【食べログ点数変動レポート】2023/3/7変動は「上昇優位も高めの店舗で控えめな動き」か
こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。
私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。
アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回、第1・第3火曜日の食べログ点数変動時のレポートも行っております。
3/7(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。
まとめ
大まかにまとめると「上昇優位も高めの店舗で控えめな動き」だったようです。
・変動店舗の割合
変動した店舗の割合は上昇・下降とも少なく、特に下降はかなり少ない。
・変動幅
平均値と比較し、上昇が低い。
・変動店舗の傾向
上昇・下降とも平均よりも高めの店舗で動きがあり、動きの幅自体は共に控えめだった。
食べログ点数変動の内容
今回の点数変動は、以下のようなものでした。
項目を個別に書き出すと、このようになります。 ※()=割合
・変動店舗数:21/289(7.27%)
・上昇/下降店舗数:14/7(66.67%/33.33%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:2/0(9.52%/0.00%)
・平均上昇/平均下降:0.016/-0.016(0.47%/-0.48%)
・最大上昇/最大下降:0.03/-0.03(0.95%/-0.94%)
食べログ点数変動の傾向
私たちは点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「上昇優位も高めの店舗で控えめな動き」といった変動だったようです。
・変動店舗数:21/289(7.27%)
平均値「11.44%」と比較し、やや少ない。
・上昇/下降店舗数:14/7(66.67%/33.33%)
平均値「15.1/18.2(46.45%/53.55%)」と比較し、下降がかなり少なく上昇店舗に偏っている。
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:2/0(9.52%/0.00%)
平均値は「0.4/0.8(1.38%/1.66%)」、今回は上昇2店舗発生・下降は発生なし。
・平均上昇/平均下降:0.016/-0.016(0.47%/-0.48%)
平均値「0.024/-0.015(0.75%/-0.47%)」と比較し、上昇幅が少ない変動。
・最大上昇/最大下降:0.03/-0.03(0.95%/-0.94%)
平均値「0.06/-0.03(2.04%/-1.04%)」と比較し、最大上昇幅がかなり少ない。
上昇・下降発生店舗の傾向
「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。
項目ごとに並べてみると以下のような形になります。
・【全体】変動前平均→変動後平均(過去平均):3.34→3.34(3.28→3.28)
・【上昇】上昇前平均→上昇後平均(過去平均):3.35→3.37(3.25→3.27)
・【下降】下降前平均→下降後平均(過去平均):3.31→3.29(3.30→3.28)
()内、2020/11以降の平均と比較しますと、上昇が平均よりもかなり高め・下降も平均よりやや高めの店舗で動きがあったようでした。
前回は母数は少ないながらも「低めの店舗には追い風」という傾向でしたが、今回は高めの店舗中心の変動だったと言えます。
おわりに
以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、2022/3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。
食べログ全体における、点数が高い店舗の傾向として、口コミ投稿数と点数の間に相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。
※以下、過去のnoteをご参照ください。
次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。