Vol.37 トレーナーとして柔整は役立つ?
みなさん、こんにちは!
柔道整復師 /スポーツトレーナー の TAKA です。
今回は、"柔整の資格はスポーツ現場で役に立つのか?" ということについてお話します。
というのも、先日友人と話していたときに質問されたんです。
「柔整だけでトレーナーの範囲まかなえる?」と。
これは、本当に人それぞれ意見が異なると思うので完全に個人的な見解で話していこうと思います。
参考程度にしてもらえればいいかなと思いますので、鵜呑みにせずご自身で追究してみて下さい!
はい、では早速本題なんですが、
私の考える答えでは、"柔整だけでは充分とは言えない" というのが結論です。
こんなことを言っている私ですが、資格は柔整しか持っていません。笑
でも実際トレーナーとして現場に出て活動させてもらっています。
どういうこと?ってなると思うので、もう少し詳しく話しますね。
私自身は、柔整の知識と技術を引っ提げてトレーナーとして活動し始めました。
そこで最初に痛感したのは、できることがない。でした。。。
ちょっと話はずれてしまうんですが、柔整師ってどんなことをする人か知っていますか?
世間的な認識では、【 整骨院の先生 】というイメージが根付いています。
では整骨院の先生って実際どんなことをしてくれますか?
一般的な整骨院では、電気療法をして手技(マッサージ)をしてもらう。そんなイメージではないでしょうか?
でも、柔整の資格を取得するにあたってマッサージの勉強なんか一度たりともないんですよ。知ってましたか?
柔整はやっぱり怪我に対する勉強がかなり多いんです。もちろん基本的な体のことも勉強するので、それを応用して手技などで使っているんですが、メインは整復や固定の勉強になってきます。
では、スポーツ現場に行ってずーっと誰かが怪我をしていますか?って話なんですよね。
練習に同行したとしても、もちろん選手は練習に参加します。その間は何をしますか?柔整の学校ではその間に自分がすることなんか教えてくれません。
だから柔整だけで大丈夫ですか?と聞かれれば、私の答えは "No" です。
では他の資格なら大丈夫なのか?と思うんですけど、それでも答えは "No" です。
私が思うに、この資格があれば大丈夫ってものはないんです。
逆に言うと、どの資格でも大丈夫とも言えますね。
どういうことかというと、今あなたが持っている知識と技術でやって行くしかないんです。足りない部分はその都度補っていくしかないので。
だからこの資格があるから大丈夫なんて思ってほしくないし、逆にこの資格がないから出来ないっていう考えも捨ててほしいです。
要は自分にできる精一杯のことをして、足りないと感じた部分をその都度勉強して補っていって下さい。
私は何度も自分を責めてきました。
"私には出来ない" って何度も凹んでましたが、その壁を突き破って次に進むことができるんです。
だからまずは、今ある武器でどう戦えるかを考えて下さい!!
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