「普通のアニソンフェスとアニソン系野外フェスの4つの違い」と初参加時に準備しておくと良いもの。#reani_dj
アニソンDJやアニソン野外フェスの魅力をもっとたくさんの人に知っていただくnote、早いものでこれが10本目の記事となります。
3月28日、29日に山梨県上野原で開催するアニソン系野外DJフェス『Re:animation 14』はアニソン系DJとして声優の澁谷梓希さんや小岩井ことりさん、小宮有紗さん、アニメ『SHOW-BY ROCK ましゅまいれっしゅ』から生まれたDJ DEVILMINTKIRYU(和多田美咲)さんらが出演します。
さらに、Liaさん、茅原実里さん、岩崎琢さん(Vo.はLotus Juiceさんが担当)などLIVEアクトも豪華メンバーが揃っています。
それだけに「今回、初めて『Re:animation』を知った」「前から知っていたけれど初めて参加しようと真剣に考えている」という方も多いと思います。そして思われることでしょう…
「アニソン系野外フェスって何??」
「アニサマやアニマとどう違うの??」
なので今回はそれを解説しながら、初めてでも失敗しないアニソン系野外フェス参加時の準備についてご紹介します。
違い1:オールスタンディング+マルチステージ
アニソン系野外フェスとは『FUJI ROCK FESTIVAL』や『SUMMER SONIC』、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』に代表されるような野外音楽フェスに近い形式を持ったアニソンフェスティバルです。
その為、会場内には回遊できる複数のステージがあり、それら全てがオールスタンディングとなります。『アニメロサマーライブ』や『ANIMAX MUSIX』などの既存の大型アニソンフェスは、1つのショーアップされた巨大なステージを決められた座席から全員で観覧します。
このオールスタンディング+マルチステージか、全席指定+シングルステージかが大きな違いであり、これ以降の性格の違いを決めています。
オールスタンディング+マルチステージによるメリットには次のようなものがあります。
・参加者が自分の好みに合わせて見たいアクトを選べる
・1つの狭い座席に縛られずのびのびと観覧できる
・イベントの楽しさが席運に左右されない
反対にデメリットを挙げるなら、見たいアーティスト同士の時間帯被りの可能性があることやシングルステージほどの大がかりでド派手な演出は望みづらいことなどです。
違い2:開催時間が長く1アクト毎の持ち時間も長い
アニソン系野外フェスは多くのロックフェスがそうであるように午前中~夜までまる1日開催されます。『Re:animation 14』は11:00~19:00の8時間×2日間のイベントです。
イベント終盤には夕暮れ~宵闇の時間がおとずれ、風や空気のにおいが変わる、そんな体験も野外フェスの醍醐味です。
大型アニソンフェスも長時間化の傾向にありますが、流石にここまで長時間の開催はありません。しかも、複数のステージがありますから、総アクティング時間で比較すれば更に長い開催時間になります。
その為、アニソン系野外フェスは出演者1組当たりの持ち時間が30~50分程度と長くとることができます。
大型アニソンフェスでは推しアーティストが1~2曲歌ってステージを去ったら、後はコラボ曲やサプライズ演出に期待…となりますが、ワンマンライブ並みとは言えずとも、各アクトが数曲ずつ演奏するライブをじっくり堪能することができます。
違い3:飲食OK。休憩用のスペースも確保
「それだけ長いと体力がきついんじゃないか…?」と不安になるかもしれませんが、ご安心ください。
会場内には1日過ごす為に必要な設備が整います。まずは、ご飯!!
特に『Re:animation 14』では地元山梨の牛や豚、ワインをフィーチャーした『上野原 甲州-肉とワインの-フェスティバル』との併催を計画しており、充実の「フェス飯」を堪能していただけます。持ち込みもOKです。
そして休憩スペース!!
普段は公園として利用されている広い会場内では腰を下ろして休憩して大丈夫なベンチなどもあります。
『Re:animation 14』では複数人でシェアして利用できる2.5m四方のレジャーシート&テントサイトや、もっとゆったり豪華に過ごしたい方向けのVIPエリアなどもご用意しています。
1つ前の項目でご紹介したように、出演者が1~2曲を歌っては目まぐるしく入れ替わるのでなく、数曲ずつじっくりと歌唱していきますから、タイムテーブルで見たいアクトの時間をチェックして、それ以外の時間は他のステージを見たり、食事をしたり、休憩したりしていると意外にも1日はあっという間に終わっていきます。
違い4:「オタ芸」もOK。但し、周囲を気遣って
ライブの度に問題になる「オタ芸」や「コール」、最近では「光害」なんて言葉もありますね。賛否両論ありますが。1つだけ確かなのは、既存の大型アニソンフェスのような指定席で暴れるのは迷惑以外の何ものでもないということです。
広大な会場を使用するアニソン系野外フェスではこうした動きの大きな盛り上がり方や応援行為も迷惑にならずにやることができます。但し、やはりステージ最前などの人の多い場所では危険であり、迷惑な行為となりますのでご遠慮いただき、周囲を気遣って楽しんでいただくようお願いします。
こういうと「リアニは厄介の巣窟か?」となりますが、さにあらず。
こういった行為が苦手な人にとっても、一歩横にずれるだけでブンブン振り回される邪魔な腕から視界が開けたり、少し距離を取ることで大声から逃れたりできるアニソン系野外フェスは、音楽をゆったり楽しみたい方にもお勧めです。
個人的にはステージの声が十分聴こえる後方に腰を下ろして聴く音楽はとても気持ち良くて一度体験していただきたいと思っています。
野外フェス初参加で気を付けること、準備するもの
まず大前提として『Re:animation』が開催される桂川河川敷は最寄駅の上野原まで新宿から電車で1時間で到着でき、しかも駅から徒歩5分と野外フェスとしては異次元レベルの好アクセスです。
更に、駅前には大型のホームセンターと食品スーパーがある為、フェスに必要なアイテムのほとんどを現地調達することが可能です。(例えば、レジャーシート&テントサイトを申し込んでおいて、テントはホームセンターで購入…なんて離れ業も可能です)
とはいえ、それでも屋内のしっかり管理された環境で開催される既存の大型アニソンフェスに比べると備えておいた方が良いことがいくつかあります。
[服装編]
① 足元は草原となっておりデコ凹も多いため、サンダルやヒールの高い靴はお勧めしません。スニーカーなど動き易い靴でお越し下さい。
② 寒暖差の大きい春期開催となる為、体温調節がし易い服装でお越し下さい。Tシャツ→薄手のYシャツ→パーカーなどで重ね着しておくと便利です。
③ 両手が空いていると便利なので、手提げではなく肩掛けできるバッグがお勧めです。
④ タオルは万能です。汗拭き、怪我の対応、汚れを拭う時など大活躍なので予備を持っておくと非常に便利です。
[持ち物編]
① 長丁場の中で体調を崩すこともあります。絆創膏や常備薬は持っていても損はありません。
② 飲食ブースは十分に用意していますが込み合って並ばないといけないこともあります。1日分全て持ち込むと大変ですが、お水のペットボトルを1本、カバンに入れておくと良いです。
③ 長時間のイベント中、公式サイトのインフォメーションやSNSをチェックするなどスマートフォンをよく使います。バッテリーも減りがちなので、モバイルバッテリーは用意しておくようにしましょう。
④ 汗をかいたTシャツは風邪の元です。また突然の通り雨に見舞われたり、うっかり水たまりを踏んでしまったり…野外では不意に汚れることがあります。そのままバッグに入れるのを憚ることもあるので、使い捨てのポリ袋を少しだけ持っていると色んな時に便利です。
いかがだったでしょうか?
『FUJI ROCK FESTIVAL』などに比べると『Re:animation』は野外というより郊外でのフェスと言った感じで、初めて参加するにはハードルが低い方です。それでいて、広大な桂川を望む河川敷で水と緑と空と音楽を堪能できる貴重な場所です。
ぜひ、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか?
『Re:animation 14 in Uenohara』は3月28日、29日に東京23区内から電車で約1時間で到着する山梨との県境の街、上野原で開催です。2次先行チケット発売中!紹介したアニソンが広い会場で爆音で掛かる楽しいイベントです。ぜひ体験してみて下さい。
イープラス先行チケット:
https://eplus.jp/sf/detail/3126690001
『リアニメーション』ではアニソンDJイベント、野外フェスが初めての方でも安心してご参加いただけるように公式のLINE OpenChatを開設しています。「リアニ行ってみたいけど、まだちょっと不安だな~、迷うな~」と思う方はまずはOpenChatに参加してみて下さい!
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