コンサルへの転職希望者必見|向いている人・向いていない人の特徴をチェック!
コンサルタントへの転職を考える際、最も気になることの一つは自分がコンサルに向いているかどうかだと思います。本記事ではコンサルに向いている7つのタイプと、コンサルに不向きな3つのタイプについて徹底解説しています。
コンサルへの転職を考えている皆様はぜひ本記事で自らの向き・不向きについてチェックしてみてください。
<コンサルには明確に向き・不向きがある>
コンサルタントの仕事は一般的な企業での仕事とちょっと異なります。仕事はプロジェクトという単位で行われ、プロジェクト毎に仕事内容は大きく変化していきます。プロジェクトは数ヵ月という規模感です。その短い時間で成果を出し続けなくてはなりません。
このようにコンサルならではの働き方が求められるため、仕事への向き・不向きが普通の仕事よりも明確です。コンサルへの転職をお考えであれば、まずは向き・不向きについてチェックしてみてください。
<コンサルに向いているのはこんな人:7つの特徴とは?>
それでは早速コンサルタント向きな7つの特徴について見ていきましょう。「当てはまる」という人はコンサル向きと言えます。ぜひコンサルへの転職に挑戦してみてください。
<①上昇志向が強い>
コンサルティングファームは年齢・性別・国籍など関係なし。完全な実力主義の世界です。ですから上昇志向が強いというのは必須の特徴と言えます。とにかくバリバリ働いて、早く一人前になりたい。仕事は任されるよりも自分で生み出したい。そういった強い思いが必要です。上昇志向は強すぎるくらいでピッタリです。
<②勉強することが苦にならない>
コンサルタントとして最前線に立つためには日々勉強が求められます。優秀なコンサルは「クライアントが〇〇を求めている」ということが分かった瞬間に〇〇に関する書籍・資料を手に入れます。そして通勤時間などでざっと目を通し、翌日には最低限の情報は理解するように努めます。
このようにコンサルタントにとって勉強するのは日常の一コマです。週末なども様々なジャンルの本に目を通します。ビジネス書はもちろん技術書や哲学などにも手を出すものです。日常的な勉強は苦にならない。コンサルタントに必須の能力です。
<③想像力に長けている>
コンサルタントには幅広い知識が求められますが、知識だけですべてをカバーすることは不可能です。そこで役立つのが想像力。初めて担当するようなテーマでも、コレまでの経験と想像力があればなんとなくカバーできますし、理解もグッと深まります。だからこそコンサルタントは様々なプロジェクトをこなせるのです。
想像力が役立つのはプロジェクトの理解だけではありません。適切なソリューションを提供できるのも想像力が求められます。一般的に会社役員にとってメリットのあるソリューションと、現場レベルで求められるソリューションには乖離があります。役員的な視点と現場レベルでの視点、その両方を持てるからこそ、会社にとってメリットのあるソリューションを提供できます。
<④切り替えが早くポジティブである>
コンサルの現場では様々なことが起こります。使えるはずのシステムが実は使えない、当初想定されていなかったオペレーションがあるなど普通に起こります。一般的に考えると顔が青くなるようなシーンです。けれどそんな事に足を取られていても先には進めません。
困った状況は困った状況と理解して、いかにしてその状況を打破するかを考えるものです。代わりのシステム案はないのか、想定外のオペレーションをいかにシステムに取り込むか。そういった切り替えの早さもコンサルタントに求められる要素の一つです。
<⑤人当たりが良い>
人当たりの良さもコンサルタントにとって重要な要素といえます。コンサルタントにとって現場へのヒアリングは重要な仕事の一つです。一方で現場の担当者はコンサルを警戒するもの。なにせ社外の人間が、役員直属となり、現場を歩き回るのですから、良い顔をされる理由がありません。そんな状況で現場のヒアリングをするために、人当たりの良さが必須というワケです。
人当たりの良さは報告でも役立つもの。日常的な進捗報告、中間報告に最終報告とコンサルの仕事にはクライアントへの報告が欠かせません。人当たりが良いとそれら報告もスムーズに進むものです。
<⑥長時間勤務もOK!気力・体力がある>
状況はずいぶんと改善されたとはいえ、コンサルの現場は長時間労働になりがちです。お客さんが働いている間はお客さん先で働き、お客さん先が閉まった後は自社に戻って仕事をするなんて現場もあるほど。そんなことを続けていくためには気力・体力が欠かせません。
実際に身体を鍛えるコンサルタントは数多く、ジムに通って筋トレに励む人、トライアスロンに挑戦する人、フルマラソンを3時間代で走る人など様々です。身体を鍛えてタフな現場をこなせるようにするというメリットに加え、身体を動かすことによってストレス解消を図るという側面もあります。
<⑦ストレスに強い>
ここまでご紹介してきた通り、コンサルタントの現場はハードです。気力・体力を使う長時間労働、日々状況が変わる現場、プロジェクトリーダーからのプレッシャーなど、ストレスの要因は様々です。そのため、ストレスに強いということも大切な要素といえます。
長期休みは仕事を完全に忘れて海外で過ごすというコンサルも多くいますが、そういったこともストレスを溜め込まないためには大切な要素と言えます。
<コンサルに不向きなタイプとは:3つの特徴をチェック!>
コンサルタントに向いているタイプがいるということは、コンサルには不向きという人もいるということ。コンサルへの転職はおすすめできない3つのタイプについてご紹介していきます。
<①愚痴っぽい>
コンサルの仕事はハードです。そのため愚痴っぽいタイプですと、ひたすら愚痴を言って過ごす日々になります。会社への愚痴、マネージャーへの愚痴、クライアントへの愚痴、そんな日々が精神衛生上良いわけがありません。
<②人のせいにしがち>
人のせいにするタイプもコンサルへの転職はおすすめできません。コンサルでは自ら率先して動くことが求められます。そのため仕事があるのに動いていないと「なんでやっていないんだ!」ということになるものです。そこで「イヤイヤそれは私の仕事じゃないし…」というタイプですと、イライラするばかりで成長することはできません。
「自分でできること、そしてやった方が良いこと」に関しては率先して動く。コンサルタントにはそんなタイプが求められます。
<③ストレスに弱い>
ストレスに強いことが重要というのは前章でお伝えした通りですが、逆にストレスに弱いタイプはどうなのでしょう?正直いってストレスに弱いタイプはコンサルへの転職はおすすめできません。ハードな日々に体調を崩してしまう可能性があるからです。ストレスに弱いかも…という人は目指さない方が無難かもしれません。
<コンサルへの転職を目指すなら押さえておきたい3つのポイント>
(筆者ではございません)
コンサルへの向き・不向きについてご紹介してきましたが、挑戦してみたいという人も多いはず。そんな皆様に向け、コンサルへの転職を目指すのであれば絶対におさえておきたい3つのポイントについてご紹介していきたいと思います。
<①ロジカルシンキングの勉強は必須>
コンサル業界には様々なバックボーンを持つ人が多く、転職時にコンサル経験の有無が問われることは特にありません。その一方で必ず問われるといって過言でないのがロジカルシンキングを理解しているのかです。
ロジカルシンキングはコンサルタントに必須の能力として、新卒採用者が徹底的に叩き込まれる項目です。そしてコンサルの仕事を支える基本的な能力といえます。中途採用を目指す皆様も必ず理解しておきましょう。
なお世の中にはロジカルシンキングに関する本が溢れていますが、本家本元と言えるのは「ロジカル・シンキング/照屋 華子、岡田 恵子」と「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則/バーバラ・ミント」の2冊です。いずれものコンサル必読書ですから、これからロジカルシンキングの勉強をするのであれば、ぜひチェックしてみてください。
いずれの本もスラスラ読める内容ではありませんが、だからこそ理解することに意味があると言えます。じっくりと時間をかけて取り組むことが大切です。
<②思わぬ経験がアピールポイントになる>
コンサルタントを目指す場合、コンサルっぽい経験をアピールする人もいますが、必ずしもその経験をアピールする必要はありません。それよりもむしろ思わぬ経験がアピールポイントになるものです。
例えば工場で生産管理を担当していたなんて人であれば、それはしっかりとした売りになります。 コンサルティングファームには、生産管理のシステム開発の支援を行うプロジェクトもあります。生産管理を実務レベルで理解していることは、クライアントと同じ目線で会話ができるため、十分にアピールできます。
せっかくのチャンスですから、ぜひ一度経験の棚卸しをしてみてください。思わぬ経験が思わぬところで活きてくるはずです。
<③可能であれば体力アピールも>
ご紹介してきた通り、体力は重要なアピールポイントとなります。大学生時代の部活動経験や日常的なジョギングなど、体力アピールができるのであれば、しっかりとアピールしておきましょう。
<まとめ:コンサルに向いていると思ったら挑戦しよう!>
コンサルタントに向いているタイプ、そして向かないタイプとご紹介してきましたが如何でしたか?コンサルの仕事はハードな側面もあるものです。けれど、それ以上にやりがいを感じられる仕事でもあります。また一般的な企業と比較して年収が高いというメリットも見逃せません。
今回ご紹介したポイントをチェックしてコンサル向いていると感じられるのであれば、ぜひ挑戦してみてください。そこにはこれまでの仕事とは一味違う、ドキドキする未来が待っているはずです。
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