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来院のタイミング

みなさんこんにちは

アドバンス:藤沢徒手医学研究所の藤沢です。

だんだん朝晩が涼しくなってきましたね。

生活するにはいいのですがこういう季節になるとグッと増えるのが、急性腰痛(いわゆるギックリ腰)や寝違えです。

なんか変だな?って思ったら早めにお越しください。そのままほっておくと
あっ!って急に激痛!そして身体歪み歩くのも困難なんて事になります。

急性腰痛の場合時間経過で良くなることも多々ありますが、転んで腰痛とかのケースは圧迫骨折などもありますので、病院行くのは…って思われたらお電話で構わないのでご相談ください。1番良い解決法を一緒に考えましょう。


我々のところにくる方の多くは
症状が出てもうどうにもならなくなってから来院されます。

例えば腰が曲がってしまって何年もたったご老人も、症状によっては改善していくこともありますが時間が経ってしまって骨が変形してしまい、これ以上の進行を防ぐのが精一杯って方も来られます。

骨の変形は残念ながらもとに戻すことができません。

昔の様にピンと伸びた背中を想像されて来られた方はとても悲しそうな顔をさせてしまいとても辛いです。
そうならないためにも来院されるタイミングが重要になって来ます。


症状が出て悪くなり、ご自身でこのままでは治らないと判断されてからの場合、さきほどお話しした骨の変形が戻らない話しを思い出していただきたいです。

人のからだは、一口に治るといってもどの程度治るかはその人の回復力とからだの状態によります。

回復力が弱ければ100%は回復できなそうだな、というのはなんとなく予想がつくと思います。

ですが、同じ腰痛でもぎっくり腰のように今日の朝突然痛みが出たものと、数年我慢している腰痛とでは、身体の痛み方がまったく異なります。

数年痛みを放置した腰痛は、骨の変形の時のように、炎症を起こした筋肉が変化してしまってもとの健康な状態にまで完全に回復できない場合があります。

放っておくと身体の状態の悪化はどんどん進みますから、自分で治らないと判断した時点での来院では遅いケースがあるって事です。


では、なぜ痛みが出た時点で来院しないのでしょうか?

人の考え方と行動の時間管理をわかりやすくした重要と緊急の時間管理のマトリックスという図を下に書きました。これに照らし合わせて説明させて頂きます。

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多くの方は困ってどうにもならなくなって来ます。
これはご自身にとって第1象限の緊急かつ重要になったからです。

ですが、例えば別のもっと緊急事態や重要な事が起きるとそちらの方を優先してしまいます。そしていつのまにか先延ばしになったり、どんどんこの緊急で重要な事が増えてにっちもさっちも行かなくなります。

ですのでこの図にある第2象限の緊急ではないが重要な時に行動するのが重要となります。
その症状が出た場合、何に困るでしようか?
痛くてたまらないもそうですが、仕事の効率が悪くなるとか、周りの人に迷惑をかけるとか、先の大会に出れなくなるとか、大好きな趣味が出来なくなるとか…そうなってしまうと緊急になります。
だから「ん?変だな?」って時に対処すれば少なくても1番酷い事にはならなくなります。


でも良く聞くのが時間がないって言葉です。
この図の右下にある緊急でも重要でもない事に時間を使ってませんか?

僕の場合、YouTubeやネットフリックスをついつい見てたりします(笑)
無駄な時間も本人がリラックスするにはとても重要なのですが、それは第1領域が無くなり、第2象限をこなして残った時間でやりましょう。

第3象限は一定量現れます。突然の来客とか、頼まれ事とか…
これはこれで大変ですが。

一度ご自身の生活パターンを上の図に当てはめてみてください。
そして定期的な施術を第2象限に必ず入れて置いてくださいね。
よろしくお願いします。

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