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Z世代社長に聞く、今の時代に響くインフルエンサーの条件とは!?


インフルエンサーのキャスティングや広告の運用を主な業務として、インフルエンサーマーケティング事業を行う、株式会社Reaplus(リアプラス)の代表松元詞音(まつもとしおん)。

インフルエンサーに接する機会の多い松元に、これからのタレントに求められる能力と人物像について語ってもらいました。


代表:松元詞音について

松元詞音(まつもと しおん)
株式会社Reaplus代表取締役 / 株式会社Beaile取締役 / 株式会社Utatane取締役
広告代理店にて3年間ディレクターとして、インフルエンサーマーケティングやデジタルマーケティングなどを活用して企業の販促活動を支援。その後、フリーランスとして企業の広告運用、SNSプロモーションを担当後、自身の強みを活かした、Z世代や見込み顧客獲得を中心したプロモーションを行う株式会社Reaplusを創業。Reaplusでは新規顧客向けのプロモーション支援を行い、Z世代のターゲティングを得意としている。


−ご自身のインフルエンサーマーケティングを踏まえて、どのような人物像のインフルエンサーが好まれていると思いますか?

毎日継続してコツコツと投稿したり、ファンに対してきちんとコミュニケーションをとったりしている人が好まれると思います。

私の周りの10代・20代のインフルエンサーに関しても、ティックトックに毎日投稿していたりコメントに必ず返信していたりしていて、毎日ファンが喜ぶようなコンテンツを発信しつつ、きちんとファンとのコミュニケーションを取っている人たちばかりなので、そういった姿勢が必要でしょうね。


−インフルエンサーから少し解釈を広げて、タレントにはどのような能力が求められていると思いますか。

タレントですと、演技やビジュアル、スキルなどさまざまな要素が重要になってきますが、その中でもビジネス的なコミュニケーションが重要なのかなと思っています。

オーディションやイベントで会うスタッフさんへの対応次第で、そのスタッフさんからの評判がよくなって、スポンサーが決まったり、次のイベントへの出演が決まったりすることもあります。。

−そういったビジネス的なコミュニケーションは、具体的にどうやったら身につけられると思いますか?

マネージャーがきちんとフォローするなどの、マネジメント側がきちんとやるというのはもちろんですが、タレントも礼儀を大切にする必要があると思います。

タレントも日頃から、礼儀のようなところを意識して行動していると、自然と身についていくのではないかと思います。

また、同じ現場だと慣れてきたり、自分が売れてきてると横柄になったりしがちなのですが、そんな中でも丁寧にコミュニケーションしていくのが、タレント業を続けていくうえで重要な部分ですね。

−Z世代という括りでみると、どうしても高校生や大学生、専門学生などの学生世代が中心となってきます。まだ社会経験が乏しく、大人となかなか接する機会が少ないなかで、ビジネス的なコミュニケーションスキルを身につけるにはどうしたらいいと考えますか?

現場で大人同士が交わしている会話や、どんな行動をしているかをじっくり観察して、それを意識するだけでも十分に実践的なスキルを身につけられると思います。

今、それが特にしっかりできている子たちは、学生の時に体育会系の部活に所属していた人たちに多いのかもしれません。上下関係がしっかりしているので、礼儀が身についていて、連絡の仕方や会った時の対応も丁寧だと感じます。

−インフルエンサーだと、自分がどういうコンテンツを発信していくのかも重要です。自己アピール力や、コンテンツ構成、編集力など、クリエイターとしての能力も求められると思いますが、そのあたりはどうやったら身につけられますか?

今だったら本やサイトなど、いろいろと教えてくれるものがあるので、それを見て学ぶというところですね。ただ、一番良いと思う方法は、自分がなりたい人を見つけて、まずはひたすら頑張って真似してみることです。その教材となるような人たちも、1本目の投稿からかなりクオリティの高いものを出していた訳ではないと思うので、最初からうまく作ろうと気負いすぎずに、始めてみるのが大事だと思います。

最初のうちは、完全に真似したような内容でもいいので、そういったコンテンツを作っていくなかで、自分らしさを表現する方法や、自分なりの編集の仕方を覚えていけばいいのではないでしょうか。


−タレントには、ほかの人にはない個性が求められると思います。ただし、あまり尖ったようなキャラクターだと、コンプライアンスが厳しい現状にそぐわないという部分も出てくるかもしれません。そういった今の時代の状況を踏まえ、どのようにすればうまく自分の個性を引き出せると思いますか?

難しいですよね。自分の個性を考えたときに、果たしてそれが本当にユーザーから求められている個性なのかを考える必要もあります。私が思うのは、どのような個性であっても、それを受け入れる人間と受け入れられない人間が必ずいるということです。

タレント側からしても、受け入れてくれる人間が多く見える場合は好意的な反応が多いということなので、スムーズに活動できるでしょう。

ただ、自分の個性を受け入れてくれない人間が多く見えてしまった場合、世間から叩かれてしまって、萎縮してしまうかもしれません。でもそういう時に、「ちゃんと素直に言いたいこと言うところが好きだ」という人の存在を忘れないのが大事なのではないでしょうか。

結論としては、個性を出したいあまりに自分にないキャラを作ろうとすると、いつかボロが出てしまいます。自分のありのままを出し切って、好きでいてくれるファンに対して、誠実に応対できるかというところが重要なのかなと思います。

−今後、ファンからタレントにはどんなニーズが求められると思いますか?

タレントとファンが一緒に成長していく姿が求められていると思います。

たとえば、10代から活躍し続けているタレントだと、同世代を応援し続けていくなかで、中高生の頃から見ていたファンも同時に大学生になっていき、お互いに成長した気分になれるといった心理です。また、年齢層が上の方からすると、親が自分の子供を見てるような感覚で、成長を感じられるというのもあるでしょう。

毎日の変化を感じられたり、売れた後にブレイク前の頃を振り返って懐かしいと感じることは、ファンとしてうれしい部分だと思います。そう考えると、タレント側には、継続的に活動を行い、成長していく姿が求められるのではないでしょうか。

−さらに突っ込んで聞かせてもらいたいのですが、松元さんが個人的にこういった人たちが出てきたらおもしろいと思っている具体的なタレント像はありますか?

メンズのインフルエンサーがもっと注目されるといいですね。今は基本的に女性のインフルエンサーが多いので、もう少し男性のインフルエンサーが出てくると、時代が変わっていっているなと感じられそうです。

−最後に、これからタレントを目指す方に向けて、メッセージをお願いします。

タレントに限らずですが、やりたいと思ったら、何も考えずにまずやってることが良いのかなと思います。運の要素も強くて難しい面もありますが、まず一歩踏み出してみて、それがもし良い方向に進まなくても、良い経験として残るはずです。やってからいろいろ考えてみればいいので、まずはスタートするところからかなと思います。


現在Reaplusでは、代表の松元と共にどんどん挑戦して成長したい仲間を募集中です!

マーケティング経験者の方はもちろんですが、「マーケティングは未経験だが、実践の場で学んでみたい」「将来的には、独立を視野に入れている」という方も歓迎です!

Reaplusの成長と自分自身の成長を重ねて思考し、行動できる方とぜひご一緒したいと考えています。

お気軽に代表の松元までXのDMにてご連絡ください!

松元 詞音 | Reaplus Inc.  🔗https://x.com/reaplus_


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