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【GHIレギュ初週ジムバトル優勝】フライゴンex+モモワロウデッキ 感想【約6700字】
はじめに
yagatea(ヤガテア)です。
このnoteでは、ジムバトルで優勝したフライゴンexデッキの感想やダメージ計算をまとめていきます。
新弾発売当日のシティリーグの結果に翻弄されながら作ったデッキなので、拙い部分もあると思いますが温かい目で見ていただければ幸いです。
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フライゴンexデッキを組むきっかけ
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元々はスタートデッキ100収録のフライゴンを使いたい、という理由でシティリーグや自主大会で活躍していたリストを基にデッキを作成。(当時のレシピ等は下の方に記載しています)
使ってみてフライゴンexと毒のギミックの相性の良さが好感触で、レギュレーション変更後もどうにかして使うことができないか模索してみました。
デッキリスト
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フライゴンexの技「ストームバック」は130ダメージを与えながらベンチに戻ることができるため、ミミッキュと入れ替えて壁にしたり、アラブルタケのもうどくふんじん+くさりもち+モモワロウのもうどくしはいと組み合わせれば、130+40+60=230のダメージラインを作ることができ、たねexポケモンをポケモンチェック込みで倒すことができます。
更に新弾のボルケニオンexの特性「やけつくじょうき」で相手をやけどにすれば250まで届き、タケルライコexをポケモンチェック込みで一撃で倒すことができます。(今までかがやくヒスイニューラでベンチにいるだけで届いてた)
ボルケニオンexの特性はバトル場でないとはたらかないため、危険な密林を用いても倒せるようにしています。どちらも使用できた場合は270まで届くので1進化exも倒せます。(2枚とも1枚採用のため、現状条件はかなり厳しいです。)
ポケモンチェック時に倒すことができれば、相手のさかてにとるやアンフェアスタンプを防げる他、ベンチに戻るため呼び出し札を要求させたり、テラスタルexのためベンチ狙撃から守ることも出来ます。
また、 レギュレーション変更前に採用していたヤレユータンVが使えなくなってしまったため、タウンデパートやイキリンコexで補っています。
発売日当日のシティリーグでミロカロスexが猛威を振るっていた事から、改造ハンマーとワザマシン デヴォリューションを採用し、突破を計ってみました。
そしてこのデッキは先攻1ターン目の勝利を狙える(狙いたい)ため、基本的にじゃんけんに勝ったら先攻を選びます。
相手がHP80以下の単騎であれば、もうどくふんじん+もうどくしはい+やけつくじょうき(危険な密林)を組み合わせ、特殊状態にして倒すことを目指します。
そうでない場合や、後攻になった場合は、むずむずかふんから展開していきます。
採用カードについて
・フライゴンex 2
本デッキ主役。2枚でも案外問題なく運用できました。
ストームバックでミミッキュやモモワロウと入れ替え、サイドレースを作っていきます。キチキギスexは闘弱点のため、自分の番に倒せてしまうので注意。
もう一つの技「ペリドットソニック」は相手のexポケモン全員に100ダメージずつ与えられる性能を持っていますが、このデッキでは使用しません。(構築上不可能になっています)
理由としてはベンチのテラスタルexには効かない所や、2回使って倒せるexポケモンが少ない点が挙げられます。エネルギーの色も水闘鋼と、他のポケモンとシナジーが合ってない所も痛手でした。せめて悪が欲しかった
ペリドットソニックを使いたい場合は、そこに焦点をおいた構築の方が現実的だと思います。
・ビブラーバ 1
グッズロック時でも育てられるよう1枚採用。技がもう少し強ければ
なんなら特性があれば
特性うるさいはおとを再録しよう
・ナックラー 3HP70のナックラーください 今までも無いから今後出る可能性低い「なかまをよぶ」でベンチを並べることこそできますが、ACE SPECをプレシャスキャリーにしている都合上あまり使用機会は少ないです。どちらかというと後攻1ターン目は、むずむずかふんかもうどくしはいを使いたい。
・アラブルタケ 2
デッキの要。ヒスイのヘビーボールっていいカードだったなぁ。
もうどくふんじんでお互いを毒にして展開していきます。使うタイミングには注意が必要。自分はよく間違えます
・モモワロウ 2
特性もうどくしはいでどくで乗せるダメカンを5個増やせるため、先1勝利を狙える他、ストームバックと絡めて相手を倒すことができるため、序盤から終盤まで幅広く活躍してくれます。そのため2枚採用。
ルミナスエネルギーを採用しているため、技「ポイズンチェーン」も打てます。もうどくふんじんとくさりもちを合わせれば10+40+60で110ラインまで見れます。
技の効果で縛れるため、そこからターン数を稼げる点も高評価。
・スボミー 1
技「むずむずかふん」でグッズロックをしながら、くさりもち+もうどくふんじんで合計60、やけつくじょうきがあれば合計80のポケモンをポケモンチェック込みで倒せます。危険な密林があると自身のスボミーも気絶するため注意が必要。
・ミミッキュ 1
ストームバックでミミッキュと入れ替え、相手のexポケモンからの攻撃を防ぎます。モモワロウを出すことが多いと思い1枚採用にしましたが、2枚でも良いかも。
ルミナスエネルギーを1枚採用しているのでやろうと思えば技「ゴーストアイ」も打てます。
・ボルケニオンex 1
新弾のexポケモン。特性「やけつくじょうき」で相手をやけどにすることができます。
バトル場にいないと特性を発動させられないのがネック。にげるエネルギーが3なのも弱点。
・ラティアスex 1
ボルケニオンexやアラブルタケ等、にげるエネルギーが重いたねポケモンが多いため、特性スカイラインで問題を一気に解消することができます。非常にありがたい。
・キチキギスex 1
現環境に欠かせない強力特性「さかてにとる」で展開していきます。置くタイミングには気をつけたい。
・モモワロウex 1
基本的に先攻1ターン目で勝利できる場面に使います。入れ替え系統のカードが少ないため、特性「しはいのくさり」でモモワロウと入れ替えて条件を満たします。
・ガチグマアカツキex 1
優秀なサブアタッカー。ブラッドムーンはもうどくふんじん+くさりもち込みで280、ポケモンチェック込みで290、やけつくじょうき(危険な密林)と合わせれば
310まで見ることができます。(両方あれば330。)
・イキリンコex 1
序盤の事故防止、もしくは先1勝利を確実にするための起爆剤です。そのためイキリテイクは無理に使わないようにしています。
・ネストボール 4
たねexをはじめ、HP80以上のたねポケモンが多くを占めるため4枚採用。
・ハイパーボール3
フライゴンexを持ってきたり手札の使わないカードを切ったり。
・ふしぎなアメ 3
2枚は少なく、4枚は過剰のため無難な3枚採用。
・改造ハンマー 1
デヴォリューションと組み合わせ、ミストエネルギーがある状態でもミロカロスexを退化させられるようにしました。
・カウンターキャッチャー 1
たねex主体のデッキ相手の場合、先にサイドを取られる展開になるため1枚入れています。
・すごいつりざお 1
夜のタンカと迷いましたが、今回はイキリテイクで進化系をトラッシュした場合に対応しやすくするためこちらにしました。
・大地の器 1
エネルギー転送と悩みましたが、コストは問題なく払えるためこちらに。
・ポケモンいれかえ1
ラティアスexやモモワロウexがきぜつしたり、サイド落ちの場合でも対応できるように採用。実情もっと入れたい。
・プレシャスキャリー 1
ACE SPEC枠。ベンチを多く並べられたらそれだけ強い動きができるためキャリーにしました。初手で引くとめちゃくちゃ嬉しい。
・ブーストエナジー古代 3
参考にした構築は2枚でしたが、先1勝利したい際に引きやすくしたかったため3枚にしました。2枚でも可だと思います。
・くさりもち 2
ストームバックやブラッドムーンの打点を上げていきたい。
個人的に大好きなテキスト。
・緊急ボード 1
ラティアスexが無くともにげ0が作れるようにしています。主にミミッキュやモモワロウにつけることが多いです。
・ワザマシン デヴォシューション 1
改造ハンマーと絡めることでミストエネルギーもケア。
ストームバックを複数体の進化系exに与える事でも退化からのきぜつも狙えます。
・ナンジャモ 3
「ナンジャモ→ストームバック→もうどくしはい」によってポケモンチェックで倒す動きが最高!
・アイリスの闘志 1
新弾のドローサポート。マツバの確信と比較した時、相手の動きに問わず自分の動き次第で最大6枚引ける点が好感触でした。
・ペパー 4
後攻の場合、プレシャスキャリー+ブーストエナジー古代から展開するのが理想のためフル投入。対ミロカロスexの場合は改造ハンマー+ワザマシンデヴォリューションの組み合わせで対抗。
・ボスの指令 2
最低限の2枚採用。
・危険な密林 1
ボルケニオンexに入れ替えずとも、ポケモンチェックでもうどくふんじん+もうどくしはいと合わせて合計8個のダメカンを乗せられるように採用。
・タウンデパート 1
ペパーからの展開ができなかったり、ポケモンのどうぐを複数枚欲しい場面や山札の圧縮を図る際に重宝しました。
・基本闘エネルギー 6
エネルギーラインは参考にしたデッキリストと同じにして始めましたが、今のところちょうど良いです。
・ルミナスエネルギー 1
ミミッキュやモモワロウが技を打てるように1枚採用。
不採用カード 一部入れても良いかも
・オーガポンいしずえのめんex
ストームバックで入れ替えれば特性持ちのポケモンからのダメージを防げますが、比較的ミミッキュの方が広く見やすいと思い、今回は不採用でした。
・テラスタルオーブ
フライゴンexを手札コスト無しで持ってくることができます。ハイパーボールの内1枚と入れ替えても良いかも
・なかよしポフィン
持って来れるカードがナックラーとミミッキュしかないため、今回は不採用。
・基本水、鋼エネルギー、ネオアッパーエネルギー
ペリドットソニックを打たない都合上不採用。
対戦結果
・1回戦 ソウブレイズex ⭕️先攻
相手がカルボウ単騎だったため先1勝利を目指すもボルケニオンexを引けず、一先ず6個だけのせる。相手が初手でソウブレイズexをトラッシュしたのも相まって動きが遅れ、その間にサイドを進める。
終盤追いつかれるも、ボス引かれたら負けの状況で引かれず辛勝。
・2回戦 タケルライコex+ナンジャモのハラバリーex ⭕️先攻
ライコexスタートのため無理のない展開を心がける。
むずむずかふんでプライムキャッチャーやポケモンキャッチャーを使わせないようにしつつフライゴンexを育成。
ストームバック+くさりもち+もうどくしはいでタケルライコexを相手の番の終わりのポケモンチェック時に倒せるか、と思いましたが、モモワロウが2枚ともサイド落ち。
一先ず合計180ダメージ与え、ミミッキュを前に出します。
返しの番にポケモンキャッチャーでキチキギスexを呼ばれきぜつ。そこから、
カウンターキャッチャーで相手のキチキギスexを倒す
→スーパーエネルギー回収からナンジャモのハラバリーexの特性でエネルギーを貼り、ボスの指令でラティアスexがきぜつ
→ボスの指令でナンジャモのハラバリーexを呼び、くさりもちストームバックで倒しミミッキュ前
→相手の手札が細かったため、はじけるほうこうで手札補充
次の自分の番、タケルライコexを倒せるラインでなければナンジャモでお祈りか…といった場面で引いたカードはペパー。
ネストボールもあったため、ボルケニオンexを呼びペパーでポケモンいれかえを回収。ミミッキュに緊急ボードをつけていたためボルケニオンexと入れ替え特性やけつくじょうき。ポケモンいれかえでフライゴンexを前に出しもうどくふんじんでどく状態。ストームバック130+40からモモワロウを前に出しやけどとどくでダメカンが8個乗り合計250でタケルライコexを倒して勝利。
ラティアスexを呼ばれた際、フライゴンexも倒せる状況下で、そちらを呼ばれていたらだいぶ厳しかった印象です。
自分がタウンデパートを貼ったため、仮に勇気のおまもりを採用されていたら危ない所でした。
・3回戦 ソウブレイズex+ノココッチex ⭕️後攻
相手の手札が芳しくなく後1でノコッチを毒で倒し、後2でマシマシラを倒して終了。
その後のフリー対戦でもストームバック→ミミッキュorモモワロウ、の動きが強く勝利。道中にむずむずかふん+毒でソウブレイズexを倒せた点も良かったです。
本日のポケモンカード 土曜のジムバトル!!
— カードキングダム鳥取駅前店 (@cktottori) January 25, 2025
優勝デッキを撮影させていただきました!!ありがとうございます!!
優勝者コメント「フライゴン最高っ!」 pic.twitter.com/oKQmAD4PaK
階段卓が崩れ全勝者が1人になったため大会終了。
優勝!
ジムバトル優勝
— ポケカブック (@pokeca_book) January 25, 2025
フライゴンex https://t.co/MYxBR0Mg79 pic.twitter.com/ddYXY7rhN6
ポケカブックさんにも掲載されました📗
ダメージ計算まとめ
・HP210(弱点) キチキギスexなど
ストームバック130×2=260できぜつ。
・HP210〜230 オーガポンex、ホップのザシアンexなど
ストームバック130+もうどくふんじん+くさりもち40=170。
→+もうどくしはい60で230。ポケモンチェック時にきぜつ。
・HP240 タケルライコexなど
やけつくじょうき20+ストームバック130+もうどくふんじん+くさりもち40=190
→+もうどくしはい60=250。ポケモンチェック時にきぜつ。
・HP270 ソウブレイズexなど
やけつくじょうき20+ストームバック130+もうどくふんじん+くさりもち40=190
→+もうどくしはい60+危険な密林20=270。ポケモンチェック時にきぜつ。(要求が高すぎる)
・HP280(弱点) ナンジャモのハラバリーex
ストームバック130×2=260。
相手のみどくにしておき、モモワロウと入れ替えることで+もうどくしはい60=320。
ポケモンチェック時のきぜつが可。
・HP300 ブリジュラスexなど
1回目の攻撃 ストームバック130→ミミッキュ前。
2回目の攻撃 ストームバック130
モモワロウと入れ替えることで+もうどくしはい60=320。(ブリジュラスexはフトゥーの採用が多いから難易度高すぎる)130+130+60=320
・HP320 ドラパルトexなど
ブリジュラスex、もしくはリザードンex対面と同じ動きでOK。
・HP330 リザードンexなど
1回目の攻撃 ストームバック130→ミミッキュ前。
2回目の攻撃 ストームバック130+もうどくふんじん+くさりもち40=170
→+もうどくしはい60で230。ポケモンチェック時にきぜつ。
130+170+60=360
改造案
ミミッキュと危険な密林は2枚あった方が良いと思いました。
どちらもサイド落ちした際、壁にするポケモンが居なかったりダメージラインが届かない可能性もあるため、1枚採用は不安定な印象。
入れ替え候補は改造ハンマーとデヴォリューションorタウンデパート辺り。
おまけ FGHレギュ当時のレシピ
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スタートデッキ100収録のフライゴンをいつか組みたい、作りたいとうかうかしている中でレギュレーションの変更が発表。一度でいいから使おうと決意し、当時少数精鋭の活躍をしていたデッキリストを基に、フライゴンの技「デザートピラー」と相性の良い災いの荒野を採用した構築です。
折角なのでビブラーバとナックラーもスタートデッキ100のものを採用しました。
デザートピラーは相手のにげるために必要なエネルギーの数ぶん50ダメージ上がるため、災いの荒野の他、ワナイダーexやアリアドスと合わせると高打点を狙うことができます。
しかし、ラティアスexの登場により、どれだけ負荷をかけても特性スカイラインにより0ダメージになってしまう、という悲しき結末を迎えてしまいました…
(奇しくもフライゴンexと同じ楽園ドラゴーナ収録…)
結果としては、
・1回戦 不戦勝
・2回戦 イバラドラパ⭕️ フライゴンexが活躍 イバラ下でもしっかり動けた
・3回戦 トドロクツキex❌(後1、モモワロウ単騎で終了)
・その後のフリー対戦 3回戦のお相手、同デッキ⭕️(先1、カラナクシ単騎)
といった次第で、残念ながら活躍させられず。(今思うとフリー対戦もうどくしはいで倒さずに続けたら良かったのに)
最後に
最後まで見ていただきありがとうございました!
自分は2月にシティリーグとCL福岡を控えているため、今からドキドキです。
デッキ大悩み中…