【食べログ点数変動レポート】2023/1/3変動は「久々の上昇優位、下降は控えめ」か
こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。
私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。
アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回、第1・第3火曜日の食べログ点数変動時のレポートも行っております。
1/3(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。
まとめ
大まかにまとめると「上昇優位、下降は店舗数・幅とも少なめ」といった変動だったようです。
・変動店舗の割合
変動した店舗の割合は、上昇の方がやや多く下降は少ない。
・変動幅
平均値と比較し、上昇は同程度で下降がやや少ない変動幅。
・変動店舗の傾向
上昇は点数がやや低めの店舗で発生・下降店舗は点数がやや高めの店舗で発生、前回同様「平均化された」かのような動き。
上昇優位の変動は弊社観測では2022/9/20変動以来なので、約4ヶ月ぶりとなります。
食べログ点数変動の内容
今回の点数変動は、以下のようなものでした。
項目を個別に書き出すと、このようになります。 ※()=割合
・変動店舗数:33/288(11.46%)
・上昇/下降店舗数:20/13(60.61%/39.39%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:0/0(0.00%/0.00%)
・平均上昇/平均下降:0.024/-0.013(0.73%/-0.40%)
・最大上昇/最大下降:0.09/-0.03(2.82%/-0.94%)
食べログ点数変動の傾向
私たちは点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「上昇優位、下降は店舗数・幅とも少なめ」といった変動だったようです。という傾向だったようです。
・変動店舗数:33/288(11.46%)
平均値「11.62%」と概ね同程度。
・上昇/下降店舗数:20/13(60.61%/39.39%)
平均値「15.3/18.5(46.52%/53.48%)」と比べ、上昇店舗がやや多く下降店舗が少ない。
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:0/0(0.00%/0.00%)
平均値は「0.4/0.9(1.31%/1.68%)」、今回は上昇・下降とも発生なし。
・平均上昇/平均下降:0.024/-0.013(0.73%/-0.40%)
平均値「0.024/-0.016(0.76%/-0.47%)」と比較し、下降がやや少ない。
・最大上昇/最大下降:0.09/-0.03(2.82%/-0.94%)
平均値「0.07/-0.03(2.09%/-1.04%)」と比較し、上昇がやや多い。
上昇・下降発生店舗の傾向
「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。
項目ごとに並べてみると以下のような形になります。
・【全体】変動前平均→変動後平均(過去平均):3.26→3.27(3.28→3.28)
・【上昇】上昇前平均→上昇後平均(過去平均):3.23→3.26(3.25→3.27)
・【下降】下降前平均→下降後平均(過去平均):3.31→3.29(3.30→3.28)
()内、2020/11以降の平均と比較しますと、上昇は平均よりもやや低め、下降はやや高めの店舗で動きがあったようでした。
「低めの店舗で上昇、高めの店舗で下降」といった動きだったので前回同様、全体的に平均化されたかのような変動だったと言えます。
おわりに
以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、2022/3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。
食べログ全体における、点数が高い店舗の傾向として、口コミ投稿数と点数の間に相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。
※以下、過去のnoteをご参照ください。
次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。