[雑記]SFMはいいぞ
Super-FM、FMシャーシの第2弾として登場した歴史あるシャーシである。
このシャーシが発売された時、既にS1もリリースされており、発表前はかなり性能に期待されていたようだが、蓋を開けたらtype5シャーシを逆転しただけのような妙な位置付けで、空気投げをくらったユーザーも多かったようだ(私は当時ミニ四駆から離れてたので触ったのは復帰後である)。
正直に言うと、FMよりかなり手間の掛かる子ではあるのだが、愛好家も多く、2019年の公式で優勝してるシャーシでもある(あそこまで作り込まれたシャーシを同一視して良いのか悩むが😂)。
SFMについて尋ねると、
〇鳴り止まないギヤ
〇ひ弱いバンパー
〇2mmペラシャ
〇高い車高
など「良いところ無いんかい😂」って位、皆色々挙げてくれるんだが、これが使ってみると面白いw
コアなファンが多いのも納得だ。
なので私流に、使えるよう着眼点等を上げてみたい。
なお、既にtwitterでUpした内容だ。
先に言っておくが、これは他シャーシからの自己の経験と、公開されているものから分析した結果である事も付け加えておく。
SFMは先の話のとおり、type5の特色を色濃く残した発表順からは不思議なシャーシだ。type系と比べ全体的な剛性こそ若干上がってはいるものの、以前の記事でも書いたがやはり「シャーシコンセプトが現行シャーシと違う」ので、その点を踏まえてチューンが必要だ。
SFMの一番の問題は、カウンターギヤがASSYではめ込みであること。
ZEROシャーシで初採用された方式で、軽量超速ギヤが使えるようになり、メンテナンス性も向上したはずだったが、純正でも正規位置で写真の通り、シャーシから微妙にズレてしまうというオチが付くことになったw
コレがギヤ鳴りの一番の原因であり、外側からのサポートと、上からの押さえ(写真は加工カバーを接着しネジ止め)で幾分かは解決する。これでギヤ位置を定める。
なお、私の場合はバンパーサポート、ギヤカバーサポート、シャーシ補強を兼ねて左右軸受付近に直プレを貼って対応させた。
カウンターギヤ位置出しは、モーターから取れる絶縁ワッシャーを根元にはさんで調整している。
前記を含め、コレでギヤ自体の加工はすることなく、この辺のギヤ鳴りは個体差はあるかもしれないが、ほとんど無くなる。
ピンは超速付属のもので問題は無い。
カウンターには620を脱脂して使用している。
SFMもペラシャが独特の押さえなので、各端以外はペラシャが立体の着地等のストレスで歪んだ場合も想定し、抉るか削除している。これで出来るだけの抵抗を減らすのが目的。ここまでやると、スイッチ入れた時の駆動音は極めて静かになるし、着地時等のロスも減る。
ギヤ位置合わせに、スパーとオレンジ間にスペーサーを作成した。
SFMの悩みは、リアバンパー付けた際のリアAパーツの着脱になる。シャーシの爪を削り、FRPで押さえを作り接着。バンパーと共締めする事で解決した。
また、ペラシャ押さえに、ペラシャ近くギリギリにネジを貫通し、押さえとした。
前ギヤカバー側も貫通でペラシャ押さえをしている。
フロントバンパーはtypeシリーズ譲りの脆さもある為、根元付近を残しバッサリ落としている。
根元を平にし、マルチと直プレでサンドイッチ後に接着とした。リアブレーキステーを使っても良いだろう。
[動画] ←こうして組み上げたTop写真のマシンの走行動画。 タイヤは前後ノーマルのペラを採用している。
勿論、ノーマスダン・プラボディ提灯だw
いい感じ(*´ω`*)
本気で大会優勝狙うなら、もっとチューンは必要だ。しかし、チューンやライトでハイパーのマシンを追っかけ回す位で遊ぶなら、これでも充分に用は足りる程度は満たしてる。
最近はガンブラスターや炭シャーシの販売があってSFMも身近になった。
SFMは、FM-Aには無い「何か」を味わせてくれるだろう。
SFMはいいぞ(`・ω・´)キリッ
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