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宝石のはなし

キラキラしたものは好きですか?ブリリアントカットが施されたダイア、ステキですよね。
さまざまな色と種類のある宝石、色や価値がどんな風にきまっているかあまりしられていないのではないでしょうか。

自分にとって好きな色や形があるのならその好きな気持ちを大事にしてもらいたいので、うずらは宝石のおはなしをします。

宝石の色とは
そもそも宝石をふくめ、物体の色は物体が光の波長をどれぐらい反射するか(波長をどれだけ吸収するか)によって見える色が決まります。
波長を反射する性質が高い場合には白色に近づき、波長を吸収する性質が働く場合には吸収された以外の波長の色が見えます。
言い換えると、以下のような状態です。
・全て反射する時は光の三原色であるRGBが重なった状態と同一なので白色に見える。
・一部吸収し一部反射する時、もしRBに見える波長を吸収しGに見える波長を反射する物体だった場合には緑色(G)に見える。
また、この反射するしないは物体の持つ原子や分子になった時の結合の形や種類によって決まります。
宝石の場合、多くは構成原素以外の不純物がどれぐらい含まれるかが色を左右し、基本的に金属イオンによって着色されていくことになります。
つまり、宝石の色はその宝石の構造により色が決まるだけでありそこに優劣はありません。

宝石の価値
しかし、宝石は通常、色と透明度で種類毎に宝石の基準が決まります。また、宝石の構成元素そのままに近ければ近いほど市場価値が上がります。
言い換えると、
・色は白色
・透明度が高く透過性のある
クリアな石が基本の純粋な宝石として設定されることになり価値も高くなる傾向にあるということです。
具体的な例では、ダイアモンド・クオーツ・スピネル・トパーズ・フルオライトなどが基準に沿った宝石として評価が高く高値での取引が行われています。

色のある宝石
白以外の宝石にも価値がないわけではありません。場合によっては信じられないほどの高値で出回る事もあります。しかし、色が付いているということは基準となる構成原素以外に不純物が加わっているため、市場価値が低くなる傾向にあります。時には宝石としての名前も変わってしまうこともあり、例えばコランダムの場合、コランダムを基に赤くなったものをルビー、青くなったものや赤以外になったものをサファイアと呼びます。構成原素が同一な親戚のような宝石であっても区別されることがあります。

どれもキラキラ
どの宝石もそれぞれがその宝石として存在しています。物理的な硬度やサイズの違いや、加工のしやすさ、扱いやすさなどから商品として見たときには優劣や区別をつけざるを得ない部分はありますが、宝石自体には良いも悪いもありません。全て石です。
なので、好きだと思ったものが、自分にとって価値ある宝石です。もしキラキラして見えたのなら、それを信じてほしいです。


蛇足
川や海で見かけた石は、あまり持ち帰らない方がいいです。スピリチュアルな方面でよく言われる運気が下がるとか憑いてくるとか以前に、場所によって違法な場合があるので…

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