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【島】は言霊の位置・区別を占める場所

『古事記と言霊』を学び、わたしなりの解釈で、日常生活との繋がりを見ています。

わたしが理解した文で書いていますので、本での文であったり、古事記の文であったり、話し言葉になったりします。



前回の【島生み】では、淤能碁呂島ができました。

この【島】とは、
渾沌としていることが締まり、
ああ、スッキリした!という状態のことを言っていました。

実際に整理整頓されて、生まれた言霊の位置を占めるための座が【島】として生まれてきます。


○淡道の穂の狭別の島○

言霊 ウ
天之御中主の神
言霊 アとワに分かれるのがここからという区分


○伊予の二名島○

言霊 アとワ
高御産巣日の神、神産巣日の神
主体と客体に分かれます。
言霊 イとヰの現象を創造する働きの予めの区分

伊予の二名島は、
「身一つにして面四つあり」
と説明されています。

○面四つ○

言霊 オエヲヱ
言霊 オ…愛比売(えひめ)、伊予の国
言霊 エ…飯依比古、讃岐の国
言霊 ヲ…大宜都比売、粟の国
言霊 ヱ…建依別、土佐の国


○隠岐の三つ子の島○

上記の面四つのこと。
隠岐とは、隠り神ということで、
伊予の二名島に4つ隠れていますよ、
ということかと判断しました。

4つなのになぜ三つ子?
3段目に現れる言霊、という意味らしいです。


○筑紫の島○

言霊 チイキミシリヒニ
「身一つにして面四つあり」

言霊 チイ…豊の国、豊日別(とよ)
言霊 シリ…筑紫の国、白日別(しら)
言霊 キミ…熊曽の国、建日別(くま)
言霊 ヒニ…肥の国、建日向日豊久士比泥別

チイ(とよ)
シリ(しら)
キミ(くま)
それぞれの2文字同士が50音図の同じ行にあります。
キミは(たけ)じゃないのが気になりますけど…

ヒニも(ひの)で合わせれば同じ行なのに別の説明がありました。


○伊岐の島○またの名を○天比登都柱○

言霊 イ・ヰ
イザナギ様・イザナミ様
アオウエイとワヲウヱヰは一つとなって
天之御柱=天比登都柱
精神宇宙の今ここ(中今)に立っています。
心の全ての現象はここから現れ出て、ここに帰って行きます


心の先天構造、5段階層、17の言霊の島ができました。天津磐境(あまついはさか)と言います。


この心の先天構造の理解がすごく大切なんだなぁと思えてきました。

だって、なかなか子生み、子音の話に移らないから。。。


心の先天構造、まだ自覚がなく意識できない頃のこと。
言葉として発音されて初めて現象となる。

頭の中で考えていても言葉として発すると違った意味になって伝わってしまうことが多々ある。

自分で考えていたことよりも発した言葉が本当の意味であるのかもしれないなぁと思った。

あれこれ考えているのが余計なことで、本当はもっと単純で、伝えようとするから伝わらないのか?

何にしろ、複雑化するのは辞めて「今、ここ(中今)」を意識することとしましょ。



ありがとうございます😊

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