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【フランス生活あれこれ】大荷物でのTGV移動

今回帰国にあたり、大きいスーツケース2個、
主に衣装や小道具、着物を大量にフランスに持って帰ってきた。
その他に機内持ち込みキャリーケースが一つとハンドバッグ一つ、
計4個の荷物での移動。
1人で移動するには過去最多、最重量。

飛行機は預けちゃえばよいけれど
最大の難関はパリからモンペリエまでのTGV(新幹線)移動で
荷物乗っける時と下ろす時。

防犯上の理由で(まじでスられるので)
一つを乗っけてる時、他の荷物をホームで一瞬でも置き去りにしたくなく、
かといって合計80kgほどある荷物を全部を一気には持てない。
途中で停まる駅で持っていかれるという話もよく聞く。

心配しすぎかもしれないけれど、以前バルセロナでカバンまるごとスられたというトラウマがある。

中に入っているものはお金の価値としたら大したことないかもだけど
一点物の衣装や、譲ってくださった方の思い入れが深いアンティーク着物などばかりだから替えはないのよね。

こともあろうに2階の席だったので駅員さんに荷物が多いので乗せるの手伝ってもらえないか聞いてみた。

答えはNonの一択…(想定内)

助けが必要な人に対してNonとは!?!?爆

明らかに妊婦さんや子供連れや障がい者以外は
重いから、という理由ではヘルプできないそう。
うーん。確かにそれみんな言い出しちゃうと大変だからわかるけどね…

なので殆どの人が乗車した後に荷物入れて
あとはゆっくり2階に上げていこうと思って列の最後に敢えて並んだ。
(列というか団子。ホームに線が引いてあって順番通り並んでいるなどはない)

出発ギリギリにフランス語がわからなそうな外国人の女の子と
その子のスーツケース抱えた駅員さんが走ってきて同じ車両に乗り込もうとしたので
その瞬間に「ごめん!荷物多くて重たいのでこれもお願いできますか?」と言ってみたら「はいよ!」とあっさり乗っけてくれた。
残りは僕もう行かなきゃだからがんばって!と言い残して笑

がんばって…とは!爆
でも先のNoの一点張りの人とは違って助けてくれたから感謝。
発車ギリギリでもたついてる人にはやっぱり助けてくれるんですね。

残りのスーツケースは後ろにいた黒人のおじさんが手伝ってくださった。

それで発車ベル鳴るのと同時に2人の子連れのお母さんが走って乗り込んできたのでベビーカー入れるの&2階まで運ぶの手伝った。

この2分弱の間で自分含めいろんな人が焦っているが
結局その場にたまたま居合わせた者同士なんとなく助け合って
結果オーライになっている。

今回だけじゃなくてこんな場面によく遭遇するけれど
つくづくフランスらしいと思う。

かなり前から計画を立ててシミュレーション&リスクヘッジしたい私は
こういう直前まで何が起きるかわからない場面でハラハラする。

次回から大荷物のときはTGVではなく、
ちょっと高くなっても飛行機で乗り継ごうと思った。
(それはそれでよく機内預かり荷物無くなるのでリスクはゼロではない)

ちなみに、郵送手段もありますが2022年10月時点では
以下のいろんなありえん理由で、今回は自力で持っていくことにしました。

・コロナ明けで物流現場で人手が確保できていない→郵送中無くなるケースが多発中
・東欧の戦争で物流が遅い(すっごい高い航空便か、安いけど6ヶ月かかる船便)
・配達時に日時指定できない。配達した時に家にいなければたらい回しにされる可能性大
・うち4階の部屋でEVなし。重い荷物だと配達員さんが途中で諦めてその辺に置いていく可能性大→変なところにあるとスられたり
・2020年?から受け取る際に多額の関税がかかるので送料の2倍とか下手したらかかる
・なんだかんだ超過料金払ったとしても、自力で持っていくのが確実で早くて安い(空港で無くならなければの話)


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