不動産オーナー様へ。「ペット可」物件にする?しない?
みなさんこんにちは!ReBIRTH株式会社編集チームの鈴木です。
今回は、不動産投資を行う賃貸経営オーナー様に向けて、「ペット可」物件にすることのメリットとデメリットをテーマにお話ししたいと思います。
近年、国内の新規飼育頭数(ペットを新しく飼い始めた数)は増加傾向にあり、なんと、15歳以下のこどもの数よりも犬や猫の数が大きく上回っています。
コロナ禍を経た影響もあり、自宅で過ごす時間が増えたことで、ペットとの生活に癒やしを求める方は、より一層増えてきていると言えます。
しかし、鳴き声や臭いが心配という理由から、ペットの飼育を許可しているオーナー様は多くありません。
「ペット可」物件のメリット
空室対策になる
収益性が高い
◯空室対策になる
国内におけるペット可の物件供給数自体が多くないため、通常の物件と比べて入居率が高くなりやすい傾向があります。
そのため、ペット可にするだけでも入居してもらえる確率が上がります。
特に空室が多い物件であれば、設備投資がほとんど不要なため、手軽な空室対策として有効です。
○収益性が高い
ペット連れ世帯の場合は、家賃を通常よりも高めに設定しているケースもあります。それでもペット可物件を探している方にとっては、ペット可ということ自体が魅力です。
そのため、賃料が少し上がっても入居を決断するため、収益化にも効果的です。
「ペット可」物件のデメリット
原状回復に関するトラブルが発生しやすい
入居者トラブルの原因になり得る
○原状回復に関するトラブルが発生しやすい
ペットの飼育を行うと壁や床の損傷や臭いなどの問題が発生する可能性があります。飼い主の管理の対応や飼育するペットにもよりますが、通常の原状回復費用に比べると高額になる可能性があります。
○入居者トラブルの原因になり得る
ペットを飼う習慣がない方にとっては、ペットの臭いや鳴き声はとても気になるものです。そういった方とペットを飼っている方とでトラブルが発生し、退去につながるケースもしばしばあります。
犬に噛まれてケガをした、ペットによるアレルギーを発症した、こういったトラブルになると損害賠償を求められることも考えられます。
ここまで、「ペット可」の物件を所有することのメリットとデメリットを列挙しました。それぞれの側面を理解し、慎重に検討しましょう。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
不動産投資は運用中もいろいろ悩みごとが生まれるものです。そんなときはぜひ弊社にご相談くださいね。