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仮面ライダーアギト感想

バリーです。日記149日目です。
YouTubeで定期配信されていた「仮面ライダーアギト」を最終回まで見たので感想を書きます。

「アギト」は「人間が急速な進化を遂げた力」として描かれていました。進化というよりは「変態」と言った方が正しく、急に「アギト」になった人々は戸惑います。
それに対してG3は人類の順当な進化の象徴であり、それが最後アンノウンに奮闘していたのが良かったですね。
ただG3を生み出したのは天才的な研究者であり、やはり進化に天才の存在は不可欠なのかもしれません。天才が道具を作り、正しい意志を持った者がそれを使うことで、正しい方向に進めるということなのだと思います。(劇場版のG4は逆ですね。)

急に「アギト」と化したことに対するショックへの立ち向かい方はアナザーアギトを通して描かれており、これもいいなと思います。”アナザー”というネーミングが秀逸ですね。

最終回は北條透の「きっと、来ると思ってましたよ」も滅茶苦茶良かったですね。北條透は「アギト」を恐れてはいましたが、身近な人間のことは信じていたかったのかなと思います。

今後「アギト」と化す人間が増えても、人間同士で支え合い信じ合うことで乗り越えられる未来を示していて、「アギトは人間の可能性そのもの」というのはその通りだと思います。

アギトは物語が進むごとに概念が壮大になっていって非常に面白かったです。平成ライダーは半分くらい見ましたが、一位二位を争うほどでした。
鎧武が好きな人は見ると良いかもしれません。

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