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3社を経営するZ世代社長が語る、 Z世代のSNSの使い方の特徴


日々、Z世代のトレンドやSNSの動向に注視しながら、インフルエンサーマーケティングやSNSプロモーションなどの幅広い事業を行う、株式会社Reaplus(リアプラス)の代表松元詞音(まつもとしおん)。


自身もZ世代に属する松元に、同世代のSNSの使い方の特徴について語ってもらいました。

代表:松元詞音について

松元詞音(まつもと しおん)
株式会社Reaplus代表取締役 / 株式会社Beaile取締役 / 株式会社Utatane取締役
広告代理店にて3年間ディレクターとして、インフルエンサーマーケティングやデジタルマーケティングなどを活用して企業の販促活動を支援。その後、フリーランスとして企業の広告運用、SNSプロモーションを担当後、自身の強みを活かした、Z世代や見込み顧客獲得を中心したプロモーションを行う株式会社Reaplusを創業。Reaplusでは新規顧客向けのプロモーション支援を行い、Z世代のターゲティングを得意としている。


−なぜZ世代のSNSの使い方に関心が集まっていると思いますか?

やはり日々のトレンドを作っているのがZ世代なので、その層がどういう生活を送っているのか、どのような商品を購入しているのかといった部分を、いろんな企業さんが気になっているのかなと思います。

−Z世代のSNSの使い方の特徴が分かると、どのようなメリットが得られそうですか?

商品設計をする際や、訴求する媒体、掲載面の選定をする際に、どのような広告効果があるのか知ることができるのがメリットなのかなと思っています。

−Z世代のSNS利用率は2021年時点で90%以上といわれていますが、なぜそこまで利用率が高いと考えますか?

ここ数年、コロナ禍の影響もあり、対面でのコミュニケーションが不足したことが要因だと思っています。その代わりに、オンラインでのコミュニケーションが、メインになってきていると思います。
また、テレビ番組などの媒体ではどこか作られたイメージがあるのに対して、SNSだとわりと素の部分が知れる楽しさもありますね。

−Z世代のSNS利用時間は、平日で87.3分(約1時間半)と突出しています。情報入手だけが目的ではないと考えますが、どのような目的で使っていると考えられますか?

「トレンドに乗り遅れない」というのが、大きな目的だと感じます。

Z世代(15~25歳)は高校や大学に通っている学生がメインです。
たとえば「この曲バズっている」とか「昨日のあの番組おもしろかった」とか「今、このインフルエンサーがかわいい」とか、そういった会話に乗り遅れたくないという人が多いです。
そんなコミュニティーに所属し続けるための、情報収集の手段がメインになってくると思います。

私は10代・20代のインフルエンサーさんをマネジメントする事務所を運営していますが、彼・彼女らに聞いてみても、バズっている曲だったり、おいしそうなグルメの情報収集はやはりSNSを利用しているようです。

知っているのと知らないのとでコミュニケーションに差がつくと思うので、そこを埋めるために無意識的に情報をとりにいく習慣がついているのではないでしょうか。

−Z世代とそれ以外の世代のSNSの使い方の大きな違いはどこにあると思いますか?

情報収集という意味での、本質的な使い方はあまり変わっていないのかなと思っています。

ただ見ている内容が違いますね。男性はビジネス的なものをよく見ていますが、主婦は節約などのライフハックをよく見ています。
それに対して、Z世代は今のトレンドやインフルエンサーの発信しているものをよく見ている印象です。

−Z世代で最も利用率が高いのが「Instagram(インスタグラム)」で75.6%(※)が利用しています。具体的にどのような活用方法が多いと感じますか?

見たい情報を絞った状態で見ていると思います。

インスタグラムという媒体の特性上、フォローしてるユーザーの情報を見ることがメインになってきますね。彼・彼女らの生活の様子や、自分が気になるショップの情報を見るというのがほとんどだと思います。

−インスタグラムのDMが、これまでのメールやLINEでのやりとりに代わるくらい活発になっているようですが、その背景にはどんな要因があると考えますか?

LINEに比べて、インスタグラムだとストーリーズに投稿した内容から、生活に対してのコメントやメッセージのやり取りができるというのが強みですね。

例えば、旅行先の写真や動画を載せた時、その投稿への反応からやりとりが始まります。

そういった生活を絡めた会話がフランクにできます。また、ストーリーズだと24時間で見られなくなるのも、心理的ハードルが低くなるという良さがあると思います。

−次に利用率が高いのは「 X(旧Twitter)」で71.7%(※)が利用しています。

Xについては、リアルタイム性が一番重要ですね。
たとえば「野球でどこが優勝した」や「大谷翔平がホームラン打った」といった情報がフランクに知ることができるので。


−複数のアカウントを使い分けている人も多そうですが、どのような使い分けがされているのでしょうか?

私自身は使い分けてはないのですが、周囲の話を聞いてると、推し活用のアカウントや、就活用のアカウント、地元の友達と繋がるアカウントを持っている人が多いようです。なかでも、推し活用のアカウントが一番多く使われていると思います。

−最後に3番目に利用されている 「TikTok(ティックトック)」は、半数以上の51.9%(※)が利用しています。

TikTokはここ5年・10年で特に伸びているツールですね。好きなインフルエンサーがかわいく踊っているのを見たり、コーデの参考にしたりしている人が多いです。

お店の情報収集も動画だとイメージが伝わりやすいのが魅力です。
雰囲気、広さ、料理のおいしさといったところは、食べ物の写真だけでは伝わらない部分だと感じます。

−ありがとうございました。最後に、言い残したことはありますか?

やはり、Z世代にとってのSNSは、コミュニケーションを取りたいとか、誰かと一緒にいたいという人間の本質的な部分が反映されているツールだと感じています。
今のSNS媒体にプラスしてどんな媒体が出てくるのか今後が楽しみですね。


(※)サイバーエージェント次世代生活研究所」の「2023年Z世代SNS利用率調査」より(https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=29609)



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