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成長という言葉に騙されるな。成長より適応が大事。

こんにちは、rebornの羽渕です。今日もコミュニケーションが楽になるためのヒントをお伝えしていきます。

「等級が高い方がいい」は間違い

最近、等級が高ければいいってもんでもないし、右肩上がりに成長すればいいというのも違うなと改めて感じています。

なぜかというと、等級が高ければ高いほど期待値が大きくなる。
報酬も大きくなれば、期待値も大きくなりますよね。

期待値が大きくなると、できなかったときのずれが大きくなるというリスクもあります。

要するに期待はしてたんだけども、思ってるほど期待に達していないなというときに、がっかり度が高くなる。

結果、大きな降格だとか、あるいは契約を見直すだとか、場合によってそういうことになりかねません。

会社が投資をしても、それに見合うリターンが得られなかった場合は、投資の損切りと同じように役割を見直していくということが必要になってきます。

等級が高ければ高いほどリスクが上がることは理解しておきましょう。


成長ではなく適応

どうしても成長という言葉には、高い方がいい、低い方が悪い、というイメージがあるかと思いますが、僕は人事に携わらせてもらいながら本当にそんなことはないと心から言えます。

でも、「家庭の事情などで、どうしても仕事の優先順位は下げたい」や、「等級を上げるとリスクだから避けたい」など、そういう対話はどんどんやるべきです。

他にも、「今の等級でやるのはリスクだから、しばらくは仕事量を下げてでも会社と期待値が見合う状態を目指していきたいです」とか、「上の役割は目指したくないので、今の期待役割をより維持し続けたい」とか、そういう対話も全然ありだと思うんですよね。

どちらかというと、会社の期待値と本人の期待値がすり合ってるっていう状態を目指していく方が、結果的に長い目で見て、健やかに働けることに繋がっていくと思います。

ときには、期待役割を小さくした方がいい時期もあるでしょう。

成長という言葉よりも、キャリブレーションして期待値調整をして、適応していくという形の方が自然に成果を出せる形だなと僕は強く思います。


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