コンサルは休みが取れない?休みの日は何をしているの?そのリアルを徹底解説!
休日出勤は当たり前、休みの日も資格の勉強、そんなイメージのあるコンサルタントですが本当にそうなのでしょうか。
本記事では休みが取れないの?という疑問から、休みの日は何をしているの?という疑問までコンサルタントのリアルについてご紹介していきたいと思います。コンサルへの転職に興味はあるけど、忙しそうだし…なんてお考えの方はぜひ本記事をチェックしてみてください。
<コンサルって休みがない?いえいえそんなことはありません>
コンサルタントと言えばとにかく忙しく、休日出勤は当たり前と思われがち。
中途採用でコンサルを目指したいけどあまりに忙しいのは…としり込みしてしまう人もいるかもしれませんがまずはご安心ください。確かに休日出勤を強いられることも多い職場なのですが、さすがに休みが全く取れないなんてことはありません。
猛烈に忙しい一部の期間を除き、休みは普通に取れます。
<それでも休日出勤が必要な場合もある!>
普通に休みが取れるとは言うものの、休日出勤が必要となるケースは普通の企業よりは多いもの。どういった時に休日出勤が必要になるのでしょう。そのパターンについて解説してきます。
<短期集中型プロジェクト>
コンサルタントの仕事は「プロジェクト」という単位で行われます。プロジェクトは規模も期間も様々です。1年以上に及ぶ長期プロジェクトもあれば、1ヶ月未満の短期なプロジェクトもあります。
この短期集中プロジェクトの場合、休日出勤を求められることが多々あるものです。何せ短期ですから、色々な仕事をあっという間にこなさなければなりません。短期集中、とにかく一気に仕事をこなしていきます。そのために多少は休日をつぶすというワケです。
とはいえ、そんな日々は長くは続きません。あくまでもプロジェクトが終了するまでの辛抱です。プロジェクトが終了しますと次のプロジェクトまで余裕が生まれるため、そこでしっかりと休めます。
<プロジェクト終盤>
コンサルタントの仕事と言いますと、システマティックに必要なことをバリバリとこなしていくイメージもありますが、現実的にはそういうワケではありません。ちょっとしたことを後回しにすることも当然ながら起こり得ます。プロジェクト終盤になりますとメインの仕事にプラスして「ちょっとしたこと」をつぶしていく作業に追われることになります。
ちょっとしたことですから、一つ一つはそれほど大きな仕事ではありません。けれど数が増えればそれらをこなしていくのにそれなりに時間が必要となります。
若手のコンサルはここぞとばかりに仕事がまわってきて、休日も返上となるワケです。週末のオフィス、マネージャーや中堅はメインの仕事をこなし、若手は細々した仕事を一つ一つこなしていく。プロジェクト終盤にありがちな姿と言えます。
なお、プロジェクトには定期的に山場が訪れます。要件定義が終了するタイミング、中間報告など、それらタイミングも同様です。山場の度に休日出勤が求められます。
<休日出勤分は代休取得が一般的>
短期集中プロジェクトの休日出勤でも、プロジェクト終盤の休日出勤でも、どちらにしても代休を取得できます。プロジェクトが終了してしまえば、次のプロジェクトまで余裕がありますから、そこでまとめて休みを取るのが一般的です。休みなしの日々が続くのはそれなりにツラいものですが、まとめて休みが取れるというのはそれなりに魅力があるものです。
特にプロジェクトの合間で取れる長期休暇は世間一般の休暇とタイミングが異なるため、行楽地も空いていますし、宿も取りやすく、価格も比較的お求めやすい傾向にあります。
<コンサル的休みの過ごし方>
コンサルタントはどのように休日を過ごしているのでしょう。サンプルをもとにその時間について見ていきたいと思います。いつもの週末と長期休暇、それぞれについてチェックしていきましょう。
<いつもの週末>
まずはいつもの週末です。短期集中プロジェクトやプロジェクト終盤といった特殊なケースを除き、週末は普通に訪れます。どんな過ごし方をしているのでしょう?
<プロジェクトの準備>
週末全てというワケではありませんが、週末の一部の時間でプロジェクトの準備をするというコンサルタントは少なくありません。平日ではなかなか目を通す時間が取れない資料に目を通したり、メールのチェックをしておいたり、ちょっとしたことが翌週からの仕事のクオリティをアップさせてくれます。
週末まで仕事するの…という声も聞こえてきそうですが、一日中プロジェクトの準備をする人はレア中のレアケースです。あくまでも休日の一部の時間をプロジェクトの準備に充てるというだけです。
プロジェクトの準備に関連して、資格取得の勉強をするというタイプも。中小企業診断士やTOEICなどがコンサルタントに人気の資格です。
<読書>
コンサルタントは読書好きが多くいます。読むジャンルも様々で、仕事に直接的に関連する技術書、ビジネス書はもちろんのこと、思想・哲学に関連する書籍、人気の小説など、とにかく気になったものは手あたり次第に読んでいきます。
なお、コンサルタントはせっかちなタイプが多いもの。一つ一つをじっくり読むというよりも、とりあえず斜め読みして、ざっくりと内容を把握。必要あれば再度読み直しという読書スタイルです。
読書に関連して、週末は大型書店に出かけるというコンサルタントも少なくありません。池袋のジュンク堂、丸の内の丸善などの書店でのんびりお買い物。買い物帰りの電車が格好の読書タイムです。
<運動>
ハードな仕事が続くことも多いコンサルタント。仕事を続けていくためには体力も欠かせません。そのため週末は運動というタイプも多くいます。
ストイックにジョギングをする人、ジムに通いムキムキの肉体を手に入れる人、ゴルフに勤しむ人など様々です。共通しているのが、かなり力を入れているということ。コンサルタントはハマりやすいタイプが多く、スポーツもハマるとトコトン追及します。
なお、とある会社のそれなりに偉い立場にあるコンサルタントは妙に色黒で髪も茶色です。その理由はサーフィンにハマっているから。そのために湘南に住まいを構え、横須賀線で都内に通う日々。コンサルタントには色々なタイプがいます。
<家族サービス>
なにかと忙しく残業続きのコンサルタント。週末くらいはトコトン家族サービスというタイプももちろんいます。豪華な料理を手づくりしてみたり、のんびりと家の近所を散歩したり、お買い物に出かけたり。それぞれの家族とそれぞれの週末を過ごします。こうしてみるとコンサルタントの休みも普通ですね。
<ダラダラ過ごす>
コンサルだからといって、休みの日にもバリバリと活動的というワケではありません。ダラダラと週末を過ごすタイプももちろんいます。
金曜の夜は同僚とお酒を楽しみ、当然のように土曜日は遅くまで寝て、のんびりとした朝。お昼は適当に済ませて再びゴロゴロ。特に新卒採用でコンサルになり2~3年ほどというタイプはこんな過ごし方が一般的です。新卒採用時の気合も程よく抜けて、普通の社会人になります。
<夏休みなど長期休暇>
続いては夏休みなどの長期休暇の過ごし方をご紹介していきます。日頃忙しい分、長期休暇はトコトン羽を伸ばすというタイプが圧倒的です。
<海外旅行>
長期休暇はとにかく海外旅行というタイプは少なくありません。コンサルタントの年収は比較的良いため、ハイシーズンでも躊躇なく海外に出かけます。毎年必ずハワイに行くタイプ、新天地を求めて色々と訪れてみるタイプなど旅先は人それぞれです。
<キャンプ>
子供が小さく海外はちょっと…というタイプは国内旅行に出かけていきます。その際、ホテルを選ばずにキャンプをして過ごすタイプも多いもの。
ここまでご紹介してきた通り、コンサルタントは何事にも没頭するタイプが多く、キャンプもハマりだすとトコトン追及します。快適すぎるほどのテント、各種屋外調理器具、ハンモックなどを車のトランク一杯に詰め込んで、日本中をあちこちへ。
このタイプは車もそれっぽいものを選ぶ傾向にあります。入社数年目にしてトヨタのFJクルーザーやランドクルーザー、ボルボのXC60など、一般的にはかなりの高級車に手を出す事も。年収の高いコンサルならではといえます。
<全力で趣味に没頭>
長期休暇はとにかく趣味に没頭というタイプも少なくありません。大手コンサルティングファームに所属する、それなりに地位のあるコンサルタントは木工細工にハマっており、家の近所に工房を作ってしまいました。各種電動工具で木材を切り出し、本棚のような大物からスマホケースまで作り出します。
そのほか小型飛行機の免許を取得する人、書道の師範免許を取得する人、茶室を作る人など様々。趣味は様々ですがとにかく没頭します。何事にも全力で取り組むコンサルらしい長期休暇の過ごし方です。
なお、上司の趣味がモノづくりという場合、ちょっと厄介なことも。そのスマホケース良いですねなんてことを言おうものなら、その翌週には作られてきます。断るワケにもいきませんし、もらってしまったからには使わないワケにもいきません。趣味に没頭する上司についたのなら不用意なことは言わない。これが鉄則です。
<まとめ:コンサルは忙しい、けど休みは取れます>
コンサルタントは休みを取れるのか?という疑問から、コンサルタントの休みの過ごし方までご紹介してきましたが、気になる情報は見つかりましたか?コンサルはとにかく激務というイメージがつきものですし、タイミングによっては本当に忙しい日々を過ごします。
とはいえ休みが取れないということはありませんし、休日出勤した分は代休が取得できます。そしてご紹介したように、休みの日はここぞとばかりに遊び倒します。コンサルに興味はあるけれど忙しそうだから…と敬遠する必要はありません。興味があるのなら、ぜひ挑戦してみてください。それはきっと素敵な未来に繋がっているはずです。
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