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夢のサンパウロ
kpopを好きになって10年くらい経つのかな。
tumblrでアートワークのレベルの高さに驚いていた時代も含めるともっとか。
SMからhearts2heartsがデビューする。
僕はガチで最初にハマったのはRed Velvetで、
2015年の「the Red」は自分でもどうかと思うくらい愛聴した。もちろんその後の音源も全部。
「Chill Kill」に至っては僕の一番好きなタイプの韓国ゴシックなアートワークに悶絶して全バージョンを箱買い。大人でよかった。
red velvetのどこがそんなに良かったのか。
後から振り返って思うけれど、
「全く男に興味がない」
ってところだと思う。
端的にいうと、僕はお客さんじゃない。
初来日の恵比寿のミニライブは、本当に10人くらいしか男がいなくて絶叫したスルギペンの女性が失神して運ばれていった。
もちろんkpopのヨジャドル自体全体的にそういう感じではあるんだけれど、red velvetのその圧倒的な「男はすっこんでろ」みたいな感じに痺れ、中年男性として正座しながら現在まで楽しませていただいている。
もちろんaespaもそんな感じの印象で、というかaespaに関してはブラックマンバとかそもそも何が何だか分からなすぎて笑うしかないんだけれど、ガーリー文化が持っているシュール奇天烈さとSFの悪魔合体には驚かされた。スーパー内永タイムとか、全くシュールで最高。
で、hearts2heartsなんだけれど。
ちょっと今の所反応に困ってしまう。
僕が楽しむにはあまりにも正統派。
頼むからMVでセーラー服着ないでほしいなーと、
今から心配だ。
せめて着るなら、
red velvetみたいに襟が前後ろ逆になってて、
全く男心をくすぐらないようにしてほしい。
いや、まぁ多分そんなことしてこないか。
でもとにかく、
なんだかちょっと今寂しい。
なんかM男みたいなことを書くけれど、
女王様がどこかへいなくなってしまった。
僕はチビデブハゲメガネの数え役満じいさんなので、白雪姫の七人の小人みたいな精神性なんです。
で、
最近妄想しているのはmnetとかがどうも南米でサバ番をやりたがっている?みたいな話があるらしく。
たとえば10年後。
審査員がAnittaとかbad gyalでブラジルはもちろん、ペルー、メキシコ、コロンビア、スペインとかからタトゥー入りまくりのギャルが大集合して熾烈な戦いを繰り広げ。
そしてデビューしたらしたで、
DJ Ramon Sucessoなんかがトラック提供して、やたら複雑なビートの上で最新のファンキやりまくり。もちろんArcaが横入りしてきて訳わかんなくなってもそれはそれでOK。
なんてことを夢想する。
だから今のうちから金を貯めておいて、
いつでもリオサンパウロに行けるように、
準備しておかなくちゃ。
もしそんな夢のような南米ギャルグループがデビューして、最前にコジキのような謎の東洋人がいるyoutubeの動画をあなたが将来見たとしたら、それが私です。
https://djramonsucesso.bandcamp.com/album/sexta-dos-crias