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SIGMA BFにみんなメロメロ!アルミ削り出しの極致が示す日本のモノづくりの未来とは

SIGMAがCI(ロゴ)刷新とパッケージデザインの再定義を発表し、その集大成として「SIGMA BF」を世に送り出した。SNSでは「かっこいい」「アルミ削り出しが凄すぎる」と爆発的な話題に。

このアルミという素材、軽さと強度を兼ね備えながらも持つ「冷たさ」が絶妙なんです。熱に弱いコンピュータの冷却部分に採用される理由がここに。

民衆レベルでアルミ削り出しが広まったのは、AppleがMacBookに「ユニボディ」を導入した瞬間から。一枚のアルミから削り出す技術で、薄くて強靭なデザインを実現。その後iPhone 4など様々な製品に展開され、現在ではチタニウム素材へと進化しながらも、金属とガラスを愛するAppleの美学は健在。熱伝導で自然に冷やす機能美は、プラスチックを遥かに凌駕する時代の到来です。

1970年代、コンピューター制御のCNCマシンの誕生でアルミ削り出しの可能性が拡大。時計や車の部品製造の世界でひっそりと革命が進行していたが、2008年のAppleによる採用は衝撃的だった。2018年には再生アルミニウムへの転換を図り、iPhone量産のために何千台ものCNCマシンが稼働する光景は想像するだけで圧巻。

そして今日、SIGMA BFが登場。一眼カメラから「余計なもの」を徹底的に削ぎ落とした哲学。ファインダーも不要なボタンも接続部分も排除し、純粋な「削り出しの塊」としてのフォルムに世界中が注目している。

実はこの削り出し技術、日本が誇る伝統的な強みなのです。日本のものづくりの変遷とともに、少々高価でも機能性と美しさを両立させた「妥協なきプロダクト」がもっと評価される時代が来ることを、心から願わずにはいられません。

#SIGMABF #アルミ削り出し #日本のものづくり #テクノロジー革命

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佐藤みつひろ
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