第2回リブートレガシーイベントレポート(弁護士:高倉慎二先生)
本日は私が主宰する次世代向けオンラインサロンである「reboot」にて、オンラインイベントを開催したので、そのイベントの様子をレポートとしてお伝え致します。
今回、お伝えするイベントはサロン生限定のイベントである「リブートレガシー」です。
リブートレガシーは毎月、さまざまな業界のプロの方をお呼びしてその仕事の本質について、お伝え頂く、イベントです。
フランクな雰囲気の中で開催されるので、質問もしやすく、いろんな仕事の裏側を見ることができます。
毎回、大好評のイベントです。
弁護士業とは
あなたは、弁護士の仕事は、どんなイメージですか?
リーガルハイなどでドラマ化もされており、知らない人はいない職業かと思います。
しかし、その中身の仕事内容については、あまり知られていないのが現状です。
裁判で、討論をしているイメージがほとんどではないかと思いますが、当然のことながら、弁護士の仕事はそれだけではありません。
裁判にならないように、交渉を行ったり。
裁判の際にも、法的に根拠のある内容での書面を作成し、相手方とやり取りを行ったり。
離婚や交通事故などの民事事件から、国から依頼を受ける大麻所持や殺人などの刑事事件に至るまで。
法律の専門家として、何か揉めた時には、弁護士以上に頼れる存在はいません。
華やかな世界と思いがちですが、華やかな部分だけでなく、地道な仕事や、細かい仕事など、正解のない世界なので、生涯を通じて、自己研鑽の必要な仕事でもあります。
好きじゃないと出来ない仕事だなあと高倉先生の話を聞いて、感じていました。
なぜ、弁護士になろうと思ったか
27歳という若い年齢ながら、弁護士として活躍をする高倉先生。
大学卒業後、ロースクールに通い、司法試験に受けるなど、勉強生活の長いこれまででした。
そんな高倉先生は、なんと小学校5年生の頃から、弁護士になりたかったそうです。
国語の授業で何気なくやった「ディベート」の授業が楽しかったそうで、お母さんに楽しかった旨を伝えると、「それなら弁護士やね」とぴったりの仕事を教えてくれたそうです。
その時から描いた弁護士という夢。
夢のタネはどこに落ちているか、わからないものです。
あの時、ディベートの授業がなかったら。あの時、お母さんに弁護士の存在を教えてもらわなかったら。
もしかすると、今の高倉先生は居ないかもしれない。
そう考えると、夢を見つけるというのは、小さなきっかけひとつ次第かもしれませんね。
そして、子どもの時から弁護士を目指した高倉先生でしたが、弁護士への道はそんなに簡単なものではありませんでした。
難しい勉強に、先の見えない受験生時代。
心が折れそうな瞬間は何度もあったそうです。
時には「自分には弁護士は向いていないかもしれない」と思うことも。
それでも、高倉先生は、自分の可能性を信じ、努力を続けることで、弁護士になりました。
今では、弁護士は天職だと言っておられ、日々楽しくクライアントのために仕事をしています。
夢を叶えるために必要な3つのこと
夢を叶えて、自分らしく過ごしている高倉先生は、最後に「夢を叶えるために必要な3つのこと」を伝えてくれました。
弁護士という夢を叶えた今だからこそ、振り返られる実体験のお話でした。
1、負けず嫌いな性格
まずは性格です。
高倉先生は負けず嫌いな性格だそうで、諦めそうになった時には、「自分に負けたくない」という想いで頑張れたそうです。
他の人と比べると、言い訳を出来てしまいますが、自分と比べると、言い訳が効きません。
負けず嫌いな性格だったからこそ、自分と比べることでモチベーションを高めることができたり、自分が決めたことはやり遂げるという強い意志が生まれ、夢を叶えることが出来たそうです。
性格も生かし方と考え方次第で、大きな武器になりますね。
2、仲間と環境
次に伝えてくれたことは仲間と環境の大切さでした。
大学生の時には周りに弁護士を目指している人が居らず、一人で努力を重ねていたそうです。
その時には、やはり自分でモチベーションを上げなければならず、心も折れかけたそうです。
しかし、ロースクールに入ると、同じ夢を持つ志の高い仲間に囲まれ、そのような環境で勉強ができたので、モチベーションという観点からはラクに過ごせたそうです。
高倉先生はそのような存在のことを「同志」と言われていました。
一人で頑張ることは不可能ではないけれど、難しいもの。
同志とともに頑張ると、夢のために頑張るその時間も楽しい時間にできますね。
3、自分を俯瞰して見る
最後に伝えてくれたことは、自分を俯瞰して見る能力のことでした。
イメージとしては、常にもう一人の自分で自分のことを見つめるという視点です。
これが特に発揮される時は凹んだ時や落ち込んだ時。
自分一人で悩んでしまうと、ついつい考え込んでしまいがちになりますよね?
そんな時にもう一人の自分が現実に引き戻してくれます。
「その悩みは考えて解決することか?」
そんな風に、もう一人の自分から、問いかけてもらえることで、冷静になることができ、また再び前へと走ることができるそうです。
頑張り屋さんな人ほど、この能力が重要かもしれませんね。
最後に
この他にも、いろんな成功体験だったり、今春に新卒を迎える子へのメッセージなども頂きました。
自分を育ててくれた両親への感謝や、周りの人や出会いの重要性など、人柄の良さが常に出ており、「相談をしたいな」と心から思える人でした。
どんなに知識が必要な職業になっても、仕事において大切なのは人柄だなあと改めて感じた時間でもありました。
高倉先生、素晴らしいお話をありがとうございました!
来月のリブートレガシーはコミュニティのスペシャリストをゲストにお呼びする予定です。
リブートレガシーはサロン生限定のイベントになっています。
そのため、興味のある方は今すぐオンラインサロン「reboot」へ!
一緒に楽しくブランディングをして、大切にされる自分を創りましょう!
本日もお読み頂き、ありがとうございました!