偽物になる中高生の心理にある見たい風景
調べごとしていたら出てきた記事
http://rocketnews24.com/2016/02/22/712804/
Youtuberとして人気の「はじめしゃちょう」すでに300万人のフォロワーをもちいわゆるセレブアカウントになっている。その偽物にたいして取材をしたこの記事は非常に面白い読み物になっている。
この偽物を名乗る人もも高校生だった。
彼は「有名な方の景色をみたかった」という。
同じ人になり、同じ人をフォローし同じようなコメントを眺め、おなじく「いいね」してみて感じる世界を見てみたかった。
最近増えている「アフィリエイトなどの所得を増やすため」にやってる嘘やコピーとは違う、「あの人と同じ世界を見たい」という世界。
中高生の承認欲求はネット上を「顔の見えない世界」と理解しながらも自分がタレントになれる世界とも感じているのではないだろうか。
だからこそ嘘をついてでも達成感があると感じるんだろう。
だれもが有名人になりたいのだろうか。
昨日逮捕となった監禁事件。その容疑者の友達を名乗る人が大量に現れた。これも「注目を浴びる」ためだろう。
嘘を世界中にみられ、記録される世界で使う子どもたち。
何が起こるかを感覚的に知っていてもなおも続ける子どもたち。
フォロワー数、RT数、いいね数が教室で1番になりたい子どもたち。
私たちは何を伝えればいいのだろう。
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