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妹のお産の記録その①

『私が出産した山本助産院にはお産の感想ノートが置いてあり、入院した皆さんが想いを綴っていて私も書かせていただきました。

今回周囲の方の勧めがあり感想ノートの内容を投稿することにしました。スタッフの方宛てに書いたものなので少し恥ずかしいですが…。
長いので2部に分けます。

①【妊娠期】
結婚式の1ヶ月前に妊娠が分かりました。妊娠が早くて私たち夫婦も周囲もビックリ。みんなで「きっと赤ちゃんはお腹に来るのを待ってたんだね」と話していました。

それまで毎週のようにやっていたバスケットボールはお休み、休日は家で過ごす時間が増えました。
今までは予定に追われる毎日でしたが「今日は何をしようかな…」と、選べることが新鮮でした。この穏やかな気持ちは赤ちゃんがくれたプレゼントだと感謝しながらゆったりとした時間の流れを味わっていました。
歩く速度も自然と遅くなり、今まで気づかなかった道端の草や花の美しさに心が洗われました。近所で野生のリスまで発見(笑)!
妊娠しなければ見ることもなかった景色です。

6月末のつわりがピークの時期に沖縄県石垣島で無事に結婚式を挙げることができました。つわりは辛かったけど、3人で結婚式を迎えられ、大切な人たちにお祝いしていただけたことはとても幸せでした。

今までずっとスポーツをしていたので、妊娠してお腹が出ることに実は抵抗があり、約1年のブランクも心配でした。でも、赤ちゃんは私の気持ちを少しずつほぐしながら大きくなってくれました。
妊娠後期には、大きくなったお腹を鏡で見て「なかなかセクシーじゃない⁇」とポーズをとったり、うっとりとお腹をながめたりする時間が増え、妊娠前より自分の身体が好きになりました。妊娠線のケアグッズを色々試すのも楽しみの一つでした。

妊娠しながらお仕事をするのは大変だったけど、たくさん歩いたり、人と話したりして活動できたことは良かったと思います。
産休に入ってからは、念願の各種お教室に参加。一気にお産へのイメージが高まりました。
読んで良かったなぁと思う本は、『分娩台よ、さようなら』、『いのちを産む』『産むブック』です。これらは全て助産師さんに勧められたものやプレゼントでもらったものです。

妊娠初期から、赤ちゃんの「産まれてくるぞ!」という強い意志を感じていました。また、あいあい(マタニティクラス)の帰りに赤ちゃんから「ママとぼくで、安産ね」と言われたような気がした時のことをハッキリと覚えています。「分かった、お約束ね。ママもできることを頑張るね」とお返事しました。』

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