見出し画像

[雑記] type2はいいぞ

「ダッシュ四駆郎」で第1次ブームを迎えたミニ四駆。確か1988年だったと思うが、そんな時にセンセーショナルに登場した初のオンロードタイプのミニ四駆「アバンテJr」とニューシャーシのtype2。あの時の衝撃は今なお思い出す。
泣けなしの小遣いで買った丸穴ベアリングとハイパーミニモーターを搭載し、遊歩道を爆走させて排水溝の奥へホライゾンしたのはよき思い出だw

あれから30年、2018年に奇跡の復刻(30周年記念モデル)を遂げ、今もなお愛される名機である(ボディはバンキッシュの方が好きw)。
type2は設計こそ古いものの、現代でも立派に通用するシャーシでもある。

type系を始めとする旧シャーシと現行シャーシでは基本的なコンセプトが全く違う。
現行シャーシは立体コースに合わせてシャーシ剛性で走破するのに対し、旧シャーシは”ボディと一体で剛性を確保”するコンセプトである為、シャーシ自体の剛性はあまり無い。また、現在のような速度域が想定されていないこともあり、バンパー等も柔らかい(割れやすい)。
触ると分かるがそれ故に全体的にフニャフニャである。
つまり、チューンするには現行の方法とは異なる「type2なりのチューン」の方法が必要だ。

写真を見て欲しい。
これが一つの方向性である。
まるでリアル”超速GP”だw
足回りは夢パーツ”ワンウェイホイール”😂

昔GPUに存在したハイマウントローラーは改めて理にかなっていたと思う。
先に書いたように、type2もボディとシャーシが一体となって初めて立体に必要な剛性が確保される。それだけの剛性をシャーシに求めるには、補強につぐ補強が必要で、結果軽量なtype2シャーシの良さをスポイルする。
つまり、リアバンパー等はボディ側から拡張するのが現実的である。
幸いtype2はtypeシリーズの中でも駆動系は良く、個体にも依るかも知れないがSTDのままでも意外と静かである。
あくまで私の感想になるが、シャーシが捻れる事を想定されているせいか、620ベアリングより脱脂した丸穴ベアリングの方が適度なクリアランスを維持するのか、調子が良かったと感じている。

バンパー補強の状況。
付いているのは、バンパーカットして出たFM-Aの廃材である。取付は写真のネジ穴2カ所で留めただけだが、チューン系ならコレで充分耐えられる。
実際には、ポン付けではスラスト抜けやローラーの高さ等に問題があるため、ステー側ネジ止め穴付近を座ぐり、バンパー角に合うようゲタを作ってステー側にネジ止めている。シャーシ側は無加工だ。

こちらはリアステー基台である。
MSフレキの壊れたユニットのギヤ部分を平らに加工してウイングとボディで挟んだだけである。本体は接着もしていないが、遊ばないように端材をウイング角に合わせて填めてある。
ココからステーをバンパー等として取付けて解決している。やはりチューン系なら写真のような簡素で足りる。
ココがミソなんだけどね😉

完成形は私らしいノーギミック・ノーマスダンだw

[動画]

動画はチームメンバーの「アニマル大好きハロ」さんがアップしてくれたもの。この時は開けポン新品おろしのレブチューン(慣らしたチューン系だと速すぎてコースアウトしちゃったので)である。その他中空ペラシャと丸穴ベアリング程度で駆動は素組み、シャーシは無加工。
いい走りだ(*´ω`*)

このように、固めるだけが芸ではなく、シャーシにはシャーシに合わせたチューンがあり、そのシャーシの特性を考えてやれば比較的簡単な方法でも立体を走破出来る。
ダッシュ系積むならもう少しガッチリさせる必要はあるけどね🤔

type2はいいぞ(。 ・`ω・´) キラン☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?