“本物の豊かさ”を持つ人は、常に謙虚。人を笑顔にする生き方ができる女性で、あり続けたい
“本物の豊かさ”を持つ人は、常に謙虚です。自分の立場を客観的に見ることができ、決して驕らず(おごらず)。私もそうでありたいと常々思っています。
こんにちは!LifestylistのReana です。
“実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな”という言葉。実れば実るほど、稲穂の先が低く下がっていくように、人も偉くなれば偉くなるほど、謙虚な姿勢で人と接することが大切という意味。まだまだこの人生は30数年ですが、色々な方と出会ってきました。普通に暮らしていたら知り合えないような方とも接することがあります。その中で、本当のお金持ちで心も豊かで、人望もある方というのは、そう多くはないように感じます。私はまだ、一組の夫婦にしか出会ったことがありません。
本当に豊かな人は謙虚で質素
自分で財を築き、沢山のお金を得れば、ある程度天狗的行動をとる人が多いものです。優遇されて当たり前という態度も出てしまう。
以前『CAさんに聞いたファーストクラスに乗る人で、本当のお金持ちとは?』のようなタイトルだったと思いますが、その中の記事でこのようなことが書いてありました。
「本当のお金持ちは紳士」。
CA は飛行機内でのお客様の接客にあたります。荷物の上げ下ろし、食事のサーブなど。そのひとつ、荷物の上げ下ろしの際、本当のお金持ちは自分で荷物を上げるし、下ろす。頼んだりしない。そして、CA の方を気遣う。決して、「やってもらって当たり前」なんてことは思わないわけです。
あとひとつ。これは私の体験ですが、私が以前エコノミークラスの飛行機に乗っていた時のこと。私が荷物台から荷物を下ろそうとした時に、手が届かなかったので頑張って椅子に乗ってとろうとしていました。そうしましたら、後ろの席のポロシャツを着たラフな格好のおじさまが、すっと無言で荷物をとってくださったのです。どうもそれまでの話を聞いていると、このおじさま、CAの方が自ら挨拶をしに来て、「いつもビジネスなのに、エコノミーなんて珍しいですね」と声をかけられていました。それだけ頻繁に利用しているのだなと思ってはいたのですが。着陸後、そのおじさまに再度お礼を言おうと思ったのですが、言えず後ろ姿を見送る形になりましたが、持っていた荷物が紙袋ひとつ。『CAさんに聞いたファーストクラスに乗る人・・・』の記事でも、本物のお金持ちは荷物が少なく、ブランド品は持っていないか、持っていてもそれとは分からないものだとも書いてありました。そういえば、あのジャニーさんも紙袋を持っているって言ってたなというのを思いだし、本当のお金持ちは、ブランドで身を固めたりせず、質素な格好をしているものなんだなと感じました。
平等精神
前述の、私が出会った一組のご夫婦も常に謙虚。一代で財を築き、かなりの大物なのですが、全く威圧的な感じはせず、むしろ神様なのかなと錯覚するぐらい穏やかで心優しいのです。私があることでミスをしてしまい、本来であれば相当怒られるようなことも、「大丈夫よ~」とお許しをいただきました。そしてもう一つ、このご夫婦に出会った時は私が20代で、まだまだ世の中を知らない頃から、10年近く経った今でも、態度が一度も変わったことがないのです。よく、役職ついているような人には、態度が丁寧だけど、新人などには冷たくする人というのがいるのですが、全くそれがない。年齢や役職に関係なく一人の人として丁寧に扱ってくださるのも、本物の証拠なのだと思います。
与える精神
私がここで言っている本物の豊かさを持つ人というのは、お金だけでなく、心も豊かな人のことです。豊かさというのは、やはり行動にも表れます。お金があれば、高価なものが買えるという分かりやすさがあります。心の豊かさを持つ人の行動には、常に与える精神があります。見返りを求めず、相手の為に何かをする。“してあげる”ではなく、する。ここがポイントです。与えることは、自分が満たされていてできるところがあります。余裕がないと人様のことはなかなか構っていられないもの。ただ、与える精神を身につけられると、巡り巡って自分に何倍にもなって恵みがやってきます。これが分かると、人のために何かすることが豊かさになるというのも、分かっていただけるはずです。
笑顔をつくる女性になる
余裕のある女性は、周りを穏やかな気分にします。あなたの周りにいる人は、あなたと一緒にいて常に笑顔ですか。笑顔なら、そのまま周りに笑顔を与える行動をし続けていてください。そうでなければ、まずは自分で自分を笑顔にすることから始めてみてください。少しずつ自分に余裕が出てきたら、今度は人が笑顔になることを行動に移してみてください。それを続けることで、気が付いた時には、心の豊かさだけでなく、物質的な豊かさも手に出来るようになっているはずです。
私も周りの方の笑顔をつくり続けられるよう、精進して参ります。