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Rebaseの新しい10年、Mission Drivenな組織へ - 進化したAll Handsの舞台裏

Rebaseでは「Get Together 和をひろげる」をミッションに掲げ、たくさんのことのはじまりに満ち溢れた世界を目指しています。そんなRebaseでは、よりMission Drivenな組織を目指して、24年5月から、全社ミーティングが新しい形へと生まれ変わりました。 今回は、新しいAll Handsを企画されたサンウさんにお話をお聞きしながら、Rebase流「All Hands」の様子をお届けします。


Rebaseの All Handsとは?

ーー5月から、Rebaseの全社ミーティングの形態が変わりましたね。このタイミングで「All Hands」へと変化させた理由を教えてください。

一番の理由は、Rebaseが10周年を迎えて、新しいMission・Vision・Valueを決め、組織体制も新しくしたことです。今までの延長戦ではなく、新しい10年を作っていくのだ、という意識が強くある中で、この新しいMission・Vision・Valueの解像度を社員全員で上げていく必要があると思いました。
MVVは発信するだけで染み込むものではありません。その価値と意味について、全社で問い続けながら解像度を上げていけるように、質と量の両方でアプローチする必要があり、今まで通りのやり方だけでは実現できないと思いました。

ーー今までの全社ミーティングとは何が異なるのでしょうか?

今までの全社ミーティングでは、事業の進捗状況等をサービス責任者やCxOが発表していました。今までの全社ミーティングが悪かった、というわけではなくて、目的が異なるんです。「情報のシェア」のための場所だったものを、MVVの浸透やコミュニケーションの促進という新しい目的を付け加えたものにアップデートした、という言い方が適切でしょうか。

Valueを語るKaiさん

All Handsのプログラム構成

All Handsは、全体が3部で構成されています。

①GT数から紐解く、各部門のトピック
②Value Talk
③Kai no Wa

それぞれのコンテンツの内容や、込めた狙いを、サンウさんに聞いてみます。
ーー①「GT数から紐解く、各部門のトピック」の内容と狙いを教えてください。

このセクションでは、「GT数」を起点にして、8つのチームごとの報告をしてもらっています。「GT数」(Get Together数)とは、2人以上が集まって「和をひろげた」数のことで、Missionの「和をひろげる」の達成度合いの指標として新しく導入したものです。2人以上の集まる機会を創出した数を測っていて、例えば、複数人でのスペース利用が一回あれば1GTになります。
この「GT数」で各部門のトピックを紐解くことによって、「進捗状況のシェア」だけになりがちなセクションを、Mission Drivenの度合いを測ったり、連携を取りやすくしたりする副次的効果を合わせて狙っています。

ーー②「Value Talk」の内容と狙いを教えてください。

「Value Talk」は、社員1人にお気に入りのValueをひとつ選んで発表してもらう、というコンテンツです。Valueが体現できたと思ったエピソードや、自分の生い立ち・趣味や得意なことまで、かなり深く話してもらっています。
狙いは、Valueの浸透です。社員一丸となって目標を追っていくための、羅針盤のような役割を持つValueですが、新しくなったばかりで、Valueへの理解やそれを体現するイメージの咀嚼方法はみんな試行錯誤中だと思います。その試行錯誤を共有してもらうことで、Valueをみんなで追うことができるのでは、と思っています。
もう一つの狙いは、社員どうしのコミュニケーションの促進です。Rebaseも社員の数が増えてきて、一人一人への理解がそこまで行き届いていない、という課題意識がありました。プロフィールはわかっていても、RebaseにJoinするまでの経験や、どのような思いで仕事に向き合っているのか等はなかなか伝わりません。個々をよく知ってこそ、良い素敵な連携が生まれると思うので、ここに紐づけたいと思いました。

ーー③「Kai no Wa」の内容と狙いを教えてください。

「kai no Wa」は、Rebaseの代表・Kaiさんに、Kaiさんの言葉で社員みんなに話してもらったりみんなからの質問に答えてもらったりする時間が取りたい、と設定したトピックです。Valueを体現したメンバーを「Value Champion」として選んで賞賛したり、Value Talkで話したメンバーとKaiさんとの質疑応答などを入れています。
やっぱり、Rebaseの過去・現在・未来のことを誰よりも考え続けているのはKaiさんなので、彼の頭の中をみんなに見せながら、何か変化やひらめきがあればすぐにキャッチアップしたいので。
ちなみに「Value Champion」に関しては、体現していると感じたSlackの投稿に付けるValue StampやFormを通じた自己・他己推薦など、様々な形でみんなの声を集めて選出しています。

ーー今後、取り入れてみたいコンテンツなどはありますか?

半期など、節目ごとに一定期間を振り返るスペシャル All Handsのようなものは開催したいと思っています。また、経営陣が考えていることをもう少し解像度高く社員に伝えることができたら、と思っていて、試行錯誤中です。
社員からも、All Handsへのフィードバックが届いているので、それを踏まえて改善していきたいですね。

All Handsへの反応

新しくなったRebase All Handsについて、社員の皆さんにインタビューしてみました。
聞いたのはこの3人です。



ーーAll Handsが以前の全社ミーティングと比べて変化した部分はどこですか?

Toyo:かなりカジュアルにはなりましたが、業務に役立つコンテンツが増えていて良いと思います!
Yosshy:前よりも双方向なミーティングになったので、一体感が生まれていると思います!
Rie:話す人が毎回異なるので、毎回新鮮味があって面白いです!雇用形態を問わずRebaseに関わっている全員にオープンすることで、一緒に働いている仲間の間での情報格差がなくなって、とても働きやすいです。

ーーAll Handsで気に入っているコンテンツは?

Toyo:
「Value Talk」は気に入っています!今までの経験などを知れると、意外な部分で相談できそうなポイントが見えてきたりするので。
Yossy:「GT数から紐解く、各部門のトピック」です。全社として共通の大きい指標があるのは一体感につながるのでとても良いと思っています。
Rie:私も、「GT数から紐解く、各部門のトピック」です。GT数という指標はとても管理しやすいですし、分析結果や各部門のトピックの情報を得て、自分で考えてアクションできるようになりました。

ーー All Handsに対して、改善提案があれば教えてください。

Toyo:「GT数から紐解く、各部門のトピック」の中で、何が寄与してGT数の増加につながっているのかを各部門ごとにもう少し分析できると良いと思います。以前よりも概括的な話が多くなり、データを探す手間が増えてしまった気がするので…。
Rie:何のために All Handsをやっているのか、がみんなに伝わるとより積極的にAll handsを活用できるのかなと思います!そういう意味では、この記事が良い契機になりそうです。


メンバーからも、新しい All Handsは好評のようです。
もちろん、当初想定していた目的を全て達成できているわけではありません。メンバーからの改善提案の声も拾いながら、 All Handsをもっとアップデートしていく予定です。

Rebase公式noteでは、これからも、定期的にRebaseの様子をお届けしていきます。


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