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【臨床研究日記 01】研究ノートを作りました

大学院で学んだ公衆衛生学・疫学の知見を元に、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。

先日から、思い立ったように臨床研究を開始して、その状況を逐一日記にまとめることにしました。


今日は、初日ということで、研究ノートを作りました。

ちなみに、こちらが前回の研究ノートです。

2020年11月って書いてありますね。
研究が完了するのに1年以上かかりました。

重要な書類を貼り付けたり、指導者から受けたフィードバックの書類も印刷して貼り付けているため、とてもボリュームがあります。

このように管理をしておくことで、何か発表の内容に疑義があった場合でも見返すこともできますし、次の研究のプロセス管理にも役立ちます。


■  新しい研究ノート


↑↑表紙の裏に、今回の研究の大まかな題目と、目的、仮説などが記載されています。


ちなみに、このノートの前世は「TOEIC勉強ノート」でした…。
なかなか勉強の時間が取れず、数回模試を解いた程度だったので、数枚破って、研究ノートに転生させました。


■  研究ノートを作る意味


研究ノートは、科学研究の過程を記録するための重要なツールです。

研究の途中で、何を分析して、何がまだなのか、路頭に迷う事があります。ノートには研究の進捗状況を記録します。

様々な形で研究の証拠になるので、間違いや不明瞭な点がないように、正確に記録することが重要です。

研究が終了した場合にも、研究のプロセスを体系的かつ詳細に記録することで、後で見返したり、再検証を行ったりする際に非常に重要な役割を果たします。

また、行っている研究に不正が無いか、自分で自分を律するように、詳細に記載することで研究の透明性を担保します。

手書きの場合、消せないペンを使い、間違えた場合は訂正線を引いて訂正します。

途中で書き換え(改ざん)ができないように、ルーズリーフなどは避けて、普通のノートが良いです。

また、途中で発生した書類や解析結果なども、無くさないように、クリアファイルやポケットファイルに挟み込むのではなく、研究ノートに貼り付けて管理します。

研究ノートは機密情報を含む場合があるため、取り扱いには注意が必要です。特に個人情報はノートには記載しないようにします。

共同研究者がいる場合には、ノートを活用して情報共有します。

何より、自身の研究活動をより深く理解し、改善する手助けとなるでしょう。


さ、研究開始!
頑張っていきます!


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