優れた見本帳やサンプルをつくるため、リアルな現場に身を置く必要性
良い見本帳をつくるための必須事項ではないかもしれませんが、製品が現場でどのように施工されているかということを体感すると、製品への理解が深まるように思えます。
以前防水材トップコートの色見本帳を作るにあたり、メーカー様と共にたくさんのビルや校舎、集合住宅居の屋上へ足を運び、防水工事の現場を拝見したことで、塗板見本製作への見方が変わったように思えました。
また漆喰の壁で覆われた室内に身を置くことで、夏の調湿効果を体感し、見本帳づくりの意義や、製本の良さをお伝えする使命感を覚えました。
クロス(生地)見本帳をつくる際は、実際のチェアを買い、座っています。
全ての製品を体感することは出来ませんが、表面的な販促ツールにならないよう理解に努めております。ジャ〇ネットの高田社長は、商品を売る前に「本当に良い商品か自ら使ってみる」と仰っていました。その域まで届いているか解りませんが、我々リアルカラーも見本帳をつくりながら商品への理解を深める努力を続けて参ります。