人生の師と出会う
あなたがもしも、今の自分をさらに高めたいと思っているのであれば。
あなたがもしも、今の現状になんだかモヤモヤしているのであれば。
あなたがもしも、自分の価値を高め続けたいと思っているのであれば。
「人生の師」を見つけてください。
うまくいく人には必ず人生の師がいる
あなたには「人生の師」と呼べる人はいますか?
居ない方がほとんどでは無いでしょうか?
それほどに、人生の師を持っている方は少ない。
では、必要ないかと聞かれると、この存在は必ず「必要」です。
子どもに親が必要なように。
自分の価値を高めたいと願う人にとって、人生の師は欠かせない存在です。
人生の師と出会うとどんなことが起こるのか?
人生の師はあなたを理想の自分へと導いてくれる存在です。
迷った時には、未来への光として、歩む道を明るく照らしてくれる。
落ち込んだ時には、過去の自分と重ねて、寄り添って励ましてくれる。
調子良く進んでいる時には、チャンスやきっかけをつないでくれる。
ブレた時には、厳しくも優しく、その道を正してくれる。
情報があふれすぎた現代において、信じられる言葉があるのは、それだけで救われます。
良い意味で「今の自分」を壊してくれる存在。
それこそが、「人生の師」と呼べる存在です。
人生の師と出会うと、あなたの才能は大きく開花していきます。
人生の師を選ぶ際の3つのポイント
私自身、朝井和彦先生を人生の師として仰いでから、自分の中の才能が開花していきました。
そんな私が伝える「人生の師を選ぶ際」の3つのポイントをお伝えします。
1、尖った実績と周りからの慕われ度
人生の師からはさまざまなことを教わることになります。
そんな時に大切なのは、その人の実績です。
尖った実績をつくることは簡単では無いだけに、そんな人から学ぶことができれば、あなたの原石はさらに磨かれることでしょう。
これは分かりやすい収入などの金額面でも良いですし、自分が理想とする生活スタイルで生きている人でも良いです。
一人の人として、心が痺れた人なら、なお良いでしょう。
内面を重視した方が、その方と良い関係を築きやすいのは言うまでもありません。
そして、見ておくのは実績だけではありません。
その人が周りの人からどれだけ慕われているかも重要なポイントです。
実績だけで見てしまうと、その人が人使いの荒い人であったり、あなたのことを大切にしてもらえない可能性があるからです。
お金も時間も搾取されるような人を師匠にしてしまうと、疲れ果ててしまいます。
そうならないためにも、その人がどれだけ周りから慕われているかも見るようにしましょう。
人徳は嘘をつきません。
老若男女問わず、その人が周りの人から慕われていれば、その人は間違いのない人です。
安心して、その人の元へと飛び込みましょう。
2、その人の周りにいる人たちは自分と合うか
このポイントも大変重要です。
そのトップが凄いのは、言ってみれば「当たり前」
本当の凄さは、その人の周りにいる人に現れます。
その人を師匠として、付いて行くと決めれば、その後には、その人の周りにいる人たちと過ごす時間も多くなります。
それらの人たちが自分と合う人かというのは、その人から生涯をかけて学んでいくことに対して、大切なことになります。
かわいがってもらえそう、仲良くなれそう、そんな感覚を頂けたら、大丈夫です。
師匠の周りにいる人は、ライバルではなく、仲間ですから。
3、接触頻度を高められるか
もしかすると、このポイントが一番重要かもしれないです。
それが、その師匠との接触頻度を高めることができるかということです。
師匠にしたい人があまりにも遠い人や忙しすぎる人の場合、連絡があまり取れないことがあります。
そうすると、ちょっとした疑問を聞けなかったり、簡単に相談に乗ってもらえなかったりします。
そのため、師匠にできる人との距離は重要です。
これは、物理的な距離を指すのではありません。
心と心の距離感のことを指します。
今はオンライン環境もだいぶ普及をしているので、気軽に連絡を取れるくらいの関係性であれば、十分に接触頻度が高いと言えます。
何気ない雑談ができるくらいの距離感で居られつつも、尊敬のできる人を。
そして、何度も何度も接触できるような人を師匠に選んでくださいね。
師弟関係は片思いではなく両思い
これらの3つのポイントを鑑みて、人生の師を決めたら、あとは弟子入りあるのみです。
師弟関係は、片思いではなく、両思いであることが絶対原則です。
でなければ、あなたは多くのことを教えてもらうことは出来にくくなります。
師匠からとっても、あなたが弟子であるという責任を。
弟子のあなたからとっても、師匠の言葉はすべて受け入れるくらいの心意気を。
双方に持てる関係性こそが、やはり師弟関係です。
これは自然と関係性が深まるうちになっていくこともありますが、一番早く確実なのは、「弟子入りをお願いする」ことです。
この受け入れを面倒がる人は、あなたの師匠になるべき人ではありません。
師匠も人間。人を選びます。
あなたに原因があるのか、その師匠側に原因があるのか。
はたまたタイミングか。
それは分かりませんが、双方が認めてこその関係が生まれます。
「この人を師匠にする」というのは勇気もいることですし、大きな決断力が必要ですが、だからこそ、それからの関係性が強まり、得られることも多くなります。
ぜひ、一歩、踏み出してみてください。
人生の師と出会うチャンスはそんなに多くはありません。
少ないチャンスを確実に生かしてくださいね。
その恩は心に刻んで、倍返しにして返そう
そうして、人生の師が見つかったら、あとは行動あるのみです。
今までの自分の価値観や物差しは一度横に置いて。
その師匠が言うことを素直に受け入れて、実践をしていってみてください。
不思議なことにそれを素直に実践すればするほどに、あなたは結果が出ていきます。
今まではこうだったから、自分はこうだから、といった固定概念を捨てることが、あなたの才能をさらに開花させてくれます。
ぜひ、その師匠の経験やノウハウをたくさん吸収してくださいね。
そして、最後に忘れてはいけないこと。
それは「師匠に対する恩」です。
この部分を欠いては、あなたの成功はありません。
中には「学び終わったので関係性を解消します」といった方がいますが、そんな感覚では、うまくいくものもうまくいきません。
受けた恩はそのまま返すのではなく、何倍にもして、返してください。
そうすることで師匠側も「教えて良かった」と思ってもらえるはずです。
うまくいった時にこそ、謙虚に。感謝の意を忘れずに。
シンプルだからこそ、忘れてしまうと、痛い目を見ます。
あなたの成長で、行動で、その師匠に対してや、その周りの大切な人たちに、たくさん恩返しをしていってくださいね。
本日もお読み頂き、ありがとうございました。
あなたが良い人生の師に出会えますように…。