
光触媒塗料の塗装色見本帳をつくりました
リアルカラーの風間です。先日、光触媒塗料の実装色見本帳の制作をお請けしました。我々は塗料メーカーでは無いので、光触媒という我々の中では稀有な塗料で上手に仕上げるための留意点をメーカーの方に伺い、口径の少し広いガン(ハンドピース)を買い足してトライしました。
光触媒とは、文字通り「光」を触媒にして特殊性能が引き出される塗料、という程度の理解をしていて、その源は含有しているマイクロカプセルの中にある剤料により、自助浄化作用や調湿機能、耐久性能が発揮される、という理解をしています。
あいにく、塗料を用紙へ塗布する経験値しかないため、長期間実材料で仕上げた空間に身を置いた経験が無く、解説力に欠けている自覚はあります。
光触媒塗料のデメリットとして、高価格であること、発色性に劣ること、施工が難しいといった点を聞きますが、色見本帳を作らせていただいた時、確かに少し塗装は難しい(慣れの問題)と感じましたが、発色という点では綺麗にカラーバリエーションの展開が成されている感があり、巷で聞くようなデメリットは少なく思えました。
感覚的には塗料メーカー様からの製品数は未だ多くないように見受けられますので、もし価格面がネックだとすると、長期的な視点でもっと普及して欲しいと個人的には思っています。メーカーの方曰く、建築用以外にも家具や板硝子など様々なものへ塗装ができるそうなので、光触媒塗料の認知度アップのため、弊社リアルカラーも一助を担えると幸いです。
特に実装見本の必要な塗料だと思いますので、サンプル帳制作のご相談をお待ちしています。