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【理学療法士 × データ活用】今日から始めるSQL入門!

こんにちは、公衆衛生学・疫学の知見を活かして健康的な社会づくりを目指す理学療法士のジローです。

現在、東京大学 医療リアルワールドデータ活用人材育成事業に参加し、大規模データの解析や臨床疫学について学んでいます。

このプログラムでは、実際の医療現場で蓄積されるデータを活用し、より効果的な医療提供や研究につなげることを目的としています。

夏休み明け、今まさに本格的な授業が再開し、SQLの演習がスタートしました!



🔹 そもそも「医療リアルワールドデータ(RWD)」とは?

RWD(Real-World Data)とは、
実際の医療現場や日常生活で収集された健康関連データのことを指します。

具体的には…👇

📌 電子カルテ(診療記録)
📌 レジストリーデータ(特定疾患のデータベース)
📌 保険請求データ(診療報酬の情報)
📌 ウェアラブルデバイスのデータ(スマートウォッチなど)
📌 患者報告アウトカム(PRO)(患者自身が報告する健康状態)

このような膨大なデータを解析することで、医療の質を向上させたり、新たな知見を得ることが可能になります。

しかし、大量のデータを整理・分析するには、適切なツールが必要です。

そこで登場するのが…



🔹 SQL(Structured Query Language)とは?

SQL(エスキューエル)とは、
リレーショナルデータベースを操作するための標準的なプログラミング言語です。

💡 リレーショナルデータベースとは?
Excelのような表形式でデータを管理し、複数のテーブルを関連付けて扱えるデータベースのこと。

idと各項目に情報が関連づけられてあります。
また、Excelでいうところの1枚のsheetに全ての欲しい情報があるわけではありません。
情報をまとめて解析できる形に形成します。

例えば、医療データでは👇

📌 患者IDと診療記録を結びつける
📌 検査結果と処方データを統合する
📌 一定の条件を満たすデータだけを抽出する

など、SQLを使うことで、必要なデータを瞬時に引き出し、分析しやすい形に整えることが可能になります。



🔹 いざSQLの演習開始!しかし…

実は、私は "SQLどころかプログラミングの知識ゼロ" からのスタート。

理学療法士にSQLが必要なの?」と思うかもしれませんが、今後、医療データを扱う機会が増えるなら必須スキルになると考えています。

今年のGW(5月頃)にSQLを少し触る機会があり、「なんとなく理解したかも?」と調子に乗っていましたが…

😱 夏休みで完全に初期化!!!

演習が始まると、エラーの嵐。

SQLの基礎すら曖昧なまま進めようとしていたため、全然思い通りに動かせず…。
「これはマズい、ちゃんと基礎からやり直そう」と決意しました。



🔹 SQLを学ぶためのおすすめサービス&書籍

✅ 1. SQLの演習ができる無料サービス:SQLab

「SQLの練習をしたいけど、環境構築が面倒…」という人におすすめ!

🌟 SQLab(エスキューラボ)

特徴👇
ブラウザ上でSQLを練習できる(インストール不要)
書いたコードの実行結果がすぐに表示される
初級から上級まで幅広い問題が揃っている

「とにかく手を動かして覚えたい!」という人にはピッタリのサービスです。



✅ 2. SQL初心者向けのオススメ本

📖 『スッキリわかるSQL入門 第4版 ドリル256問付き!』

この本の良いところ👇
とにかく解説がわかりやすい!
練習問題が豊富で、すぐに手を動かせる!
実際のデータ分析に応用しやすい!

「プログラミング初心者でも挫折しにくい」と評判のシリーズなので、私もこの本で学び直しています。



🔹 まとめ:SQL、理学療法士にも必要なスキル?

医療リアルワールドデータ(RWD)は、膨大な情報を扱うため、SQLが不可欠
SQLを使えば、データの整理・分析が効率的にできる
「SQLab」などの無料サービスを活用すれば、すぐに演習が可能!
おすすめ本『スッキリわかるSQL入門』で基礎をしっかり固める

医療データの解析には、R(tidyverse)・Python・SQL などのツールがありますが、どれを選ぶべきかは、まだ決めきれません

とりあえず今は、好き嫌いせずに「雑食」スタイルで勉強中!

もし、「SQLやってみようかな?」という方がいたら、ぜひ一緒に学びましょう!💪🔥




💻 SQLを学ぶのに便利なグッズ

🖥️ デュアルモニター(作業しながらSQLを学ぶのに最適!)


⌨️ プログラマー向けメカニカルキーボード(コーディングが快適に!)



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