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【2025】世界が広がる。祭が始まる。〈地方でオリジナルミュージカル興行を成功させる!〉

皆さん、あけましておめでとうございます!
佐藤幸大です。

舞台俳優をしたり、物語作家をしたり、地元鹿児島に最高のエンターテインメントをつくりあげるため活動しております。

今日は「世界が広がる。祭りが始まる。」というテーマで
記事を書かせていただこうと思います。(約5分で読める記事です!)


本題に入る前にお知らせをさせてください。

僕が原作として創り上げた魔法の物語
絵本「メラクと3つの魔法」が、Amazonさんの方で好評販売中です。



〈あらすじ〉
物語の舞台は「ギア王国」。
真面目に働くことが正義とされ、楽しむことを捨てたこの国に生まれた
主人公メラク。
小さい頃に本で読んだ 魔法 に憧れ続ける彼は、街の中では変わり者。
周りに馴染めない彼は、王国の周りを囲う"おしまいの森"の中で存在してはいけないはずの存在、魔女に出会う。
魔女に"3回だけ好きな魔法が使える"という力を授けてもらったメラクは、
望みを叶えていく中で自分が本当に望んでいたものを見つけていく。

作者 佐藤幸大の実体験を投影した、壮大なファンタジーストーリー。



さて、本日は「世界が広がる、祭が始まる。」ということで…

佐藤幸大は2025年、大きな節目を迎えることになります。

今年の9月で20歳になる…こともですが。


オリジナルミュージカル「メラクと3つの魔法」を、
鹿児島県霧島市で興行します。


"興行"します。"公演"ではありません。
つまり

集客を徹底し、キャスト・スタッフに報酬をお支払いし、その上で黒字化 がゴールです。


僕は小学6年生で舞台に出会いました。
舞台は引っ込み思案だった僕を変え、魔法使いになりたいという夢を叶えてくれました。

14歳の時、プロになりたいと思いました。
まず最初に一流の舞台を見に行こう。そう思いました。

しかし、地方も地方である鹿児島に住んでいた14歳の彼の前に、
お金・距離 という大きな壁が立ちはだかりました。
家は裕福というわけではなかったので、その壁は当時とてもとても高いものに感じられました。

16歳の時。初めて自分のお金で博多座に「LesMiserables」を観劇しに。

再び世界が変わりました。
これがプロか。これが一流か。
そうか、こうも違うのか。
開演後、一番最初の重低音が鳴り響いた瞬間。僕の心は福岡ではなくフランスにありました。
現実から引き剥がし、遠く離れ時を超えた異国の地を見せるほどの力を目の当たりにしたのです。

そして現在、舞台は僕の職業になりました。

でも今だから思うのです。

一番見たかった、14歳の時の自分に一流の公演を見せてあげたかったなあ…


…家庭を恨むか?
まさか。
両親には感謝しかありません。
両親は、兄弟3人の僕たちを全力で育ててくれ、いろんな経験をさせてくれました。僕が今この職につけているのも両親のおかげです。

ましてや昨今の物価高騰で、何も考えず子どもを連れて舞台観劇に行ける家庭の方が少ないでしょう。
そこにかけるだけのお金はないでしょう。


問題なのは、誰でもどこでも舞台を見られる環境がないことに他なりません。



アメリカでは、イギリスでは…

舞台をはじめ、あらゆる芸術は一般素養であり、教育であり、生活です。

生まれた場所のすぐそばにエンターテインメントは存在し、
子どもたちの感性を刺激し、
大人たちの心を動かします。

コロナ禍でロックダウンになった時。
ヨーロッパでは、スーパーマーケットが解禁された時にあるデモが起こったそうです。
「花屋も解禁しろ」と。

彼らにとって、花というのは日常に必要な一つのピースだったのです。
その後、日本の何倍も早いスピードで劇場は規模を狭めながらも解放。
エンターテインメントが、感性が街に戻ってきました。

その頃日本では、『不要不急』のものとしてエンターテインメントは扱われていました。
あの頃は誰もが必死だった。恨むつもりはありません。
問題なのは、心を、感情を育むエンターテインメントへの意識の違いに他なりません。


僕の知人が、東京や大阪をはじめとする中心都市に挑戦しに行きます。

舞台にでたい、プロになりたい。
その思いで、専門学校に進学します。

しかしこの業界は勉強すれば、練習すれば仕事になる…という世界ではない。
専門学校は、在学中の教育や体験は学費という柱で保障されているものの卒業後の就職は保証されていません。

まさに戦乱。
才のあるものでさえ日の目を浴びない世界。

実際は実力があれど戦い方を知らねば仕事にはありつけず、
ひたすらバイトで生活をつなぎとめ、自らを削り続ける日々。

これまで、輝かしい夢を抱いて挑みそして現実を知り、心を壊して地元へ帰ってくる人たちを何人も見てきました。


これはこの業界を目指すものの宿命。
教育に励む専門学校や、必死に良いものを世界に届け続ける業界に怒りを抱いているわけではありません。

問題なのは、東京などの大都市でない限りいわゆるトップスターになれないことに他なりません。



僕はまだまだ、駆け出しで。
僕はまだまだ、無力で。
僕はまだまだ、世間知らずで。

でも、この現状を見捨てて上京できるほど心が強くなかった。

自ら東京でトップスターになり、20年後に鹿児島に帰ってくる方が成功確率は高いだろう、でも…!


今世界を広げてあげたい人たちの顔が、僕の脳裏に浮かんでくる。
例えば地元の後輩たち。

僕が20年後、鹿児島で一大エンタメを確立したとして。
心を殺したまま大人になった彼らを見たら、どれだけ悔しい思いをするだろうか。

烏滸がましいかもしれない、自己満足なのかもしれない。
でも僕はそうは思わない、いや、もはやそれでもいい!!


僕は、今出来うる全てをかけて、
今できる最高のエンターテインメントを作り、
鹿児島でもエンタメでお金が払えるよという事実を作り、
鹿児島でも高品質のエンタメが見られるよという声を上げ、
自分の『好き』すら口にできない感じられない今の人間たちに
これが心だと!これこそが感情だ!と叫び、

最後に僕が一番笑いたい。幸せを噛み締めたい。



公演日程、2025年12月中旬。

現在 総必要経費の予想1100万円。
うち、380万円人件費。

制作総指揮…佐藤幸大。
脚本演出…佐藤幸大。

プロデューサー、制作、広報などその他スタッフ
…僕が絶大な信頼をおく最強の方々。

この祭の盛り上げ役…あなた

最終ゴールは、

・最高のエンターテインメントの完成
・キャスト/スタッフへの報酬支払い
・赤字を一円も出さない、カンパニーとしての黒字
・佐藤幸大の大満足。

それが、ミュージカル「メラクと3つの魔法」プロジェクト。


僕が今後の人生を賭けて挑むビジョンの第一歩。
そのビジョンとは、"鹿児島に劇団四季をつくる"

①高品質のエンターテインメントであること
②妥協しない予算が組めること(集客ができること)
③キャスト・スタッフの生活が保障されること(正当な対価の保障)
④劇場を保有し、年中公演できること
⑤夢見人の憧れであること


多くの人に笑われ、無理だと言われるでしょうが
僕は全く諦める気はありません。

何が僕を突き動かすのか。

80%の舞台への愛と、20%の意地です。
もはや意地が99%かもしれない。

なんだっていいんです。


僕はここに夢を見つけたんです。
幼い頃から抱いた、"魔法使いになる"という夢を。

そんな思いは絵本「メラクと3つの魔法」にしっかりと記しました。
どうぞ、ここから全編読めますのでお読みください。
➡︎ https://drive.google.com/file/d/1rKvy6gzdKEzBTU32SZz_WEAwDpuJvbtD/view?usp=sharing


世界が広がる。祭りが始まる。
覚悟しろ2025。


佐藤幸大

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