろしいことにイニシャルがAIなのである。ここでもAppleはマウントをとってくるのか。

ユニークでかつらしさある発表では、プライバシーの確保だ。
生成AIでは多くのデータが必要で、より賢くカスタマイズされた私の右腕ともなれば、さらに個人のデータを食い続ける必要がある。Appleはやりとりするデータを保存しない(つかわない)という方式を貫いた。自分で必要になったものだけをAIに食わせますということだ。

もう一つChatGPTの連携も発表された。基本入口はSiriを通して必要に応じてChatGPTを使うってことだけど、特別ログインなども不要。Wikipedia引用感覚でChatGPTに作業させて戻すってことなのかな。(ChatGPTアカウントを持ってたら有料のプラグインとかもそのまま使えるって書いてあった)

ローカルで計算させるのでM1かA17Pro(事実上iPhoneは15Pro以上になる)ということで利用は絞られそう。

イーロンマスクが発表直前にChatGPTにデータを渡すなら利用禁止にするとか騒いでたけどどうなんだろね。

いままで保存した検索でしかなかったSiriがようやく、「やってみた」結果をみせてくれそう。手書きを認識してみたり計算してみたり、あなたの文字に合わせてコピペしてみたり。絵を予想してみたり、写真をまとめてみたり。メールやスケジュールから予想してみたり。

AppleによってAIは「やってみた」が許される時期に来たのかも。

※Appleの注釈が追記され、ChatGPTを利用する場合は都度ユーザーに確認がでるとのことです。これによって必要なデータを送るかどうかの判断にしろということなのかしら。

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佐藤みつひろ
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