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カラオケ採点ゲームから学ぶこと
会食や飲み会のあと、カラオケに行く人は多いのではないだろうか。僕はカラオケが好きなので、スイッチが切れる(寝る)まで歌っているタイプだ。場が盛り上がるような飲み曲ももちろん好きだが、どちらかというとカラオケ採点ゲームで楽しむことが多い。
僕の十八番はEXILEの「道」なのだが、自分の好きな歌だから、という理由だけで選曲しているわけではない。有名でみんなも一度は聞いたことがあるであろう、且つ高得点を狙える歌がこの曲だったので、いつの間にか十八番になっていた。本当に一番好きな曲は何かと聞かれたら、ケツメイシの「仲間」と答えるだろう。しかし、ここで仲間を歌っても音程を合わせることは難しく、その場にいる人にとっても聞き苦しい。とても素敵な曲だし大好きだが、敢えて選曲はしない。(転機を迎える人がいるときは、みんなで肩を組んで大熱唱している笑)
無意識のうちに選曲の仕方を工夫していることに気づいた時、カラオケの採点ゲームと仕事には共通点があるなとふと考えたので、今回の記事を書く。
①小さなミスが成果に大きく響く。
カラオケ採点は音程や歌うタイミングが少しでもズレたら減点される。仕事に置き換えると、小さなミスや相手とのコミュニケーションのタイミングにズレが生じると信頼度、顧客満足度が下がる。
②音程が合っているだけでは100点にならない。加点要素を理解し、戦略的に加点を狙う必要がある。
カラオケでいう、最低限=音程である。音程が正しいことに対して、+αの加点要素(例えば、ビブラートや抑揚など)を理解して戦略的に使うことで、初めて100点が取れる。
客観的に自分を分析し「どうすればもっと上手くなるか?この曲はどのような感じで歌えば点数が取りやすいのか?」など自分の勝ちパターンを模索し、掴むことも大切だ。
前回のNoteでも書いたが、競合サービスが多々あるこのご時世、KPI達成だけでは顧客は100%満足しない。ただがむしゃらにやるのではなく、クライアントのニーズを理解し、戦略的に思考し実行する。更にそこにプラスαの付加価値を付け、クライアントの期待値を超える状況を作ることが重要だ。場当たり的ではなく、自分の中でいくつか勝ちパターンを持っておく+ どうすると成功するか?思考し続けなければならない。
③こだわりは二の次。まずは高得点を狙いにいく。
自分が歌いたい歌と高得点が狙える歌は違う。冒頭でも話したとおり、僕の場合、EXILEの「道」とケツメイシの「仲間」が選択肢としてあるが、点数を重視する場合、ここではEXILEの「道」を選曲するべきだ。
仕事でも同じで、自分のこだわりやプライドではなく、顧客貢献度の高いものを最優先に考えなければならない。
ちなみにリアライズのメンバーはみんな歌が上手い(笑)
カラオケ採点とは少し逸れるが、場の雰囲気を考えて選曲ができる人は、聞き手や場の空気を考えることができるので、チームワークがある人が多いなと個人的には思っている。
僕は、日常の様々な出来事を「ビジネスだとどうか?」と置き換えて考えることがある。思考していくと、ビジネスに全く関係なさそうな出来事や場面であっても、案外共通点が見つかったり、課題や学ぶことが多々あるなと気づかされる。