【REAPER】.reapeaksファイルを全て同じディレクトリ内に保存する
.reapeaksファイルとは、トラック上にオーディオ波形を表示させるためのファイルです。トラック内にオーディオファイルを置くと自動的に生成されますが、デフォルト設定だとオーディオファイルと同一のディレクトリ内に生成されます。そのため、例えばデスクトップからオーディオファイルを取り込んでいると、いつの間にかデスクトップがreapeaksだらけになってしまいます。
そこで全てのreapeaksファイルを同一のディレクトリ内に生成するよう設定を変更します。
reapeaksを格納するディレクトリの作成
まずは任意の場所にreapeaks保存用のディレクトリを作成します。今回はCドライブ直下にreapeaksという名前で作成します。
既存のreapeaksファイルの移動
次は今までに生成されたreapeaksファイルを今作成したディレクトリに全て移動させます。windowsキーを押して検索窓に「cmd」と入力しコマンドプロンプトを開いてください。
次に以下のコマンドを入力します。
cd C:\
これでCドライブ直下に移動します。その後以下のコマンドを入力します。
for /r %i in (*.reapeaks) do move "%i" (先程作ったディレクトリのパス)
これはCドライブ内の全てのrepeaksファイルを先程作ったディレクトリに移動させるコマンドです。実行してみましょう。
このように移動したファイルが全て表示されます。また上書きするかどうかの警告文が出てくることがありますが、その場合は全て「y」と入力してください。
※複数のドライブを入れている方は
cd /d D:\
などと入力し、別のドライブでも移動コマンドを実行する必要があります。
reapeaksファイルの保存先ディレクトリパスの指定
次にREAPERを起動し上のメニューからOptionsを選び一番下のPreferencesを選択します。
左側の一覧からPathsを選択し、中央あたりのStore all peak caches(.reapeaks) in alternate path:にチェックを入れ、reapeaks保存用ディレクトリのパスを指定します。
その後Applyを押せば設定が完了します。
これで全てのreapeaksファイルが専用ディレクトリに保存されるようになりました。