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良いインフレ?悪いインフレ?

みなさんこんにちは!ReBIRTH株式会社編集チームの鈴木です。

不動産投資を通して豊かな未来の実現をお手伝いするコンシェルジュ「ReBIRTH株式会社」の公式noteへようこそ!
このnoteでは、不動産投資、金融、経済、貯蓄、資産運用などについて、今さら聞けない基礎知識から、明日役立つ専門的な情報まで、わかりやすく簡潔に発信しています!

今回は「良いインフレ?悪いインフレ?」というテーマでお話ししたいと思います。

そもそもインフレとは

インフレとは「インフレーション」の略です。モノやサービスの価格が継続して上昇することを指します。
また、物価が上昇するインフレに対し、物価が継続的に下落する状態がデフレです。
コロナ禍において世界的にインフレが懸念される中、長くデフレの状態にあった日本にも物価上昇が訪れています。

インフレは悪いもの?

インフレでは、人々が求める量に対し商品の量が少なくなることで、商品の値段が上がり、お金の価値が下がります。
例えば、100円のパンが110円に値上がりした場合、「これまでと同じパンなのに、より多くのお金を支払わなければ購入できない」ということになります。
商品の中身は変わらないにも関わらず必要なお金が増えるため、インフレ下ではお金の価値が目減りするのです。

良いインフレと悪いインフレ

そして、インフレには「良いインフレ」と「悪いインフレ」があります。

良いインフレとは、“活発な需要”に起因して値段が上昇する場合のことです。
つまり、賃金の上昇や経済成長など、全体的に消費者の需要が活発になった状態で物価が上昇する状況のことです。
企業業績が良いため、従業員の給料も上がる傾向があり、消費活動が活発になる好循環が生まれます。

一方、悪いインフレとは、“費用の増加”に起因して値段が上昇する場合のことです。
つまり、物流や原材料などコストが上がり続けることで物価は上がっても、経済成長や賃金の上昇(消費者の需要)が伴わない状態です。

悪いインフレを指し示す言葉として、「ハイパーインフレーション」と言う言葉があります。
ハイパーインフレとは短い期間に物価が急激に上がることで、戦後などに良く見られます。


今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

◯このnoteでは、不動産投資ひいてはお金にまつわる知識をお伝えしていますが、ReBIRTH株式会社では、それぞれのご状況やご希望、お悩みなどを個別にお伺いします。いつでもお気軽にお問い合わせください。

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