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【無料】学び方を学ぶ:PDCAのやり方|松田淳也
なぜこの教科書を作ろうと思ったかというと、私は自殺願望を伴う絶望に2年間苦しみ、そこから元の人生に戻るために考えた哲学的思考法や知恵、教養をまとめようと思ったからです。
そして、この思考法は、今まで知識でしかなかったPDCAが、本質として自分に身に付くきっかけでもありました。今まで思っていた、堅苦しい、言われたことを成し遂げるためのPDCAではなく、自分自身を一歩一歩成長させて、階段を上るように、絶望からでも、どこからでも、這い上がらせてくれるPDCAをもっと広く届けたいと思ったからです。
特にこの本は、俺が、これまで、これから、生徒として育てていく人に必ず伝えて行く内容になります。俺の教育方針と言ってもいいかもしれません。
一言で言うなら、これは成長するために「学び方を学ぶ」教科書です。
執筆背景と死との向き合い方
自分が苦しんだから時、誰も助けてくれない世の中に、全てがお金がかかるこのくそな世界を恨んでいました。けれど、あそこで、俺が一番必要だったのはこんな本でも、学びでもなく、友達が一緒に遊んでくれたなんでもない時間でした。辛い気持ちに浸るのに付き合ってくれる友達でした。何かを学ばなきゃと考えることすらも、プレッシャーとなり、辛いだけでした。解決をしないと今の悩みが消えないのは気づいていました、けど、それに立ち向かう力はそんな簡単に貯まるものでもありませんでした。「友達と休む。」これが1番の死にたい時の解決方法だと俺は振り替えると思います。
興味があればこれも読んで見てください。
では、なぜこの本をまとめるのかというと、結局休むだけじゃ問題はなにも解決しないからです。休み、立ち向かう準備が出来て、またやり直す。
一歩一歩確実に、空いた穴を埋めようとするのではなく、もう一人の自分を創るようにでもいいです。準備ができた人から、この教科書を使って、問題をどうやったら解決できるのか?を考えて、そして、そのために何をするのか?を学び、実際にゆっくりでも着実に動いていけるようにな人になってほしいと思います。知恵を使って、進んでほしいです。
なので俺が自己実現のために必要だった知恵をこの教科書にまとめました。
自己実現というのは、在りたい自分になるということです。その先が幸せなら、その幸せな自分になる方法論です。その先が、絶望なら絶望的な自分になる方法論です。自己実現というのはそういう方法論のことです。
「コラム」なぜ自死の感情に苛まれるのか?
なぜ自分を見失うのか?これは
「情報におぼれているからだと思います。」
この解決のために必要な力はたった2点だけだと思っています。
1情報に飲み込まれるのではなく、整理しながら収集する情報整理・収集力
2膨大な情報に自分の価値観で優劣を付け取捨選択するための哲学力
この書の使い方
大きくこの教科書の使い方は3つです。
1PDCAを学び身に付けるために使う
2自己分析に使う
3夢を叶える(成功する)ために使う
人生の成功を目指したい方の必読書となってほしいなと思っています。
ちなみに、恋愛の夢があるのなら、この教科書は恋愛も叶えます。
人生を変える学びの始まり
「世界を変える準備はいいか。」
「この書は、己を知り、己を変える指針となる。」
「自己実現の先は、自己超越であり、他者実現である。」
「常に自分らしく在る方法を、模索し、選択し、追及するための「自己実現の書」を手にした汝は、自己実現への道を歩み始めるだろう。」(笑)
自己実現教育はなぜ必要なのか?
それは、全員に問題解決ができるようになって貰い、1人1人が楽しい人生を創り出していって欲しいと願っているからです。
日本では、言われたことをやる力は身に付きますが、自分で理想を考え実行していく方法は教わりませんし、それを学べる経験を積むための学習環境はとても少ないです。日本は色々整いすぎているし、だからこそ自己実現のために必要なモノが不足しすぎているからです。
これを読んでいるのが、親御さんなら、是非お子様への教育方法にもなりますので、この教科書をご活用ください。
自己実現教育で目指す場所
社会には、成功という言葉があります。このために、私が考えた方程式は、「特性×成長能力(本質的PDCA)×差別優位的適応能力=成功」です。
特性:個性でもあり、人それぞれが持つ能力(∞)
成長能力:特性を差別優位性まで育てる力(0or1)
差別優位的適応能力:環境に合わせて、特性を活かし、相対的に優れている状態に適応する力。(0~100)
ただ、この成功では幸福度が反映されていないと思ったので、「特性×成長能力(本質的PDCA)×差別優位的適応能力×幸福(自己実現度)=成功」と再定義しようと思ったのが、自己実現教育の始まりです。
幸福(自己実現度):自分らしさを認め、自分を肯定し、在りたい状態であると感じられる状態(0~100)
そして、この教科書では、まず、01の成長能力(本質的PDCA力)を身に付けて貰います。そして、これを応用すると自分の個性を理解する分析力が高まります。その結果、自分だけでなく他者や周囲環境も分析できるようになってくるため、差別優位性を分析し、差別優位性を創り出せるようになります。
そして、最後に加えた、幸福(自己実現度)を見つけましょう。この答えは、もともと明確の人も居ますし、そうでない人もいます。これは生まれた環境でそれを考えられる人もいたり、そうでない人もいるからです。ですが、この教科書で学ぶ、本質的PDCAで、その幸福(自己実現度)の探し方と見つけ方までは、教えられます。しかし、実際に見つけるためには、自分で行動して、自分の心に聞いて貰うしかありませんので、私はその答えを持ち合わせておりません。最後のピースは是非自分で掴みとって欲しいと思います。
自己実現教育での考え方・用語集
自己実現教育を進めていくうえで、自分らしさを整理し、在りたい自分になるために、前提として必ず身に付けておいて欲しい考え方があります。全部で10個進めていきましょう!
1PDCAとは何か?
→まずは、調べてみてください!
そのうえで、私の定義の説明です。PDCAとは、「Plan, Do, Check, Action」を回していくことで、「問題解決」する手法であり、「改善」のための手法です。日本語で言うと、「考え、行動し、確認し、実行する」となります。これだけですが、俺が言う「本質的PDCA」は、より複雑に構造化するので、違いを知ってもらうためにまず調べてみて欲しいです。
2目的と目標の区別
→まずは調べてみてねん!そのうえで、自己実現教育での定義は、
・目的は、抽象的に自分が達成したいイメージや感情的な「在り続けたい」状態のイメージです。(例 「自由でありたい」自由ってどんな状態?、なぜ自由でありたいの?の答えが該当します。)
・目標は、その目的のためにどんな手段を使って、どんなステップ(ゴール条件)を踏んでいくか?の2点です。(例 自由な状態になるために何をするか?、なにをしないと自由にはならないのか?など)
目的であるかどうか?の判断基準
陥りやすい間違いとして自分が本当に目指したい目的だと思っているだけで、実は自分の目的ではなく、人に言われているだけの思い込みの目的であることがあります。
そうならないためには、「体が動いたか?」を判断基準にしてください。体が動かない事は、「そうだったらいいな」ぐらいのただの感想や願いにすぎません。
※目的はいくつあってもいいのですが、目標はできるだけ少ない方がいいです。
3事実と感想の区別
→まずは、「事実」と「感想」の一般的な定義を調べてみてください。
自己実現教育の考え方では、世の中は、事実と感想の2つで整理ができると考えます。
分け方としては、
1あなたが知覚すること全てが事実です。
2感想は、事実に対してどう解釈するのか?です。
3なので何かをあなたが感じたこと、思ったことも全て、そう知覚したという意味で事実ですが、同時に感想です。
具体例だと、自分の顔があります。それに対して、かっこいいな不細工だな。と感じたのなら、それは事実であり感想です。
ただ、感想はというのは、そう感じたという事実に対して、いや自分はかっこいい。と再度別の感想を抱いてみることができます。感想はいくらでも変えることができるものです。
なので、その結果、そのうち自分はかっこいいというただの感想が自分にとっては当たり前になり、それが時に事実になります。引き寄せの法則とも言うのですが、つまり感想という事実から変えることで、事実をも変えることができることがあるという話です。
なぜなら、人は、事実を元に動くからです。かっこいいと思っていれば、かっこいい振舞をするようになりますし、お前は不細工だと言われたとしても、え?お前何言ってるの?wというリアクションになるからです。そしたら、周りはどちらかでしょう。「あれ、こいつかっこいいのかもしれない?」「いやいや、どう見ても不細工だろ。」けど、その感想も、事実を変えていって、最後に変えてやればいいんです。
4自己効力感を意識する
→調べてみてください~
そのうえで、自己実現教育では、本質的なPDCA力を身に付けるために、自己効力感(自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること)を大切にします。
自己効力感は実は誰しも持っているのです。が、その使い方を知らないとと、挑戦は難しいものや、恐怖するもの、不安なものになってしまいます。けれど、自己効力感を活用できれば、それは楽しい、わくわくするものになります。これをflow状態と言います。
5自分らしさとは
→調べるのは最後です!調べてみてください!
私たちが定義する「自分らしさ」とは、
この「在りたい自分」になっていく過程と結果全てをさします。なので、今この記事を読んでいる方は、実はすでに全員「自分らしさ」を手に入れている状態です。なぜなら、皆さんこの教科書を読みに来たということは、自分がイメージする「在りたい姿」があって、そのためにはどうしたらいいだろう?と考えているからです。今がまさに、「在りたい自分」になっている過程です。
では、これを学ぶ意味が無いのか?というと違います。自分らしい状態ではあるのですが、自分らしいって何?在りたい自分って何?とそれが明確になっていない、言語化できていないのが今の皆さんの課題だと捉えてください。
自己実現教育で、本質的PDCAを身に付け、その課題を解決していきましょう。
6情報収集力の重要性
5つ調べてみてくださいと書いていましたが、あなたはいくつ調べましたか?この5つの内いくつ出来たか?が、そのままあなたの情報収集能力の数値です。0に近いほど、人に言われた情報だけで生きていく人であり、あなたが悩んでいる原因を大きく占める要因となっています。
ただし、自己実現教育は情報収集力を育てる内容です。(あとで、教養を身に付ける!場所が出てくるので、そこで情報収集力が身に付きます。)せっかくこの教育に取り組もうと思ったのなら、なぜ?(WHY)、ってなに?(WHAT)、とはなにか?(DEFINITION(自分なりの解釈と定義))の3つの考え方を使いながら、ぜひ相手の考えは正しいか?と疑い、自分が納得いくまで調べる癖を付けてみてください。 (また既に知っていると感じて調べなかった人は、無知の知を調べてみてください。既に調べたことがあってそれを覚えていた人は問題ないです。)
7理解力と忘れない努力
→ここまでで、私が皆さんに身に付けて貰いたかったのは、上記の内容のほかに2点あります。
1つは、理解力であり、この説明は何のためにされていたのか?という点です。この「考え方」の章の冒頭で「~のために」と目的があり、続いて目標を書いているので、読んでみてください。大抵の書き物は結論が最初に書かれています。なので理解力が高い人は冒頭を特に集中して読み、その後の展望を予測してから読み進めます。
また、人は一度「大切だ!」と思ったりして、意識しても、すぐに忘れるアホです。それを知っている人だけが、事前に対策を講じて、メモを取ったり、見やすいところに張り紙したりして何度も思い出す工夫をします。いくら大切なことでも忘れるのが人です。忘れない努力をしている人だけが、最終的に大切なモノを守り続けられます。
8無知の知
ここまで読んでみて自分らしさも、自分の在りたい姿もはっきりしてるし、言語化も出来ている!という方はここでもう大丈夫だと思います。これ以上読み進めても得られることはないでしょう。
9内的動機と外的動機のまとめ→自己決定理論
人が行動する理由をまとめた記事です。参考にしてみてください。
自己決定理論とは? 3つの軸と5段階のプロセスを理解して、内発的動機づけを促そう│LearnTern(ラン・タン) (learn-tern.com)
10俺が鬱から抜け出した言葉
「人生に意味なんて無い」ずっと意味を求めて、悩んでいた俺だったが、それはやっぱり誰かが考えた意味を聞いて回っていたに過ぎなくて、この言葉を聞いたときに、「あぁ自分で意味は感じながら創るものなのか」と感じました。考えてみれば当然でした。俺は流行ってたデュエマには興味が無く、一緒にやる人が2人しかいない遊戯王が好きな子供でした。人それぞれ、当たり前も、好みも、できることもバラバラで、それら特性という個性の中で、自分なりの人生を楽しむしかできないんだろうなと感じました。
これは俺にとっては落胆や諦めではなくて、発見でした。だって、言い方を変えたら、俺しかできない人生の楽しみ方があるという事で、しかし結局、この意味付けも俺が納得しただけにすぎません。なので、誰かの成功談も、この教科書も、結局は自分で考えるためのピースにすぎません。自分で「意味」を見つけるしかないんです。
それでも、この自己実現教育は、俺なりに手っ取り早く、自分なりの意味を創り出せるように、俺が2年悩んだ思考を体系化・言語化したものです。少しでも皆さんの役に立つと嬉しいです。最後までよろしくお願いします。
「コラム」疲れたら休む・やりたくないことはやらない
無理をしたい!時は無理をしてもいいです。けど、やりたくない!ならやらないほうがいいです。けど、やりたくない!の責任も必ず共について来ます。責任も嫌だ!何かやるのも嫌だ!全部嫌だ!何もしたくない!と言う方は、自分の事を良く知っている人です。何をしたいかはっきりしているからです。あなたは今「何もしたくない」のです。でも、「何もしたくない」
をやらずに「無理してやっている」から疲れるんです。休みましょう。そしたら、嫌々も消えてたりしますし、何かしたくなるはずです。その時に取る行動があなたの本質に近い目的です。
本質的PDCAのための思考ステップ
1理想を考える
↓
2理想と現状のギャップを問題として分析理解する。
↓
3問題を解決する方法を学ぶ(調べる・真似る・人に聞く)
↓
4実際に問題を解決する。解決したかどうか?をきちんと評価する。
↓
※1に戻る。
上記が本質的PDCAの順番です。
ここから、これを実践し、身に付けて貰います!
本質的PDCAの学習開始
「本質的PDCA」を式にすると
Pが「幸福思考×ロジカルシンキング×教養」
Dが「自己効力感×自己動機付け能力」
Cが「情報収集能力×哲学能力×分析思考」
Aは=結果です。
PとDとCの式を掛け算していくからこそ、いい結果(本質)に繋がるのが、PDCAの本当の使い方だと思っています。
自分がPDCAを使えているのか?というチェック方法としては、2点です。
1悩んでいない→思考が必要なときに体系的にできる
2他者評価と自己評価が一致している、または評価がずれている理由が明確であるが放置している。
思考法一覧|ビジネスに必須のビジネス思考力【10種類】を解説 - Mission Driven Brand
この式を実践できるように練習して身に付けていきましょう。
1理想の自分を考える
まずは、理想の自分を考えましょう。
これは、PDCAのPにあたります。
「幸福思考×ロジカルシンキング×教養」を駆使することで、理想を考えることです。この解像度は高ければ高い方が、現状の自分と比較しやすいです。
どんな自分だったら嬉しいか?完成系は何か?
理想を考えるには、理想像を知っている必要があります。
例えば、将来YouTuberになりたいという人が多いのは、その職業を知っていて、具体的にどんなことをする仕事なのか少しでも知っているからです。
ただその程度の解像度だと小学生の夢どまりです。
大人の夢には、そこにいつまでに?とか、いくら稼げるのか?とか、周囲の目とか、失敗した時のリスクなど色々考慮するでしょう。
ですが、これは夢だから、みんな諦めたり、うまくいかないんです。なぜなら夢だと、解像度が荒すぎます。
例えばYouTuberなら、編集速度は?時間は?使っているフォントは?なぜバズるの?何を考えて企画編集しているの?すべて、知る必要があります。それを知ってようやく、現状の自分とどう違うのか?が見えてくるのですから。
ですが、上記のYouTuberの例だとして、夢を見始めた人は知るはずもないでしょう。だから、理想の自分を創るなんて無理だ!と考える人がいるのですが、なら、理想の自分のレベルを下げましょう。
何歩か手前の理想を考えよう。
YouTuberになるには、毎日投稿なのか?なら、1日一本の動画をまずはあげられるようになるところから、スタートしてみる。次に、その動画の質を、誰かのYouTuberの真似をして見やすくしてみる。それで、なおかつ毎日投稿を続けてみる。ということに挑戦するわけです。
ですが、YouTuberなど、バスケ選手など、何も浮かばない人も居ます。
その場合は、夢や形式にとらわれすぎています。ご飯食べたいとか、寝たいとか、やりたいことをやらずに我慢する癖がついていて、よく自分がやりたいことが分からない状態になっています。欲望に忠実になってみてください。
そんなこと言っても、事情があるから、という人は、その事情の中でもできることをやればいいです。そして、その先で事情を解決する自分の理想像が見えたら、解決すればいいですし、事情に従っている自分が理想なら、それを受け入れてあげてください。選ぶのはあなたです。
理想の解像度を上げる方法は、学び方と同じです。
理想の解像度を上げたいのなら、それが今のあなたの理想です。なので、理想を考えられる人ってどんなものなのか?を考え、今の自分との違いを比較してみてください。そして、それが問題なので、解決しましょう。
学び方は、調べる・真似る・聞くです。
理想像がわからないなら、解決方法を学ぶために、たくさん周囲や書物に力を借りましょう。お金が必要なら、払って学ぶといいでしょう。それを自己投資と言います。投資については自分で勉強してみてください。
理想の大小なんてのは、どうでもいいことです。
テスト100点を取る。なら、100点のためには何を知っている必要があるのか?どんな問題がでるのか?範囲はどこなのか?などを理想像として知っておく必要がありますね。
パイロットになる。なら、どうでしょう。考え方は全く同じです。何にしても、1つ1つ、理想像を明確にして、達成(解決)していけばいいんです。
0本能を殺さず、活かせ
この自己実現教育を受けに来た方は、本能や直観で行動してみたけど、うまくいかなかったり、うまくいっていたのに、行かなくなったりした経験がある方が大半だと思います。
または、その後に、周りに、無理だ、諦めろ、こっちのほうがいい、と言われ、自分の選択を自分で諦め、人の意見にのる選択をしたが、人がそういったからと、仕方なかったと責任を自分以外になすりつけようとして、自分のことを見ていない自分に対して無責任な人だと思います。
そんな誰もが通る経験で、自分の本能を殺さないでください。社会には無理ばっかりなんです。失敗なんて当たり前なんです。うまくいかないなんて、常識です。だからこそ、人生は面白いし、挑戦はわくわくするんじゃないですか。人がやってダメでも俺ならできるかもしれないと。
けど、できるかもしれないぐらいのしょぼい気持ちじゃダメなんです。言語をアップデートしてください。やり抜きたい。やり切りたい、やりたい!わくわくする!そして、何度挫折しても続ける理由は?と聞かれたら結局は「好きだから」と答えられるものを探してみてください。
今のあなたは、その好きだから。を見つけたいのに、どうせ無理だと、しかたないと、どうしようもないじゃないかと、自分に無責任でいます。けど、求めてるはずです。人生を最高に昂らせてくれる感動を。その本能があなたが一番大切にしたいはずの、1番目の守りたいものなはずです。そこから目を背けず、その気持ちを活かしてください。活かし方は教えます。
2理想と現状のギャップを問題として分析理解する。
次に、理想が出来たら、実はもうほとんど、解決なので、あとはその理想にたどり着くまで、試行錯誤して、理想を達成するまで、理想の解像度をあげていくだけです。
理想に到達したのかどうか?は自分しかわかりません。結局自分が満足すればいいんです。しかも理想は、近づくと大きくなったりします。だから一向に理想に到達しなかったりもします。どこで、自分に満足するのか?は人それぞれでしょう。納得いくまで追求してみてください。
現状の自分と理想を比較するには、理想像の解像度が高い必要があります。逆に、理想像の解像度が高いのなら、必然的に何をやらないといけないのか?は明確になるので、問題も明確です。
しかし、ここで「動けない!」という人が出てきます。
自分のやりたいことのはずなのに、体が動かないという訳です。この原因は、4つのどれかです。
1上記で述べたように、体が動かない=目的(やりたいこと)ではない。
2ゆっくりやりたい。(ペースが合っていない、他と並行してやりたい。)
3休息が足りていない。
4他にもっとやりたいことがある。(悩みたいも含む)
やりたいことをやりましょう。
その方がスピードが上がるので結果成功が早いです。
たまに、悩みたい。悲劇に浸りたい。などの人もいるので、そういう人はその時間を楽しむといいです。周りも、そうなんだなと理解してあげましょう。自分と同様、相手のやりたいことを理解する力は大切です。必ず寄り添う必要は別にありません。
3実際に問題を解決する。解決したかどうか?をきちんと評価する。
そして、意外と見落としがちなここ。解決したと思い込んでいるだけで、何も解決していないパターン。
これは、事実と感想の区別が出来ておらず、感想を事実と思い込んでいるだけで、実際の事実は何も変わっていない状態です。感想を変えるだけでは、事実は変わらないので、感想を変えたうえで、事実も変えないといけません。
例えば、YouTuberなどなら、お金や視聴回数でよくわかります。けど、例えば、仕事や勉強、バスケなどで、俺は頑張っている。だからうまくなっている!成果を出している!と言う人がいます。
それは正しく事実を見れているでしょうか?
それってあなたの感想ですよね?と言われてもおかしくないでしょう。
この時に見るべき事実は、そうやって他者に説明するためのものではありません。自分の中で、理想の自分と現実の自分がどれだけ違うのか?を正確に把握することです。
その正確さを増すために、解像度をあげろと言っていたわけです。でないと、なんとなく成長している感だけ感じて、満足したりしますから。ただ、別にそれが悪いわけでは無いです。その人の理想が、頑張っている感を得たい!というのが振り返ってから気づける事実目的だったということだけです。
つまり、この評価タイミングで、目的(理想)も変わったりします。
これが、本質的な「省りみる」というものです。これを反復して繰り返すから、「反省」と言う訳です。
4思考力を鍛える
Pが「幸福思考×ロジカルシンキング×教養」
Dが「自己効力感×自己動機付け能力」
Cが「情報収集能力×哲学能力×分析思考」
Aは=結果です。
上記に基づいて、より良い結果を出すためには、下記をやればいいのですが、理想を考える・分析する・評価する・学ぶなどで、共通して必要になるのが、思考力(+感覚)です。
1理想を考える
↓
2理想と現状のギャップを問題として分析理解する。
↓
3問題を解決する方法を学ぶ(調べる・真似る・人に聞く)
↓
4実際に問題を解決する。解決したかどうか?をきちんと評価する。
↓
※1に戻る。
思考力を細分化すると、
・ロジカルシンキング
・哲学能力
・分析思考
そして、これに加えて、
・幸福思考
・自己効力感
・自己動機付け能力
という感覚的な能力が必要になってきます。
より本質的なPDCAが出来るように、1つ1つ補助解説していきます。
ロジカルシンキング
これは構造的に物事を捉えて、組み立てる力です。基本的に日本の学校で、勉強してきて、大学受験の現代文で8割取れる人は、この能力があります。他にも、話が旨い人、分かりやすい人もこれがあります。
自己実現教育での使い方で言うと、この理想を達成したら次はこの理想に近づくと考えることができる能力です。因果関係を考える力とでもいいましょうか。
遠くの夢を叶えるためには、手前から1つ1つクリアする必要があるのですが、ロジカルシンキングが無い人は、今やっているこれって何の意味があるんだっけ?ってなりやすいです。同時に、1つ1つ細かい夢に細分化するときもこの能力を使いますので、ロジカルシンキングが無いと、そもそも大きな夢を考えること、それを叶えるために細分化することもできないでしょう。
大学受験の現代文で8割取れるように、勉強してください。それが一番簡単な道です。でも、嫌だったら他の方法を自分で学んでみてください。
哲学能力
哲学とは?、雑に言うとこうやって、とは?を考える事でもあり、その結果、価値観・評価軸を創ることでもあります。また、言語化能力にも影響します。
難しく言うと、抽象的な概念を具体化して、またそれを抽象化してを繰り返して、より普遍的なものを見つけ出す能力と言いましょう。
自己実現教育では、幸せとは?満足とは?理想とは?夢とは?を考えたり、今の自分ってどんな状態?と理解する力であったり、理想と現実を比較する力であったり、何を学べばいいのか?を言語化する力だったり、実際に解決したのか?を考える力です。
日本人がとても弱いのがこの力です。学校で教えられませんし、指示を受ける中で、受け身で生きてくると、ここは全く伸びない力ですから。
この伸ばし方は、シンプルです。たくさん考えること。そして使っている言葉すべてを理解することです。例えば、理解ってなんですか?と言われたら説明できれば良いみたいな事です。それを自分が使った言葉すべて、何なら見聞きした言葉すべてにできるだけやってみると良いです。
さらに極めたかったら、哲学の本を読んで見てください。先に上記を多少なりともやっておかないと、哲学の本を読んでもさっぱりだと思います。
分析思考
分析とは、細分化して理解する力です。哲学力と深い相関関係を持ちます。
この強化には、観点を増やすことと、数値化をすることをします。
観点を増やすというのは、たくさんの事を見聞きしないといけません。
知っているか・知らないか?それだけの話です。
たくさんのことを知る努力をすれば、観点は増えます。
例えばですが、バスケでシュートが入らないと悩んでいるとしましょう。その場合、入るようにするためにはどうしたらいいと思いますか?→この答えの数が、この問題に対する観点の数です。
要するに、分析思考というのは、ある程度専門性が必要になります。
ですが、普遍的な観点というものもあるので、特定分野で磨いた分析思考は応用が利きやすいです。
では次に、数値化です。
観点を評価するために使います。学校で成績を付けられると思いますが、やっていることは全く同じです。ですが、学校の先生で何人の人が、自分でこの観点を創り、自分で数値化を創れるか?は見物です。先生にとっては必須の能力なのですが、いかんせん、教職課程で学ばないのです。だから、言われたことしかできない先生が増えているというのはあると思います。
数値化のやり方は、観点(文章を)数値化するだけです。
例えば、学校の「関心意欲態度」なんてくだらない観点がありますが、あれを数値化する意味がわかりませんが、仮にするのなら、例えば、挙手した回数、授業中に寝た回数、テストの成績、姿勢が正しいか?などでしょうか。
数値化をする際は、その数値に意味があるのか?哲学してください。
観点も同様です。そして、ロジカルシンキングで、その観点と数値化に因果関係があるのか?を考えてください。意味が無いなと分かったのなら、どんどんその観点を数値化するのはやめていきましょう。無意味がわかったことで、観点が増えたので、効率が増します。
観点が多ければ多いほど、分析能力は高まりますが、分析能力が高まったところで、自己実現教育で伝えた、他の能力が高まる補助になるだけです。そこを履き違えた人は、頼まれた訳でもないのに、無意味に人を批評して嫌われるだけの人になったりするので、気を付けてください。
幸福思考
幸せを感じる力です。言い方を変えると、自分にとって心地よいと感じる心を感じる力です。
これは、禅とか、瞑想とか、ヨガとか、色々ありますが、ただ普段から、感謝したり、ありがたいとか、楽しいとか、面白いとか、感情に敏感であればいいです。
自分の感情がわからなくなってくると、人は自信がなくなってきます。自信がなくなったから、感情がわからなくなることもあるでしょう。どちらにせよ、自信を取り戻すには、自分の感情に素直になることです。
日本では、大人になる事=感情を殺すこと、怒らない事、感情をコントロールすることと考えられがちですが、それは間違っています。感情をコントロールできたら誰も苦労しません。
感情の伝え方を上手にするのが、大人になるという事です。
自分の感情をきちんと感じ取り、それをきちんと相手に伝える。そして、それを受け取る相手の感情も予測して、受け取って貰えるように伝える力です。
自分の感情を上手に相手に伝えることができたら、負の感情は減りますし、正の感情は増幅します。幸せが幸せを呼べる人は、幸せを伝える力がある証拠なわけです。もちろん、幸せを感じていないといけませんが。
自己効力感とFLOW状態
やればできるという感覚の事です。これには、根拠はいりません。しかし、自分の心は素直です。フロー状態が一番、正しい自己効力感を抱けている状態です。
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リラックスしすぎているのは、それはそれで、自信過剰状態です。ただ、その自信を裏付けるスキルがあることでもあるので、悪いことではありません。
なぜ、この自己効力感が高いフロー状態がいいのか?というと、この時間が長いほど、生産効率や、成長効率が上がるからです。というか、フロー状態以外は、あまり成長していないと言っても過言ではありません。
集中していないということで、慣れていることをやっているだけであったり、不安に苛まれて悩んでいるだけで何も進んでいない状態だったりするからです。
今の自分をしっかり理解したうえで、一歩先のスキルレベルが求められる挑戦をすると人は成長し続けます。フロー状態というのは、15分が限界と言われています。また数分休めば再度はフロー状態になることもできますので、休み休みやること、または意図的にフロー状態から外れるために、不安になってみたり、リラックスするといいでしょう。退屈になる時は、完全な休憩で、脳をOFFにする感覚です。再度立ち上げるのに時間がかかるので、OFFにするのは完全に終わった時をおすすめします。
※プロになる人は、環境的な運も作用しながら、たくさんこのフロー状態を経験した数が多い人になります。人はこれを天才と呼びます。一方、1万時間の法則というのが研究結果で明らかになったのですが、これは秀才になるためのものです。天才になるには、フロー状態での根本的な成長が必要になります。
自己動機付け能力
これは、自分で自分のやる気をだす力です。ただ、やる気と言うのは存在せず、「目的=体が動くこと」と言ったように、目的があれば人は動くんです。なので、「自己動機付け能力」というのは、自分の体・心を理解して、自分の体が動く目的を設定する(言語化する)力です。
この能力を高めるためには、自分が何に関心を持っているのか?何なら普段からすぐに体が動いているのか?を記録して覚えておくことが効果的です。
そして、それが出来ていると、その言葉や環境、状態、アクションなどをトリガーに、自分の体を思い通りに動かすことができるようになります。
これをルーティンと言ったりしますが、ルーティンというのは、悪い習慣も同じようにルーティンと言うので気を付けてください。
この言葉を聞いたら、自分はこれをしたくなる。
この曲を聞いたら、これをしたら、これを考えたら、自分はこうできる。
ということを理解して、それを反復することで、自分の体を思い通りに動かしてみてください。これが、本当の「自己動機付け能力」の意味です。
5他者理解力:差別優位性:自己実現教育
最後に、ここまでの自分を理解&成長させてきた本質的PDCAを、他者や社会に応用すると、それは他者理解力になることをお伝えします。さらに、その他者を理解したことを活かして、自分のポジションを創れると、差別優位性というものになります。
この差別優位性まで理解した人が教育すると、個性の尊重ができる教育であり、かつ、個性にあった個別最適な、個性を伸ばす教育ができるようになります。それが私がやっている自己実現教育です。
自己実現教育というのは、何を教えるか?とかではなく、個性を伸ばす教育ということです。
ここまでができるようになった方は、あとはこの差別優位性が実現できるようになれば、「成功」ができるようになります。もうここまでやってきた方は、自分なりの成功の定義も持ち合わせているはずです。
成功は、簡単であり難しいですが、自己実現教育で学んで頂いたように、自分らしいまま在りたい姿を目指し続ける「本質的PDCA」の力があれば、誰がなんと言おうと、あなたはあなたの人生の楽しみ方を知っている「成功者」なのではないかなと思います。
それでも、人と比較する中で、OnlyOneではなく、No.1を目指したいというのであれば、応援致します。やり方は本質的PDCAとなんら変わりません。適切に理想像を見据えて成長し、適応してください。
プログラム開発者|松田淳也
Q&A
質問があれば、SNSから聞いてください!
Q.
A.
Q.
A.
自己実現教育プログラム:終了
ここまで、お疲れさまでした。たのしかったでしょうか。これでも出てくる問題を解決するには、私が一人一人に向き合って直接教育しないと難しいので、1時間5500円で相談に乗ります。
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