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【健康知識】シャンプー、ボディーソープでの経皮浸透でアレルギーになる?

経皮毒って聞いたことありますか?

こんにちは、最近急激に寒くなり腹巻して寝る鍼灸サロンRe .birthの藤下です。

化粧品や日用品などに含まれている成分が、皮膚を通して体内に吸収されることを「経皮吸収」と言います。

その中でもからだに悪い成分が体内に侵入し、蓄積することを「経皮毒」などと呼び、注意を促している研究者が増えてきました。

そうなると、ふだん使っている製品は大丈夫なのか気になり、不安も増してくるというものです。

日常生活の中で、この「経皮吸収」「経皮毒」情報をお伝えします。

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◆皮膚には「ブロック機能」がある

皮膚表皮・真皮・皮下組織と何層もの構造でできており、これらを突破して体内に浸透させるには、かなり細かい分子レベルでなければ不可能と言われています。

さらに、それぞれが防御機能を持っており、外部からの物質の侵入を阻んでいます。

多くの物質は、表皮の一番外側にある角質層でブロックされ、万が一角質層を通ったとしても、果粒層、有棘層、基底層のセキュリティが待ち受けており、シャンプーやヘアカラー剤などの日用品がそれらすべてを通過するというのではないです。

ただし、表皮を突破するのは難しいとしても、毛穴から成分が侵入して毛穴内部の組織を通過し、血液に入るという可能性はゼロではないです。

頭皮、脇の下、デリケートゾーンなど毛量の多い部分は、経皮吸収の割合が高いと言われています。

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◆日用品に含まれる有害化学物質

有害化学物質の種類はたくさんあります。

代表例)

・合成界面活性剤( ノニルフェノール ・ ラウリル硫酸ナトリウムなど)
・乳化剤( ポリエチレングリコール ・ プロピレングリコール ・ ジエタノールアミン ・ トリエタノールアミンなど)
・酸化防止剤( ブチルヒドロキシアニソールなど)
・保存料( パラベンなど)
・紫外線吸収剤( オキシベンゾンなど)
・染毛料( パラフェニレンジアミンなど)
・着色料( タール色素

まだまだありますが、この化学物質ぐらいは危険と覚えときましょう。

ご自身で使っている製品の裏を見て、この化学物質が入ってないか確認してみてくださいね。

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◆日本と他の国の違い

経皮毒は種類が多く、複合的に害を及ぼすものもあるかもしれません。

因果関係や副作用が不明なものが多いのが問題です。

化学物質は他の国は規制しているのか?

合成化学物質体に悪影響があり危険とみなされているものは、

日本    約102種類
アメリカ  約800種類
EU    約3000種類

各国の「 危険」についての考え方の違いが数字に表れています。

日本は他の国と比べて、規制が緩すぎるのが問題になっています。

なぜ日本は、平均寿命が伸びて健康寿命が伸びていないのか?

この合成化学物質の規制の数が実は関与しているかも知れません。

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◆アレルギーと経皮毒の関係は?

経皮吸収された化学物質は身体のどこに溜まりやすいのか?

経皮吸収された化学物質は脂に溶けやすいため、体中の細胞に取り込まれますが中でも脂肪組織に蓄積されます。

体の部位では皮下脂肪 ・ 内臓脂肪だけでなく、子宮や脳などの脂肪の高い組織に多く溜まります。

子宮、卵巣、精巣などに蓄積しやすい化学物質は子供にも影響を及ぼすと考えられています。母親の羊水や胎盤を通じて子供に移行していくそうです。

昔と比べ、集中できない子供、アレルギーの子供が増えている原因は沢山の化学物質を使っているからなのです。

認知症など脳の異常も同様に考えられますので、化学物質が多く入っているものは控えた方がいいかも知れませんね。

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◆まとめ

いかがでしたでしょうか?

まさか、普通に使っていた日用品が子宮や脳に溜まって、アレルギーや認知症などを引き起こしていたのだと思いもしませんでしたよね。

なので、今の使っている日用品を使ってはダメではなく、そのリスクがあるという情報を覚えていると大事な時役に立つと思います。

少し裏を見て何が入っているのかを見るだけでも変わりますよ。

できるだけ、化学物質が入ってないもの使うと意識するだけで、次の世代まで健康的な体になると思います。

もっと詳しく知りたい、健康になりたい、綺麗になりたい、痩せたいなどございましたら、ぜひ鍼灸サロンRe.birthにご相談下さいね!


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